ONE OK ROCK、ZOZOマリンで渾身のパフォーマンス届けた初配信ライブ「生きてくれよ!」

ONE OK ROCK、ZOZOマリンで渾身のパフォーマンス届けた初配信ライブ「生きてくれよ!」

ONE OK ROCK「ONE OK ROCK 2020 "Field of Wonder" at Stadium Live Streaming」の模様。

ONE OK ROCK が10月11日に千葉・ZOZOマリンスタジアムで、生配信ライブ「ONE OK ROCK 2020 "Field of Wonder" at Stadium Live Streaming supported by au 5G LIVE」を開催した。

新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けて、今年開催予定だった全国ツアーやアジアツアーの一部公演を中止および延期したONE OK ROCK。そんな彼らにとって、「ONE OK ROCK 2020 "Field of Wonder" at Stadium Live Streaming supported by au 5G LIVE」は初の生配信ライブであり、ライブを開催すること自体がひさしぶりのこととなった。公演前日の10月10日にTaka(Vo)のInstagramアカウントで実施された生配信では、彼が配信ライブについて「待ってくれているファンに生のメッセージを伝えたい」と意気込んだ。その言葉通り、4人は配信ライブで渾身のパフォーマンスを披露したり熱のこもった言葉を投げかけたりと、今の思いを視聴者に伝えた。

開演時間を迎え、まず画面に映し出されたのは5月にバンドのYouTube公式チャンネルで公開された動画「完全在宅Dreamer」。しかし途中から4人が演奏をやめて部屋の壁を破壊し始め、元の映像と演出が異なっていく。場面が夜の野外に切り替わると、真っ白な衣装に身を包んだTakaがZOZOマリンスタジアムに向けて全力疾走する模様が届けられる。そのまま彼はToru(G)、Ryota(B)、Tomoya(Dr)が待つステージまで駆け抜け、4人が合流したところでオープニングナンバー「The Beginning」の演奏へ。彼らはライブができる喜びを噛み締めるような表情で、序盤から熱量の高いパフォーマンスを展開した。

この日のステージセットはアリーナにセンターステージを据えた構成になっており、「Taking Off」ではセンターステージの床に設置されたビジョンの映像によって楽曲の世界観が表現された。この曲の演奏には各パートのソロ回しが盛り込まれ、Toru、Ryota、Tomoyaはスキルフルなプレイで視聴者を楽しませた。Takaによる「どうもこんばんはONE OK ROCKです! 待ちに待ったこの日、画面の向こう側の皆さまはいかがお過ごしですか。特別なこのライブ、僕たちの怒りも喜びも、全部ぶちまけてやりたいと思います!」という高らかな宣言に続いて演奏されたのは、清涼感のあるメロディにメッセージ性の強い歌詞を重ねた「Change」。イントロが流れると数十人におよぶダンサーたちが登場し、バンドの軽快な演奏に合わせて軽やかにステップを刻んでステージを彩った。ドローンカメラによる会場の遥か上空からの景色が届けられたあとはMCコーナーへ。Toruは、「調子どうですか皆さん! こういう機会もないし、今日という日を楽しんで帰りたいと思います。皆さん最後までよろしく!」と挨拶した。

中盤にはこの日のために綿密にアレンジされた楽曲群がメドレー形式で披露された。まずバンドはオーケストラサウンドが印象的な「I was King」から「未完成交響曲」「キミシダイ列車」という懐かしい楽曲につなげる。さらに「Clock Strikes」と「One Way Ticket」をマッシュアップするという演出で、楽曲の新たな魅力を存分に打ち出した。メドレーパートの終盤に演奏されたのは、日本では初披露となる「The Last Time」。視聴者はTakaの伸びやかな歌声と煌びやかなサウンドを堪能した。「まだまだいけるよな?」というTakaの煽りから始まった「Start Again」では、Taka、Toru、Ryotaが肩を組み、楽しげに演奏する様子をカメラがズームアップするハートフルな演出も見られた。

