1978年からの国内パンクロックのチラシが1冊に!アンダーグラウンドの歴史を辿る日本初のチラシ本発売

「Record shop BASE presents “CHIRASHI” - Tokyo Punk & New Wave '78-80s チラシで辿るアンダーグラウンド・ヒストリー」表紙
1978年から1980年代にかけての、国内のパンクロックやニューウェイブのチラシを集めた書籍「Record shop BASE presents “CHIRASHI” - Tokyo Punk & New Wave '78-80s チラシで辿るアンダーグラウンド・ヒストリー」が本日3月31日に発売された。
当時は「チラシ」「ビラ」と呼ばれ、現在では「フライヤー」という呼び名が定着した、ライブやリリースの情報告知を載せたこれらの紙媒体は、当時は音楽シーンにおける情報伝達の手段として重要な役割を果たしていた。無料で配布されるものであったために、大半は告知の役割を終えると捨てられてしまったが、パソコンのない時代に手作業で作られたチラシはデザイン性の高いものも多く、また結果としてライブ情報などの貴重な記録媒体となった。
この本では、それらを大切に保存していた人々の協力を得て、音楽のチラシを日本で初めて1冊の書籍として編修。FRICTIONやLIZARDなど東京ロッカーズの面々や、THE STALIN、THE STAR CLUB、じゃがたら、ZELDA、NON BAND、裸のラリーズ、吉野大作&プロスティチュート、AUTO-MOD、FOOLS、チフス、GAUZEといったバンド、「MODS MAYDAY」「消毒GIG」「天国注射の昼」などのイベントのチラシが、年代ごとに480ページのボリュームで掲載されている。