Who-ya Extended、初の有観客ライブでアルバムリリースを発表「その先へ向けて前に進み続けたい」

Who-ya Extendedが、11月10日に2ndアルバム「Wll」をリリースすることが決定した。

これは、8月20日に行われたWho-ya Extendedのライブ「『Icy Ivy』Release Special Live『VIVID × VIVID』case of "Icy Ivy"」の中で発表されたもの。アルバムの収録内容などについては、追ってアナウンスされる。

また、2022年1月23日には東京・Veats SHIBUYAでワンマンライブ「Who-ya Extended 1st solo live（仮）」が行われることも決定。オフィシャルサイトでは9月5日まで、チケットの先行抽選受付を行っている。

8月20日に行われたライブは、Who-ya Extendedが8月11日にリリースした2ndミニアルバム「Icy Ivy」のパッケージ購入者から、抽選で100名を招待したスペシャルライブ。これまで無観客の配信ライブやイベントへの出演はあったが、有観客でのソロライブはこの日が初めてだった。神秘的なレーザー演出の中、アウターのフードを目深にかぶってステージに姿を見せたWho-yaは「Q-vism」でライブをスタートさせ、1曲目からパワフルな歌声でオーディエンスを圧倒した。

新作「Icy Ivy」について、MCでは「楽しんでもらえてますか？ 僕自身、『Icy Ivy』の楽曲を通して、幅広い表現ができたんじゃないかなと思っています」と思いを語ったWho-ya。「今日は直接、Who-ya Extendedの音楽を、エンタテインメントを体感してほしい。目を離さずに見ていってほしいです」と伝えると、オーディエンスは大きな拍手でこの言葉に反応した。

真っ赤な照明が明滅する中、緊迫感あふれる演奏にWho-yaのスリリングな早口ボーカルが乗る「Growling Ghoul」、スケール感あふれる「Call My Name」と、新作収録曲が次々と演奏されていく中、リードトラック「Icy Ivy」が披露される際にはWho-yaが「ほかの誰かが『それはよくない』と言ったとしても、自分の選択に沿って皆さんが生きられるようにと思って作った曲です」と楽曲に込めた思いをファンに伝える。「僕と同じ思いを持つ人がいるなら、その人の背中を押すことができたら」という彼の言葉ののちにこの曲がスタートすると、ステージ奥の大きなビジョンにはリリックが大きく映し出される。その前でスタンドマイクに手をかけるWho-yaはエモーショナルなボーカルワークで歌い上げ、曲が持つメッセージを力強く聴衆に届けていた。

ニューアルバムのリリースとワンマンライブ開催が決定したことをオーディエンスに伝えたWho-yaは「これからも2ndアルバム、ワンマンライブ、そしてその先へ向けて、前に進み続けていきたいと思います。これからも応援よろしくお願いします」と一礼。ラストソング「VIVID VICE」で豊かな歌声を響かせ、最後に握った拳をまっすぐに前に突き出してこの日のライブに幕を下ろした。

Who-ya Extended「『Icy Ivy』Release Special Live『VIVID × VIVID』case of "Icy Ivy"」2021年8月20日 セットリスト

01. Q-vism
02. ErroR CODE
03. Growling Ghoul
04. Call My Name
05. Synthetic Sympathy
06. Icy Ivy
07. S-cape 2 the abs
08. VIVID VICE

Who-ya Extended 1st solo live（仮）

2022年1月23日（日）東京都 Veats SHIBUYA