泣き虫、素顔を明かした初ワンマン「rendez-vous」で16曲熱演

泣き虫、素顔を明かした初ワンマン「rendez-vous」で16曲熱演

泣き虫(撮影:後藤壮太郎)

泣き虫の初ワンマンライブ「泣き虫1st One-Man LIVE『rendez-vous』」が4月2日に東京・WWWで開催された。

独特のハスキーボイス、多彩なメロディセンス、独創的な言葉選びを駆使した歌詞などが注目を集め、SNSを中心に若い世代から多くの支持を集めている泣き虫。本名、年齢、素顔などが非公表のアーティストとして活動している彼は、今回のライブ「rendez-vous」でひさびさにその素顔を会場に集まったファンに見せた。

オープニングムービーが終わると同時に泣き虫が大きく息を吸って歌い始めたのは「君以外害。」。照明がステージを照らすと、ギター、ベース、ドラム、キーボードのバックバンドを従え、素足でステージに立つ泣き虫の姿が明らかになる。泣き虫はアコースティックギターを手に、キーボーディストと向き合う形で歌い、独特のハスキーボイスで丁寧に歌声を届けていった。

「初めまして泣き虫です。よろしくお願いします」と挨拶した泣き虫は「メチャクチャひさしぶりのライブで、しゃべることが飛んじゃった」と困り気味。「今日は昔の曲も、アルバムの曲もどしどしやっていく」と気合いを入れた彼はハンドマイクを両手で握りしめ「ケロケ論リー。」でパフォーマンスを再開させた。その後も彼は「アルコール。」「9」と最新アルバム「rendez-vous」の楽曲を連発。「いつもライブでコール&レスポンスをやっているんだけど、今日は残念」と語った泣き虫は、「ちょっと飛ばしたのでバラードを1曲やります」という曲振りからミドルテンポの「リスカ。」の演奏へ。「死にたい。死にたい。死にたい。死にたい。」と嘆きのようなフレーズを繰り返した泣き虫が曲の後半で「生きたい。生きたい。生きたい。生きたい。」とポジティブなメッセージを優しく歌い始めると、曲に連動して照明も徐々に明るくなり、曲が終わる頃には会場内が温かな空気に包まれていた。「Shake It Now.」のイントロが鳴り始めると、フロアからは待ってましたと言わんばかりの拍手が巻き起こる。Adoとのコラボ曲として発表されたこの曲を泣き虫は1人で歌い上げてみせ、オーディエンスを沸かせた。

「僕が人生で初めて作った曲」という曲紹介から披露された「からくりドール。」は、泣き虫の初期衝動が詰め込まれたアッパーチューン。彼はエレキギターを手にバンドメンバーと一緒になって演奏を楽しみながらこの曲を歌唱した。「残すところあと2曲」というアナウンスからはミドルチューン「カエル。」の演奏へ。キーボーディストが奏でる美麗なメロディに体を揺らした泣き虫はオーディエンスに手拍子を要求し、会場内は心地よい一体感に包まれた。「ステージに立つと時間が過ぎるのが早い」と感慨深そうに語った泣き虫は、声を出せないオーディエンスの様子を見ながら「映画みたい」と苦笑。「コロナが収まったらまた遊びに来てください。そのときは思いっきり遊びましょう」と声をかけ、本編最後の曲「ネモネア。」を優しく歌い始める。曲の最後に花びらが舞う映像がスクリーンに映し出されるとフロアからは盛大な拍手が上がり、泣き虫は「ありがとうございました」と挨拶をしてライブ本編の幕を閉じた。

アンコールに応え、1人でステージに現れた泣き虫は「部屋の中でアコースティックギターをこっそり弾いていたのが泣き虫の始まり」と語り、アコギの弾き語りで「寝れない電話のうた。」を歌唱。ピンスポットの照明が当たる中、彼はハスキーで柔らかな歌声をしっかりとオーディエンスに届けた。バンドメンバーを呼び込み、この日最後の曲として披露したのは、泣き虫の名を世の中に広く知らしめた「大迷惑星。」。星空のような映像がスクリーンに映し出され、幻想的な光景が広がる中、泣き虫は情感豊かな歌声で「好き」と「嫌い」という相反する感情に揺れ動く葛藤を表現した。最後にフロアに顔を向け、「ありがとうございました」と声をかけた泣き虫は、アウトロの演奏をバンドメンバーに委ねて1人ステージをあとにした。

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