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渋谷系を掘り下げる Vol.8 1990年代生まれが作る渋谷系プレイリスト

4年以上前2019年12月27日 11:05

1990年代に日本の音楽シーンで起きた“渋谷系”ムーブメントを複数の記事で多角的に掘り下げていく本連載。第8回は1990年代生まれのアーティストによる“自分にとっての渋谷系”をテーマにしたプレイリストを掲載する。渋谷系カルチャーが確立された時期に幼少期を過ごした彼らは、20代になった今、渋谷系の音楽をどのように捉えているのか。オカモトコウキ(OKAMOTO'S)、島田翼(PRIZMAX)、テンテンコ、Natsuki Kato(Luby Sparks)、原田晃行(Hi, how are you?)、BIM(THE OTOGIBANASHI'S)、PORIN(Awesome City Club)、松尾レミ(GLIM SPANKY)、MICO(SHE IS SUMMER)の9人に、渋谷系をテーマに1990年代に発表された楽曲のみでプレイリストを作ってもらった。

オカモトコウキ(OKAMOTO'S)

プレイリスト名

(リアルタイムではない世代による)渋谷系

プレイリスト

01. THE SUN IS MY ENEMY / 太陽は僕の敵(Cornelius / 1993年)
02. ベイビィ・ポータブル・ロック(ピチカート・ファイヴ / 1996年)
03. United Future Airlines(United Future Organization / 1994年)
04. クールクラブへようこそ(ROUND TABLE / 1999年)
05. It's a Beautiful Day(カーネーション / 1995年)
06. 星空のドライヴ(サニーデイ・サービス / 1994年)
07. Getting Over You(藤原ヒロシ / 1994年)
08. KNOCKIN' ON YOUR DOOR(L⇔R / 1995年)
09. Cold Summer(Buffalo Daughter / 1996年)
10. ラブリー(小沢健二 / 1994年)

コメント

渋谷系って、特定の音楽ジャンルじゃなくてムーブメントですよね。
なのでこれらがそう、って明示するのは非常に難しい。誤解や語弊もあるし。
リアルタイムじゃないけどその言葉が使われたニュアンスはわかりますね。
それに伴うミュージシャン側の認識や世間の認識とのズレもね。
もちろん軸となるものはありますよ、フリッパーズ、信藤三雄氏、95年……
でも最終的には、要は尊敬ゆえの引用、愛ゆえのサンプリングetc……姿勢としての話だと思います。
なので、そんなようなことを感じさせる自分の好きなその年代の曲を。
そんなことを考えながら選んでたら、結局王道になりました。

プロフィール

1990年生まれ。4人組ロックバンド・OKAMOTO'Sのギター担当。2019年に初のソロアルバム「GIRL」を発表し、2020年1月には同作の12inchアナログ盤がリリースされる。バンドとしては2010年に1stアルバム「10'S」でメジャーデビューし、以降楽曲制作やライブ活動の傍らさまざまなアーティストとのコラボレーションにも取り組む。2019年に8thアルバム「BOY」をリリース。同年にアニメ映画「HELLO WORLD」の劇伴制作を担当し、同作のサウンドトラックもリリースした。

OKAMOTO'S OFFICIAL WEBSITE
オカモトコウキ(@Okamotokouki) | Twitter
オカモトコウキ(@okamotokouki)|Instagram

島田翼(PRIZMAX)

プレイリスト名

再解釈するカルチャーハブ的音楽

プレイリスト

01. Go Go Round This World!(フィッシュマンズ / 1994年)
02. invisible man(ORIGINAL BROWN)(MONDO GROSSO / 1994年)
03. 春はまだか(浜田雅功 / 1997年)
04. ニッポンへ行くの巻(ユニコーン / 1991年)
05. パンと蜜をめしあがれ-JP version(クラムボン / 1999年)
06. REALIZE(Main)(bird feat. SUIKEN + DEV LARGE / 1999年)
07. 情熱(UA / 1996年)
08. Blow Your Mind -森オッサン チョイチョイ キリキリまい(GEISHA GIRLS / 1995年)
09. (E)na(岡村靖幸 / 1990年)
10. CITY FOLKLORE(Remix of The Maiku Hama Theme)(KYOTO JAZZ MASSIVE / 1994年)
11. 東京は夜の七時(ピチカート・ファイヴ / 1993年)

