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「超ボーカリストオーディション」候補者7人が渋谷の路上で歌声アピール

6年近く前2018年05月24日 10:04

SDRが開催しているオーディション「超ボーカリストオーディション」の3次審査通過者7名が本日5月24日に東京・渋谷で路上ライブを行った。

この路上ライブはオーディションの審査の一環として行われたもの。7人は1人ずつ順に路上に立ち、持ち時間10分の中で自身が決めた歌唱曲を披露したほか、それぞれが考えた自己アピールを行って道行く人に応援を求めた。

トップバッターを務めた森英寿はライバル6人の「がんばれ!」という声を受けてマイクを握ると「今オーディションの審査を行っていて、僕は候補者の1人の森英寿といいます。これから歌います」と宣言。通行人の足を止めるべく、クリス・ハート「I LOVE YOU」で思い切り歌声を響かせる。彼の歌に数人が足を止めると、森は残り時間で観客にリクエストを求め、久保田利伸「LA・LA・LA LOVE SONG」をワンコーラス披露した。続く奥武大輔は「どうしても歌手になりたいという夢があります」と思いを伝えると「僕のこの声が届いて、少しでも『いいな』と思ってもらえる方がいたら足を止めてもらえるとうれしいです」と続ける。歌唱曲はサスケの「青いベンチ」で、この曲を歌い終えると「オーディションにも注目してほしいですし、その中で僕はがんばるので応援してください」と改めて訴えた。

3番手で観客の前に立ったのは福岡県出身の大塚太一。「初の路上ライブだし、それが地元ではなく東京ということでとても緊張しています」と照れ笑いを浮かべると、彼はゆず「またあえる日まで」を歌った。「テンポのいい曲なので」と聴衆に手拍子を求め、自身もリズムに乗りながらのパフォーマンスで個性をアピールする。石井翔也は「緊張しいなので温かく聴いていただけたら」と呼びかけ、指田郁也「花になれ」を歌唱。歌声に緊張をにじませながらも、懸命に思いを届け「僕以外の人たちはみんな僕にないものを持っていて『いいな』と思うけど、逆に僕にしかないものもあるのかなと思います。自分ではそれが何かまだわからないけど、皆さんが感じ取ってくれていたらいいなと思います」とコメントした。

「皆さん、最近ハマっているアーティストさんはいますか? 僕は女性アーティストにハマっていて」と切り出したのはケビン。この言葉のあとに彼はあいみょん「愛を伝えたいだとか」をワンコーラス歌うと、以前3doorsというユニットに所属していた際に磨いたという歌い分けの特技を披露すべく、スキマスイッチ「奏(かなで)」を演歌ふうに歌い上げて観客を楽しませた。6番目に登場した石綿宏司は「歌をたくさん届けたいので、しゃべるよりも歌おうと思います」と宣言。清水翔太「『アイシテル』」と絢香「みんな空の下」の2曲をしっかり歌うと、最後に自身のSNSをアピールして持ち時間を終えた。

7人のトリを務めた寺坂尚呂己は冒頭、片手を挙げながら「渋谷の皆さん! 山崎賢人でーす!」と叫んで観衆の笑いを誘う。即座に「嘘です、すいません」と謝ると、彼は「今ノリにノッてるスターダストプロモーションの俳優、寺坂尚呂己です」と元気に自己紹介し、徳永英明のカバーバージョンで中島みゆき「時代」を歌い上げた。それぞれのやり方でパフォーマンスを完遂すると7人はそれぞれに感想を語り、ケビンは「合宿審査で学んだ思い切りや全力を出すということへの挑戦ができました。楽しかったです」とコメント。寺坂は「爪跡を残せました!」と語り、奥武は「集まった皆さんのお陰で貴重な経験ができました」と感謝した。最後に7人はスクランブル交差点前に移動すると全員でGReeeeN「キセキ」をワンコーラス合唱し、この日の審査を終えた。

彼らは今後、5月29日に最終審査ライブに臨む。このライブはニコニコ生放送で中継が行われ、視聴者はリアルタイムで投票を行うことが可能なので、気になる人はチェックを。また、現在行われているオーディションの2次募集は、5月31日が受付の締め切りとなっている。