JOYSOUND 音楽ニュース
powered by ナタリー
「JOYSOUND X1」公式サイト「ジョイオンプー」LINEスタンプ販売中

梅田サイファーがShangri-Laに集結、好きな仲間と好きなラップで遊び続けた2時間半

「梅田サイファー無観客無料配信LIVE UC Week 20 Summer ~今 ステージの上~」の様子。(Photo by @Hiroya Brian Nakano)
5年近く前2020年07月31日 13:05

梅田サイファーの無観客配信ライブ「梅田サイファー無観客無料配信LIVE UC Week 20 Summer ~今 ステージの上~」が7月24日に大阪・Shangri-Laで行われた。

梅田サイファーは、2007年5月から大阪の阪急梅田駅と阪神梅田駅をつなぐ歩道橋の上で行われてきたサイファーを発祥とするヒップホップ集団。Creepy Nutsで活躍するR-指定をはじめ、各メンバーがソロやユニットで活躍している。今回の無観客配信ライブは7月13日より各メンバーが行ってきた配信ライブ「梅田サイファー連続配信ライブ UC WEEK 20 SUMMER」の締めくくりとして行われたもので、メンバー全員がShangri-Laに集結。トークを交えながら2時間半を超える熱演を繰り広げた。

開演前からファンのコメントであふれかえったYouTubeのチャット画面は、続々と現れたメンバーがステージを埋め尽くすと一気に沸き上がる。KZの「さあ遊ぼうぜ!」という言葉を合図に「始まりのストーリー」でライブを開始した梅田サイファーの面々は、カメラを通して気迫みなぎるラップを視聴者にぶつけ、R-指定がサビを歌う「梅田ナイトフィーバー’19」でパフォーマンスの勢いをさらに加速させていく。「のっけから飛ばし過ぎは危ない」というMCからR-指定、KOPERU、KennyDoesが「OSAKA ANZEN UNTEN」で前のめりなパフォーマンスな繰り広げると「免許見してもらっていいかな?」と刑事に扮したCosaquが登場。取り調べを経て、“危険物”として発見される形でフロアから現れたILL SWAG GAGAは「oddBRED」で荒々しいパフォーマンスを見せた。

トーク後、「HEADSHOT」「Black Pepper Mill」を畳みかけた梅田サイファーは、さらに「トラボルタカスタム」で怒涛のマイクリレーを展開。チャットが爆発的な盛り上がりを見せる中、テークエムやKennyDoesのソロ曲が次々と披露される。自粛期間中の体型の変化に関するトークから始まった「Kenny's Boot Camp」ではメンバーがステージ上でエクササイズしながらラップし、 “痩せのプロフェッショナル”として紹介されたダイエット中のふぁんくはソロ曲「I'm Ready」をエネルギッシュにパフォーマンス。pekoとKENTのユニット・黒衣がクールなラップで視聴者を魅了した「HOW WE DO」に続いては、ドミニカ共和国出身という触れ込みのネピアとヤス八番によるユニット・ドリームフィニッシュがステージに乱入し、「デイドリームフィニッシャー」を披露。下ネタ満載のリリックで場内の雰囲気を一変させたドリームフィニッシュは、さらにpornhub義治、バクシーシ山下清を迎え入れた「ドリームフィニッシュ5」で視聴者を楽しませた。

MCでKZとpekoは、5000人に近い視聴者が配信を見守る中、ひたすら好きなラップを好きな仲間とやり続けてきた梅田サイファーの活動を振り返ると共に周囲の人々に感謝。ソロ曲「WALK」を披露したKOPERUが「歩みを止めないで大きくなって梅田サイファーと一緒に成長していきたい」と語ったあと、梅田サイファーは「道の先にある高み」「決意」とメッセージ性の強い楽曲でそれぞれの思いを熱く歌い上げる。「GO OUT GO BACK」をエモーショナルにラップしたKBDに続いてはKZが「俺らまた笑ってる」を披露し、「相変わらず俺らはラップして遊んでるぜ! 画面の向こうのお前ら生きて元気にしてっか!? いつか会える日、俺は楽しみに待ってるからな!」と呼びかけた。ライブ終盤、JapidiotのOSCA、鉄兵、テークエム、tellaが新曲「SPACE INVADER」や「ジャピでハイ」を披露したあと、メンバーはサイファーを開始。心底楽しげな様子でマイクを回してテクニカルな言葉の応酬を繰り広げ、その勢いのまま「マジでハイ」でライブを締めくくった。

梅田サイファー無観客無料配信LIVE UC Week 20 Summer ~今 ステージの上~

2020年7月24日 Shangri-La セットリスト

  1. INTRO
  2. 始まりのストーリー
  3. 梅田ナイトフィーバー'19
  4. ゼンボー・レノン
  5. Runnin'
  6. OSAKA ANZEN UNTEN
  7. oddBRED
  8. HEADSHOT
  9. Black Pepper Mill
  10. トラボルタカスタム
  11. JEWEL IN THE DARK
  12. XXXXL
  13. 急いでる
  14. Hurry
  15. Kenny's Boot Camp
  16. I'm Ready
  17. HOW WE DO
  18. デイドリームフィニッシャー
  19. ドリームフィニッシュ5
  20. WALK
  21. 道の先にある高み
  22. 決意
  23. GO OUT GO BACK
  24. 俺らまた笑ってる
  25. Glass
  26. SPACE INVADER feat. tella, teppei, テークエム, OSCA
  27. ジャピでハイ
  28. 梅田サイファー
  29. マジでハイ

関連記事

「CENTRAL」ビジュアル

HANAの初海外ステージがYouTubeで観れる、櫻坂46らも出演「CENTRAL」海外公演の映像公開

3日
観客と記念撮影するSabrina、かわにしなつき、#KTCHAN。

新レーベル@LABEL 1.99のイベントに#KTCHANら登場、7月公演のラインナップ発表

8日
YOASOBIの「MUSIC AWARDS JAPAN 2025」でのステージの様子。©CEIPA /MUSIC AWARDS JAPAN2025

藤井風、宇多田ヒカル、Creepy Nuts、YOASOBI、AI、Awichの「MAJ 2025」パフォーマンス動画をYouTubeで公開

9日
「RISING SUN ROCK FESTIVAL 2025 in EZO」ロゴ

「ライジング」にSuchmos、アジカン、宮本浩次、柴田聡子、imase、君島大空、山中さわおら

10日
レッドカーペットに登場したCreepy Nuts。

【MUSIC AWARDS JAPAN】最優秀国内ヒップホップアーティスト賞はCreepy Nuts

10日
レッドカーペットに登場したCreepy Nuts。

【MUSIC AWARDS JAPAN】最優秀楽曲賞はCreepy Nuts「Bling-Bang-Bang-Born」

10日
7つのTHE RUBYを抱えるCreepy Nuts。©CEIPA / MUSIC AWARDS JAPAN2025

「MUSIC AWARDS JAPAN」Creepy Nutsが驚異の7冠!ミセス、羊文学、リーダーズらも受賞

12日
「JASRAC賞 2025」ロゴ

YOASOBI「アイドル」2年連続でJASRAC賞金賞受賞!Creepy Nuts、Adoのあの曲も入賞

17日
「YouTube Music Weekend celebrating the MUSIC AWARDS JAPAN」告知画像

「MUSIC AWARDS JAPAN」ノミネートアーティストの映像をYouTubeで続々配信、タイムテーブル公開中

17日
「MUSIC AWARDS JAPAN」授賞式イメージ

「MUSIC AWARDS JAPAN」で宇多田ヒカル、藤井風、ミセス、YOASOBIら8組パフォーマンス

21日