コメント

自分が2010年頃にターンテーブルを譲ってもらったときに一緒にもらったレコードがPizzicato Fiveの「Made In USA」でした。“渋谷系”はなんとなくしか聴いてこなかったのですが、音楽やライフスタイルのジャンルという垣根を超えた、いわゆるカルチャーのハブ的機能を持つもので、それがまたオルタナティブなカルチャーとして昇華したものであると考えました。このプレイリストでは定番のアーティストから、当時は“渋谷系”と解釈されていなかったであろう楽曲までを僕なりに再解釈してコンパイルしました。

プロフィール

1996年生まれ。EBiDANに所属するダンス&ボーカルユニット・PRIZMAXのパフォーマーで、DJとしても活動している。PRIZMAX としては2013年に1stシングル「Mysterious Eyes / GO!」でCDデビュー後、コンスタントに作品発表およびライブ活動を行う。2019年4月には新メンバーを加えた7人体制初のアルバム「FRNKSTN」をリリース。12月にシングル「愛をクダサイ / Beginning」を発表した。

PRIZMAX
島田 翼(@tsubasa_shimada) | Twitter
島田 翼(@tsubasa_shimada)|Instagram

テンテンコ

プレイリスト名

テンテンコの渋谷系

プレイリスト

01. STAR FRUITS SURF RIDER(Cornelius / 1997年)
02. Speaker(OOIOO / 1997年)
03. Fitting(Motorhead and fuck version)(SEAGULL SCREAMING KISS HER KISS HER / 1996年)
04. Pikadom(想い出波止場 / 1997年)
05. LI303VE(Buffalo Daughter / 1996年)
06. Rocket to DNA(Noise Ramones / 1999年)
07. コジコジ銀座(ホフディラン / 1997年)
08. 0718 アニ ソロ[Remixed by 暴力温泉芸者](スチャダラパー / 1995年)
09. 今夜はブギー・バック(smooth rap)(スチャダラパー featuring小沢健二 / 1994年)

コメント

私に多大なる影響を与えてくれた渋谷系(?)は……トラットリア(Trattoria Records)、SHOCK CITY、暴力温泉芸者です! Spotifyには残念ながらないものが多かったので、なんとかトラットリア、SHOCK CITYからリリースをしていた人たちの当時の音源などを選んでみました。そして、リアル90年初期、テンテンコが泣きながら幼稚園や小学校に通っていたとき、励ましてくれたポンキッキーズやコジコジも渋谷系なのでした! いや~、あのときはありがとう!

プロフィール

1990年生まれ。2013年にBiSに加入し、2014年のグループ解散とともにフリーランスとして活動を始める。2016年に1stデジタルシングル「放課後シンパシー」、ソロ名義初のミニアルバム「工業製品」をリリース。2017年にミニアルバム「きけんなあなた」、2018年にカバーアルバム「ALL YOU NEED IS CAT~猫こそはすべて」、2019年には自主制作の音源集「Deep & Moistures: The Best of Private Tracks」をリリース。現在はDJとして活動しているほかライブや楽曲制作、執筆活動なども行っている。

テンテンコ
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テンテンコ(@tentenko_ooo)|Instagram

Natsuki Kato(Luby Sparks)

プレイリスト名

90'sミューズたちの渋谷系オルタナティブ

プレイリスト

01. Missing(Everything But The Girl / 1994年)
02. キャッチー(ピチカート・ファイヴ / 1992年)
03. Spring(Saint Etienne / 1991年)
04. ゼリー(UA / 1996年)
05. Strangers(Portishead / 1994年)
06. No Ordinary Love(シャーデー / 1992年)
07. Diagonals(Stereolab / 1997年)
08. ELASTIC GIRL(カヒミ・カリィ / 1995年)
09. Carnival(The Cardigans / 1995年)
10. あたしはここよ(Chara / 1999年)

