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有頂天2年目のラママ2DAYSワンマン、新曲や貴重なナンバー含む41曲披露

約4年前2020年02月23日 1:07

有頂天のワンマンライブ「有頂天 LA MAMA2days 2020」が2月1、16日に東京・渋谷La.mamaで開催された。

昨年の2月にも渋谷La.mamaで2DAYSワンマンを行った有頂天。今年は両日ダブリは1曲のみ、合計で41曲披露という盛りだくさんな内容のライブとなった。

1日目は「大失敗'85」「大失敗'91」と“大失敗”シリーズの2曲でスタートし、最新アルバム「カフカズ・ロック / ニーチェズ・ポップ」からの1曲「幽霊たち」、“ころころ虫”や“キョコウフクロウ”など過去曲でおなじみのキャラクターが登場する新曲をプレイ。再結成後では初の演奏となる「SUPER■■■■■■R&R SHOW」といった貴重なナンバーも用意され、ファンにはたまらない選曲となった。

COU(G)がメインボーカルを務める「Not Departure」の演奏が終わると、ZIN(Dr)がおもむろにステージ前方へと移動しMCを担当。これまでライブ中ほとんどしゃべることのなかった彼が語り出すと、フロアからは歓声にも似たどよめきが巻き起こった。ZINは来場者たちに感謝の言葉を告げ、舞台裏にはけていたKERA(Vo)をコール&レスポンスで呼び出すよう催促。有頂天のライブではまず見られなかったマイクパフォーマンスに、KERAは「これ恥ずかしい!」と照れながらステージに復帰した。

後半に入ると、彼らは「よいこらしょっと」「へいこらしょっと」と繰り返す歌詞が特徴的な新曲をはじめ、再結成後に制作された楽曲をたっぷりと披露。アンコールでは「心の旅」「アローン・アゲイン」といったアップチューンを挟み、現在も音源化されていない初期の貴重曲「にわとり」で1日目の幕は閉じられた。

2日目の前半はKERA曰く「メンバーも忘れててドキドキしてた」という「TOKYO FUCK ELEPHANTS」、昨年の渋谷La.mamaワンマンでは初期曲メドレー内の1曲として演奏された「WHY」などが届けられた。さらに複雑な曲展開でスリリングなワンシーンが演出された「KARADA」をはじめ、1日目に続き再結成後初披露となる楽曲を中心にしたセレクトでオーディエンスを楽しませた。

疾走感あふれるCOUのメインボーカル曲「SHELL SHOCK」のあとには、KERAに代わりKUBOBRYU(B)がMCが担当。彼は各メンバーのバンド加入当時のエピソードを話題に挙げたり、高校からの同級生だというCOUと学生時代を振り返ったりと、思い出話に花を咲かせた。さらにKERAは「いつもの軽い致命傷の朝」のデモ曲「踊る猿」をアカペラで歌ってみせるなど、これまで語られることのなかった貴重な話題が次々と飛び出した。

この日のライブ後半、KERAは演劇活動が多忙となるため、今年はライブ活動があまりできなくなることを明かす。しかし楽曲制作に対する意欲は強く、「新しいアルバムどうしよっか?」「有頂天は辞めませんからね。まあ気長に待っててください」と意気込みをのぞかせた。そしてZINの激しいドラムソロが炸裂した「ニュース」、ライブでは定番のナンバー「愛のまるやけ」で2年目の2DAYSワンマンは盛大に締めくくられた。

「有頂天 LA MAMA2days 2020」2020年2月1、16日 渋谷La.mama セットリスト

DAY 1

01. 大失敗'85
02. 大失敗'91
03. 幽霊たち
04. 新曲1(タイトル未定)
05. もっとサティスファイド
06. 四ツ足坂
07. SUPER■■■■■■R&R SHOW
08. 卒業
09. Not Departure
10. 箱(永劫回帰)
11. 城
12. 新曲2(タイトル未定)
13. 猫が歌う希望の歌
14. べにくじら
15. でっかち
16. フューチュラ
<アンコール>
17. 心の旅
18. 千の病を持つ男
<ダブルアンコール>
19. アローン・アゲイン
20. にわとり

DAY 2

01. TOKYO FUCK ELEPHANTS
02. WHY
03. マリオネットタウンでそっくりショー
04. 懐かしさの行方
05. 新曲3(タイトル未定)
06. カイカイデー
07. 嘘つきマーキュリー
08. KARADA
09. SHELL SHOCK
10. ミシシッピ
11. 進化論
12. 100年
13. 新曲4(タイトル未定)
14. ニーチェズ・ムーン
15. コレカラノヒト
16. 2090年のクーデターテープ
17. シュルシュルシュール
18. HAPPY SLEEP
<アンコール>
19. 大失敗'85
20. B.C.
<ダブルアンコール>
21. ニュース
22. 愛のまるやけ

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