JOYSOUND 音楽ニュース
powered by ナタリー
「JOYSOUND X1」公式サイトJOYSOUND公式キャラクター「ジョイオンプー」

ACIDMAN、プレモルライブで後輩2バンドにエール「画面の向こうでも思いは伝わる」

ACIDMAN
約5年前2020年10月18日 13:07

サントリービール「ザ・プレミアム・モルツ」の購入者を対象としたキャンペーン生配信ライブイベントの第2回が、10月14日に配信された。

今回は「ACIDMAN presents」と銘打ち、ゲストのACIDMANと彼らがレコメンドするMonthly Mu & New Caledonia、Yasei Collectiveが出演。MCを務める綾小路翔(氣志團)は視聴者やアシスタントの辛島菜摘と乾杯し、ACIDMANから大木伸夫(Vo, G)をカウンターに迎えた。大木は台本を手に「翔やんって台本通りやるんだね?(笑)」と冒頭に綾小路が繰り出していたギャグについて指摘し「言うなよ!」と綾小路をあわてさせた。

氣志團とACIDMANは1997年結成の同期。綾小路と大木が23年間を振り返るトークを展開したあとはMonthly Mu & New Caledoniaのライブへ。1曲目「HAGEDARUMA」でパワフルなグルーヴを届けると、門口夢大(Vo)の「今日は最後までぜひ、家でも楽しんでいってください」という言葉から2曲目「U&F」をクールにパフォーマンスした。3曲目「El Sol」でチルアウトしたあと、門口は大木との親交が3年ほどになると語り「ある言葉がきっかけで東京に上京してバンドを始めました。あの頃の何もなかった自分たちがこのステージに立っていることが、いろんなことに悩んでいる人たちの励みになれば」と語り、ラストナンバー「Jamaica」をエモーショナルに演奏した。

「なんだこのかっけえバンド! これはほっといても売れたね、この番組でフックアップする必要ない(笑)」という綾小路の絶賛の言葉に迎えられて門口もカウンターに加わり、それぞれのバンド名を命名した当時のエピソードなどを語り合った。また小学生時代に「木更津キャッツアイ」をきっかけに氣志團を知ったという門口は、中国に転居する飛行機の中で「You&Me Song」を聴いて号泣したというエピソードを明かし、綾小路を感動させていた。

大木から「めちゃくちゃカッコよくてテクニックが半端ないんですよ。音楽というものをテクニックでアートに変えていく」と紹介された次のバンドはYasei Collective。イントロのジャムセッションでじっくりと低音のリズムを刻むと、「Convert」で浮遊感に満ちた独特の音像を響かせる。柔らかなサウンドから激しさを増していく「Liquid」で視聴者を圧倒したあと、松下マサナオ(Dr)は「プレモルどうもありがとう。ACIDMAN先輩がこのあとブチかましてくれると思うので、最後まで楽しんでください」と挨拶。最後に「Trad」の緻密なアンサンブルで締めくくった。

ライブを終えてカウンターに座った松下は綾小路からの絶賛の言葉を受けて「うれしい!」と喜びつつ乾杯。バンドのこれまでの軌跡を振り返る一方、“猫好き”という共通点で大いに盛り上がる。一方、松下は所属事務所の社長でもある大木について「社長は怖いですよ(笑)」、綾小路は「自分のほうが年上なのに出会ったときからタメ口だから(笑)」と暴露して視聴者を笑わせた。

トリを飾るACIDMANのライブは「灰色の街」のエネルギッシュなサウンドでスタート。「波、白く」のタイトなビートが打ち鳴らされたあと、大木は今回のライブについて「僕らもうれしいけど、若いバンドたちを紹介できるのは本当にうれしい。彼らにとって今の状況は非常に難しいので。これをきっかけに知ってくれた人はぜひ応援してあげてください」とコロナ禍の中で活動する後輩たちにエールを送った。9月にリリースした最新シングル「Rebirth」を情熱的に届けた。「世界が終わる夜」の壮大な展開で圧倒したあと、大木は「画面の向こうでも思いは伝わると信じてるから、みんなでこの瞬間生きた証を最後に刻むぞ!」と叫び、ラストナンバー「ある証明」へ突入。圧巻の演奏でそれぞれの思いをファンに届けた。

ライブが終わるかと思いきや、ステージ前には綾小路が現れ「アンコールアンコール! 『赤橙』やってやって!(笑)」と懇願。大木は「本当にやる?(笑)」と苦笑いしつつ、リクエストに応えて「赤橙」の柔らかみのあるサウンドを奏でた。

10月21日に配信される第3回には真心ブラザーズ、オカモトコウキ(OKAMOTO'S)、Reiが、28日配信の第4回にはフジファブリック、トミタ栞、Omoinotakeが出演する。視聴方法はキャンペーンサイトで確認を。

「The Premium Music キャンペーン」生配信ライブ 第2回 2020年10月14日 セットリスト

Monthly Mu & New Caledonia

01. HAGEDARUMA
02. U&F
03. El Sol
04. Jamaica

Yasei Collective

01. Intro
02. Convert
03. Liquid
04. Trad

ACIDMAN

01. 灰色の街
02. 波、白く
03. Rebirth
04. 世界が終わる夜
05. ある証明
<アンコール>
06. 赤橙

関連記事

氣志團(撮影:平野タカシ)

「氣志團万博」2日目はNEWS、RIP SLYME、BUCK∞TICKら熱演 綾小路翔「俺の大好きだけでできてる2日間」

6日
聖飢魔IIと鬼死團。(撮影:青木カズロー)

「氣志團万博」初日で聖飢魔II、ASKA、トニセン、ももクロらが氣志團と豪華コラボ

7日
「氣志團万博2025 ~関東爆音パビリオン~」ロゴ

「氣志團万博」WOWOWで12時間放送、事後特番は舞台裏に密着

10日
「COUNTDOWN JAPAN 25/26」ロゴ

「COUNTDOWN JAPAN」タイムテーブル公開、年越しを彩る3組は

11日
「キントレ」でのバイト体験で「めちゃくちゃ怒られた」と語る髙橋海人(King & Prince)(中央)。©日本テレビ

キンプリ髙橋海人がめちゃくちゃ怒られたバイトとは?綾小路翔は人目を避けてやっていたバイトを告白

12日
「コニャニャチハのコンバンハ!」フライヤー

赤塚不二夫の音楽フェスにリップ、小泉今日子ユニット、砂原良徳、氣志團、おとビら登場

16日
大木伸夫(Vo, G)(Photo by Taka"nekoze photo”)

ACIDMAN、世界平和を願い愛を歌った7年ぶり日本武道館

21日
「Boo Night Tour 2025-26」東京公演出演者

MC Boo主催「Boo Night Tour」東京公演にACIDMAN、coldrain、MWAM、THE&出演

27日
「CDTVライブ!ライブ!」10月27日放送回の出演者。©︎TBS

佐藤健率いるTENBLANK登場「CDTV」にトラジャ、超特急、M!LK、超とき宣、氣志團、直太朗ら13組

約1か月
ACIDMANあ

ACIDMANが宮泉銘醸の日本酒「冩樂」と再コラボ、日本武道館公演にて受注販売

約1か月