コメント

洋楽主義の両親でもよく家や車でかけていたUAや、Mステで爆音のバックバンドの音とそれにかき消されそうなハスキーボイスで英詞を歌う映像が衝撃だったカヒミ・カリィなど、当時の日本のミューズを中心に彼女たちへの影響を感じる楽曲を織り交ぜたプレイリストです。ネオアコースティックからR&B、トリップポップにクラブミュージック、国や人種関係なくアーティスト皆がさまざまなジャンルを縦横無尽に行き来し、洋邦問わず同列で音楽を聴ける時代。そんな1990年代をリアルタイムで過ごせなかった僕にとって"渋谷系"は、オシャレで多様性溢れる永遠に憧れのカルチャー。

プロフィール

1996年生まれ。2016年結成の5人組バンド・Luby Sparksのベースとボーカルを担当しながらDJや執筆活動などを行う。バンドは2017年にイギリスの音楽フェス「Indietracks Festival」に出演し、翌2018年に全編ロンドンで制作した1stアルバム「Luby Sparks」と4曲入りの音源集「(I'm)Lost in Sadness」をリリース。以降楽曲制作の傍らThe Vaccines、The Pains of Being Pure at Heartといった海外アーティストの来日公演のフロントアクトも務める。

SPACE SHOWER MUSIC|Luby Sparks
Natsuki Kato(@natsukikato123) | Twitter
Natsuki Kato(@natsukikato123)|Instagram

原田晃行(Hi, how are you?)

プレイリスト名

チョイスで会おうぜ! シブヤ系うらりんご

プレイリスト

01. Pop Queen(ベン・リー / 1994年)
02. Big Foot(The Legendary Jim Ruiz Group / 1998年)
03. 青空のかけら(LONG VACATION / 1992年)
04. Easy Love Baby(Remix)(NUKEY PIKES / 1999年)
05. メロンの切り目(細川ふみえ / 1994年)
06. MY SPINNING WHEEL(DOOPEES / 1995年)
07. 欲望(ライヴ「大欲望」ヴァージョン)(阿部義晴 / 1994年)
08. Tighten Up(Moonflowers / 1992年)
09. Push th' Little Daisies(Ween / 1992年)
10. 3 a.m. op 午前3時のオプ(フリッパーズ・ギター / 1990年)
11. The Only Living Boy in New Cross(Carter The Unstoppable Sex Machine / 1992年)
12. ナウ ロマンティック(KOJI 1200 / 1995年)
※「ZIN-SAY!」の「A」はウムラウト付きが正式表記。

コメント

「ポンキッキーズ」「トラットリア」「バンドブーム」「HEY!HEY!HEY!」辺りを念頭に選曲しました!!!!!!!
Spotifyにないものですと、鈴木蘭々「泣かないぞェ」、ZIN-SAY!「We're the 明大前」、SNAPSHOT「魅力不足の彼に『好きです』ってカンジ?」、ロケチリ、jenny on the planetが候補でした。
「桑田佳祐調で歌うとハマるFGの曲午前3時のオプ説」もやんわり提唱させて頂きます。

プロフィール

1992年生まれ。馬渕モモ(Key, Vo)との京都発の男女ポップデュオ・Hi, how are you?のギターとボーカル担当。2013年にROSE RECORDSより8cm短冊シングル「バンホーテン」をリリースし、以降も楽曲制作とライブ活動を積極的に行う。2018年に4thアルバム「機嫌予報図」、シングル「ドリーム・キャッチャーII」、7inchアナログ「Merry Xmas, Hi,how are you?」を発表。また翌2019年8月にはシャムキャッツが主宰するTETRA RECORDSより5thアルバム「Shy, how are you?」をリリースした。

Hi, how are you?
泣かないぞェ(@don__t__cry) | Twitter
ハラダ(@ha__ra__da)|Instagram

BIM(THE OTOGIBANASHI'S)

プレイリスト名

聴いてると大人になった気がした in SBY 宇田川

プレイリスト

01. MIC CHECK(Cornelius / 1997年)
02. ヒマの過ごし方(スチャダラパー / 1993年)
03. 行方不明(キングギドラ / 1995年)
04. 病む街(MICROPHONE PAGER / 1995年)
05. 隣の芝生にホール・イン・ワン(RHYMESTER, BOY-KEN / 1999年)
06. 星空のドライヴ(サニーデイ・サービス / 1994年)
07. 後者 -THE LATTER-(スチャダラパー / 1993年)
08. さいだぁぶるーす(かせきさいだぁ / 1996年)