バンドの気迫に満ちたパフォーマンスを経て、4人がコロナ禍中に感じた思いや、配信ライブへの意気込みなどを語る事前収録の映像が流れた。画面が再びZOZOマリンスタジアムに切り替わると、観客席に座ったONE OK ROCKの姿が。彼らはTakaとToruがアコースティックギター、Ryotaがアコースティックベース、Tomoyaがカホンとシェイカーという編成で「欲望に満ちた青年団」をプレイした。過去に何度もアコースティックアレンジで披露されているこの曲だが、今回はブルージーなギターリフが印象的なメロディに仕上げられていた。

ここでセンターステージでスタンバイしていたバイオリニストの宮本笑里にカメラが向けられ、彼女による独奏がスタート。バイオリンの流麗な音色によって場内に静謐なムードが醸し出される。一瞬の静寂が訪れたのち、Takaが自身の友人に宛てて作った楽曲「C.h.a.o.s.m.y.t.h.」を、アカペラで歌い始めた。彼は時折空を仰ぎ、情感あふれる歌声を響かせる。サビからは宮本によるバイオリンとToruによるアコギの音色が加わり、エモーショナルな雰囲気を助長。演奏後には画面下部に「“C.h.a.o.s.m.y.t.h.” performed in memory of Haruma Miura」という字幕が表示された。

終盤には、コロナ禍中にTakaと清水翔太が「こんな時代だからこそ、同じ世代のアーティストが集まることで何かできないか?」と話し合い立ち上げた“[re:]project”のメンバーである清水翔太、阿部真央、絢香、Aimer、KENTA(WANIMA)、三浦大知が登場。ONE OK ROCKと共に[re:]projectの楽曲「もう一度」を披露した。[re:]projectメンバーは人差し指を立てて頭上に掲げ、Takaはこの日会場に来れなかったプロジェクトメンバーのNissy(西島隆弘)に向けて「また今度一緒に歌おうね!」と呼びかけた。

4人編成に戻って、ハードロック調の新曲「Wonder」をきっかけにライブはラストスパートに突入。Takaは「ラスト2曲です。短い時間でしたが観てくれてありがとうございました。いつも僕らが言っているメッセージとまったく同じですが、意味合いが少しだけ違う『前を向いてがんばってください』を今からラスト2曲にぶち込んで終わりたいと思います。またきっと会えるよね。俺はそう信じてます。その日がくるのを俺らは待ってる。ずっと」と語った。さらに彼は「We are」の演奏中に、「夢や希望なんてあったもんじゃねえよなって思った瞬間もあったよこの期間に。でもな、俺らが前を向いてる限りそれは絶対なくなんないから! 頼むから、頼むから生きてくれよ! 絶対に。いろんなこと経験して誰かにちゃんと愛してるって伝えてやってくれよ。頼むぞ、いいかお前ら!」と視聴者に訴えかけた。バンドは最後に「Wasted Nights」をプレイ。会場上空に花火が打ち上げられ、メンバーは満ち足りたような表情で空を見上げていた。配信はこの公演のリハーサルの模様を追ったエンドロールで締めくくられた。

ONE OK ROCK「ONE OK ROCK 2020 "Field of Wonder" at Stadium Live Streaming supported by au 5G LIVE」2020年10月11日 ZOZOマリンスタジアム セットリスト

01. The Beginning
02. Taking Off
03. Change
04. I was King
05. 未完成交響曲
06. キミシダイ列車
07. One Way Ticket
08. Clock Strikes
09. The Last Time
10. Start Again
11. 欲望に満ちた青年団
12. C.h.a.o.s.m.y.t.h.
13. Wherever you are
14. もう一度
15. Wonder
16. Stand Out Fit In
17. We are
18. Wasted Nights

撮影:cazrowAoki / Kazushi Hamano / Rui Hashimoto(SOUND SHOOTER)

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