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RADWIMPSと菅田将暉による楽曲が「キネマの神様」主題歌に決定

上段「キネマの神様」場面写真、下段「うたかた歌」レコーディング時の様子。(c)2021「キネマの神様」製作委員会
5年以上前2021年04月08日 22:04

RADWIMPS feat.菅田将暉による楽曲「うたかた歌」が、8月6日に公開される映画「キネマの神様」の主題歌に決定した。

松竹映画の100周年記念作である「キネマの神様」は、原田マハによる同名小説の実写化作品で、“映画の神様”を信じ続けた主人公・ゴウとその家族に起きる奇跡の物語が描かれる。沢田研二と菅田将暉がダブル主演を務め、ゴウの盟友テラシン役で野田洋次郎(RADWIMPS)も出演する。

映画の撮了後、山田洋次監督に感謝の気持ちを込めて「うたかた歌」のデモ音源を贈ったという野田。彼が作った音源を聴いたプロデューサーの房俊介が「過去と現代、現実と虚構、そして天国を繋ぐこの特別な曲を、ゴウとテラシンを演じた菅田さんと野田さんに歌ってもらい、主題歌とすることで映画が完成すると確信した」と感じたことをきっかけに、RADWIMPSがデモ音源をもとに楽曲を完成させた。この曲の野田と菅田の歌唱パートは、ゴウとテラシンの役柄などを意識して歌割りされている。

野田は撮影時の感情が「うたかた歌」に影響していると明かし、「特に志村さんが亡くなったこともあり、それは一つ香りとして残したいと思いましたし、僕たちが通ってきた感情みたいなものを歌詞で残しておきたい、僕らが生きたあの撮影所の雰囲気を音にできないかと思ってました」とコメント。菅田は「うたかた歌」のレコーディングについて「楽しかったですし贅沢な時間でした。二回レコーディングしたんです。それが良かったですし、今思えば、山田組っぽいですよね(笑)。良い作品にするためにリテイクするって。1日やって本当に難しくて表現しきれなかったこともたくさんあって、もう一回やることになりました。すると野田さんが『こういう風なリズムでやると歌いやすくなるかも』といったメールをくれて。それがとても良かったです」と語っている。

野田洋次郎(RADWIMPS)コメント

「うたかた歌」について

最初は主題歌になるとかならないとかそういう話は全く無く、撮影中に歌の言葉の断片みたいなものをちょっとずつためていました。全部の撮影が終わった時に、感謝の気持ちを込めて「監督にこのデモをお渡しください」という感じで贈ったのが一番最初です。

撮影時の感情や思いがおよぼした「うたかた歌」制作への影響

そうですね。とても影響してました。特に志村さんが亡くなったこともあり、それは一つ香りとして残したいと思いましたし、僕たちが通ってきた感情みたいなものを歌詞で残しておきたい、僕らが生きたあの撮影所の雰囲気を音にできないかと思ってました。

「うたかた歌」レコーディングについて

そもそも作っていく段階で、自分はテラシンとして出演してるのにゴウの気持ちも歌として歌詞にしたためながら、すごい不思議な気持ちというか、難しいなという気持ちもありました。どこかでテラシンとゴウを行き来しながら歌詞を書いていたんですけど、二人に共通する想いもあるだろうし、そういった過程を経てこれでいけるなとなりました。レコーディングは楽しかったですね。菅田君が色んな表情や色んなテイクを見せてくれたので。

菅田将暉の歌い手としての魅力

まず声が素晴らしいですね。人に届く声を持ってる。山田監督とも話したのですが、演技をする時の声もおそらく相手に届く声というのが間違いなくあって、それを間違いなく持っていて。どうやって声を届けたら相手に伝わるか、どんな風に相手の中に言葉を残していくか、という部分を本能的にやっていて、それは歌でも共通してあるので、「この歌を聞いた人の中に届けて残すんだ」という強さみたいなものを感じました。

主題歌を楽しみにしている人へのメッセージ

「うたかた歌」がもうすぐ皆さんのところへきっと届くと思います。僕自身本当に大好きな曲ですし、「キネマの神様」があったから生まれた曲で、あの世界が音としてもこの世にずっと残っていって欲しいという願いがずっとあったので、本当に心から嬉しく思っています。あの映画で描かれている世界の美しさみたいなものがいつまでもいつまでも、あの曲を聴くことでよみがえってくれたら本当に嬉しいです。そして僕らの不思議なコラボレーションですね。菅田君の新しい魅力が詰まっていると思います。

菅田将暉 コメント

RADWIMPSとともに主題歌を担当することが決まった際の心境について

いやびっくりしました。謎でした。こんなありがたいことはないです。クランクアップした少し後に、野田さんから感謝の気持ちとして「こんなのできたから」ということでこの曲のデモを送ってもらって、それを聴いて「わぁ~!」と思っていたので、なんだか不思議な気持ちでした。

「うたかた歌」レコーディングについて

楽しかったですし贅沢な時間でした。二回レコーディングしたんです。それが良かったですし、今思えば、山田組っぽいですよね(笑)。良い作品にするためにリテイクするって。1日やって本当に難しくて表現しきれなかったこともたくさんあって、もう一回やることになりました。すると野田さんが「こういう風なリズムでやると歌いやすくなるかも」といったメールをくれて。それがとても良かったです。主題歌では野田さんが演出家で僕が演者みたいな気持ちでした。

完成したエンドロールを観た感想

本来なら自分が歌っているということで緊張感やドキドキがあるんですけど、その前に映画の内容が響いていたので、不思議とスッと聴くことができました。途中で「あっ、歌ってんだ!」と気づくみたいな。今思うと馴染んでいたのかなと、安心しました。お客さんとしては映画の内容と自分の人生と色々なものが繋がっていく感じで、聴いていて心地良かったですね。

主題歌を楽しみにしている人へのメッセージ

本当に勉強になりました。完成版の楽曲は、映画のエンディング版とは曲の尺が違うので、フル尺でもぜひ聴いてもらいたいですね。

房俊介プロデューサー コメント

「途中、作りながら志村さんのことやいろんなことを考えてしまいました。ゴウの気持ちで作りはじめたんですが、気づいたらサビはテラシンの気持ちのような言葉が出てきました。あまり深く考えず、まずは参加できたお礼としてお渡しします」
野田さんからデモとともに、このようなメッセージをいただきました。
ゴウがまとう繊細な狂気や色気、それを包み込む淑子の愛情、二人を暖かく見守り続けたテラシンの葛藤。
器用に、時に賢く立ち回れるような時代に対して、まっすぐな気持ちのこの歌がきっと多くの人の心を動かすと思いました。
過去と現代、現実と虚構、そして天国を繋ぐこの特別な曲を、ゴウとテラシンを演じた菅田さんと野田さんに歌ってもらい、主題歌とすることで映画が完成すると確信しました。

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