コメント

テレビから聴こえてくる音楽以外にも興味を持ち始めた12~13歳頃。
1993年生まれが2000年代に聴いてた90年代の日本の音楽、いろいろありすぎたし入れたい曲がSpotifyに入ってなかったりして残念だったけどこんな感じです!
「渋谷系」って言葉は当時知らなかったから、中学生のときに緊張して渋谷に遊びに行くときに聴いてたプレイリスト。

プロフィール

1993年生まれ。THE OTOGIBANASHI'S、CreativeDrugStoreのメンバーとして活動中。2017年より本格的にソロ活動をスタートさせ、2018年にはPUNPEE 、OMSB(SIMI LAB)、VaVa、JJJらが参加した初のソロアルバム「The Beam」を発表。2019年にはSTUTSプロデュースによる楽曲「Veranda」を配信リリースした。THE OTOGIBANASHI'Sとしては2012年に「TOY BOX」、2015年に「BUSINESS CLASS」の2枚のアルバムを発表した。

Summit|BIM
BIM(@bim_OTG) | Twitter
BIM(@bim_otg)|Instagram

PORIN(Awesome City Club)

プレイリスト名

1990

プレイリスト

01. 接吻 kiss(ORIGINAL LOVE / 1993年)
02. 戦場に捧げるメロディー(東京スカパラダイスオーケストラ / 1999年)
03. ナウ ロマンティック(KOJI 1200 / 1995年)
04. カルアミルク(岡村靖幸 / 1990年)
05. 東京は夜の七時(ピチカート・ファイヴ / 1993年)
06. チェリー・ヴァニラ(細川ふみえ / 1992年)
07. スロウライダー(サニーデイ・サービス / 1999年)
08. Camera! Camera! Camera! -カメラ!カメラ!カメラ!-(フリッパーズ・ギター / 1990年)
09. 今夜はブギー・バック(smooth rap)(スチャダラパー featuring小沢健二 / 1994年)
10. いちょう並木のセレナーデ(小沢健二 / 1994年)

コメント

私が生まれた1990年。音楽にファッションに、その時代はとても自由で華々しく感じる。過ごしてみたかった青春。
渋谷系のストリートに根付いたユースカルチャーはとても力強く、今も若者たちの目を輝かし続けている。
そんな、今も色褪せずこころに響いてくる楽曲を、自分なりの解釈で選曲させていただきました。

プロフィール

1990年生まれ。Awesome City Clubのボーカルとシンセサイザーを担当。2018年に自らディレクターを務めるアパレルブランド・yardenをスタートさせた。Awesome City Club としては2015年に1stアルバム「Awesome City Tracks」を発表し、以降楽曲制作の傍ら全国ツアーや国内外の大型音楽フェスティバルに出演するなど積極的に活動中。2019年に音楽レーベル「avex / cutting edge」に移籍し、2020年から3カ月連続で配信シングルとアルバムをリリースする。

Awesome City Club OFFICIAL WEBSITE
Awesome City Club(@CcAwesome) | Twitter
P(@ppporin)|Instagram

松尾レミ(GLIM SPANKY)

プレイリスト名

私の渋谷系

プレイリスト

01. ELASTIC GIRL(カヒミ・カリィ / 1995年)
02. Gordon's Gardenparty(The Cardigans / 1995年)
03. TOKYO TO LONDON / トウキョウ・トゥ・ロンドン(カジヒデキ / 1997年)
04. トゥイギー・トゥイギー(ピチカート・ファイヴ / 1991年)
05. Heartbeat(Tahiti 80 / 1999年)
06. 恋とマシンガン -Young, Alive, in Love-(フリッパーズ・ギター / 1990年)
07. スロウライダー(サニーデイ・サービス / 1999年)
08. 愛し愛されて生きるのさ(小沢健二 / 1994年)
09. あの娘が眠ってる(フィッシュマンズ / 1991年)

