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まつきあゆむ、突然のアルバム発表「2018年のマニュアルトランスミッション」

6年近く前2018年04月27日 13:05

まつきあゆむが本日4月27日、ニューアルバム「2018年のマニュアルトランスミッション」を発表した。

まつきが作品をアルバム単位で発表するのは、2013年6月の「TERRAFORMING (alternative)」以来。2010年以降はCD流通から離れた音楽活動を行ってきたまつきだが、本作もまたiTunes StoreやOTOTOYなどの音楽配信サイトとサブスクリプションサービスのSpotify、Apple Musicのみの取り扱いで、CDなどのフィジカルリリースは予定されていない。なおOTOTOYでは24bit / 48kHzのハイレゾ音源も配信されている。

本作にまとめられた23曲は、彼が近年“新曲の嵐”と題してSoundCloudで公開していた楽曲から選りすぐられたもの。まつきは今作をアルバムとして発表した理由について「アルバムという単位は消失し、全ての音楽と価値はシャッフルされ、CDも、ハードディスクに詰め込んだ音楽ファイルでさえ時代遅れになりつつあるそんな時代に自分が残しておきたかった作品です」と述べている。

まつきあゆむ「2018年のマニュアルトランスミッション」収録曲

01. 音楽の森
02. OとA
03. BLUEBLUE/解凍
04. スタンドアロン東京
05. 台風トーク
06. ベッドルームドリーマー
07. BREAKING NEWS
08. 博士の非常な愛情
09. (My name is)Shooting Star
10. Progressive Bar
11. 熱力学第二法則
12. ビールを2つ
13. オーバーフロウブラスバンド
14. セロファンテープオーケストラ
15. 濃縮還元ジュース
16. 夏のセンターグラウンド
17. 5月の商店街
18. ジャーニー
19. 連想ゲーム同好会
20. ITSUKA
21. 未来を君に
22. The End of The Year(It’s Hard isn’t it?)
23. ブランニューカレンダー

まつきあゆむ コメント

このアルバムは寄せ集めのような集合です。2010年代半ば以降に作曲してSoundcloudに公開された音楽の集合体です。
そういった意味では所謂「新作アルバム」とはちょっと違った意味合いのアルバムかもしれません。
ただ、その時々を反射した楽曲が羅列された集合を、今1つにまとめてweb上に存在させておきたかったのでリリースしました。
本作はSpotifyでのストリーミングやiTunes store等の販売のみで以前のまつきあゆむ作品群のような自主経路データ販売の予定はありません。

これらの色々な事柄の大きな理由は、自分の中でのインターネットの役割と音楽のあり方の変化によるものです。
アルバムという単位は消失し、全ての音楽と価値はシャッフルされ、CDも、ハードディスクに詰め込んだ音楽ファイルでさえ時代遅れになりつつあるそんな時代に自分が残しておきたかった作品です。

この作品は「2018年のマニュアルトランスミッション」という名前で「星の数ほどのmp3」という歌いだしで始まります。
多くの楽曲は発表時よりアレンジや楽器に手を加えたり、ミックスを新たに行なったり、リフィニッシュしてあります。
そしていままでの作品と同じく、ヘッドフォンでの大音量リスニングに最適化されています。

この寄せ集めの集合をどうかあなたが楽しめますように。

2018/04/27 まつきあゆむ

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