コメント

渋谷系が世間でムーブメントになっていた頃、わたしは保育園~小学生でした。
親はレコードマニアでギャラリー兼雑貨屋もしており、そのムーブメントの中にいました。
知り合いのDJがセレクトしたカセットをもらったり、両親のZINEを眺めたり、休日は東京へ行って刺激を受けたり。そこで聴いていたのがまさにフリッパーズやピチカートでした。
カジヒデキさんが「ラ・ブーム~だってMY BOOM IS ME~」でMステに出たときも親と「カジくーん」って見ていたなあ。
特に野宮さんのファッションには影響を受けており、60年代のファッションに幼いながら興味を持っていました。
ナイスなサウンドを鳴らす渋谷系のミュージシャンたちが影響を受けたレコードや、そのとき改めて評価されたネオアコ / ギターポップも家にあったのでよく聴いていました。
というわけで、わたしは渋谷系で育ったと言っても過言ではないのです。
GLIM SPANKYの表現にもかなり影響を受けています。
(驚く人、意外だという人もいるけど、全然わかってない! と思っちゃう)
幼少期、小学生時代にリアルタイムでがっつり聴いていた曲たち・本当によく聴いたミュージシャンを並べた「わたしの渋谷系」です。

プロフィール

1991年生まれ。亀本寛貴(G)との2人組ロックユニット・GLIM SPANKYのボーカルとギターを担当。2007年のバンド結成後、2009年にコンテスト「閃光ライオット」で14組のファイナリストの1組に選ばれる。2014年に1stミニアルバム「焦燥」でメジャーデビューし、以降も楽曲制作の傍ら積極的にライブ活動を行う。2018年にシングル「愚か者たち」、4thアルバム「LOOKING FOR THE MAGIC」、翌2019年にシングル「ストーリーの先に」をリリースした。

GLIM SPANKY
松尾レミ(@remimatsuo) | Twitter
REMI MATSUO(GLIM SPANKY)(@remimatsuo)|Instagram

MICO(SHE IS SUMMER)

プレイリスト名

90's フェミニン・フィーリング

プレイリスト

01. JAWS!!(SPOOCHY / 1999年)
02. ZOOM UP!(カヒミ・カリィ / 1995年)
03. レイニー カインド オブ ラブ(渡辺満里奈 / 1990年)
04. Pikebubbles(The Cardigans / 1994年)
05. Be My Baby(ヴァネッサ・パラディ / 1992年)
06. きみみたいにきれいな女の子(ピチカート・ファイヴ / 1998年)
07. ロマンス(原田知世 / 1997年)
08. Heaven's Kitchen(BONNIE PINK / 1997年)
09. Flowers(Cibo Matto / 1999年)
10. ミルクティー(UA / 1998年)

コメント

自分自身が大きく影響を受けた、フェミニンな気分を纏った、女性ボーカルだけの90's渋谷系~派生系をリストしました。 一押しは、一番大好きな、Spoochyという西寺郷太さんプロデュースの3人組ガールズ・ユニット! 最高のガーリーミュージックなので、キュートな音楽が好きな皆さんにぜひ聴いてほしいです。歌詞も本当にわくわくしちゃう。

私と渋谷系の出会いは、10代の頃働いていた、渋谷のカフェで流れていたLampに心奪われたことから始まりました。そこからスウェディッシュポップなどを聴くようになり、カヒミ・カリィさんも大ファンでした。渋谷系全般にどこかアンニュイなボーカルが私は大好きです。

プロフィール

1992年生まれ。ボーカリストとして参加していたエレクトロポップユニット・ふぇのたすが2015年に解散。その後2016年にソロプロジェクト・SHE IS SUMMERを始動し、同年に4曲入りのCD「LOVELY FRUSTRATION E.P.」を発売した。翌2017年に1stアルバム「WATER」をリリース。2019年にはおかもとえみ、東郷清丸、Mikeneko Homeless、片寄明人(GREAT3)が参加した2ndアルバム「WAVE MOTION」を発表した。2020年2月より東名阪ツアー「WAVE MOTION TOUR」を行う。

SHE IS SUMMER 公式WEBサイト
MICO(SHE IS SUMMER)(@mico_sis) | Twitter
MICO(@mico_sis)|Instagram

イラスト / 小山ゆうじろう 構成 / 瀬下裕理

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