ENHYPENが昨日7月4日18:00に3rdミニアルバム「MANIFESTO : DAY 1」をリリース。発売当日にメディアショーケースイベントを開催した。
これまで「BORDER」「DIMENSION」シリーズを発表し、今回新たなシリーズ「MANIFESTO」の第1弾「MANIFESTO : DAY 1」をリリースしたENHYPEN。リーダーのJUNGWONは「大人たちが定義した成功に疑問を抱くようになった少年たちは、これ以上他人の言いなりになるのではなく、自ら考えながら正しい答えを探すと決心する話が込められています。世界に振り回されることなく、自分の意志で生きていくという覚悟をさまざまなジャンルの曲で表現してみました」と本作についてコメントした。
リード曲の「Future Perfect(Pass the MIC)」は、K-POPシーンでは珍しいシカゴドリルの楽曲。SUNGHOONはこの曲について「本人たちの使命と役割を悟った7人の少年が同世代に『先に前を歩くから、一緒に進もう』と宣言する曲です。『Pass the MIC』という題名のように、同世代の仲間にマイクを受け渡し、僕たちの未来のためのトーチに点火するという強烈なメッセージが込められています」と解説し、JAYも「英雄的な心理が投影された曲でもあります。映画の主人公たちは普通、苦難と試練の中で自ら英雄になる資格を証明しながら成長していきますが、僕たちも実力で愛される資格があることを証明し、 さらに『自分が持っている力を自分のためではなく、他人のために使う』という意志を込めた曲です」と述べた。
この曲のパフォーマンスについてはNI-KIが「本当の自分を探していく過程をダイナミックながらも自由に表現しました。さらにパワフルになったENHYPENの刀群舞パフォーマンスに注目してください」とアピール。ポイントダンスについては「実際にマイクテストをするように、マイクを叩いたり口に当ててみる“マイクチェックダンス”、僕らの新しい未来を描いていこうという意思を込めてマイクを持ち上げる“マイクアップダンス”、グルーブ感のあるリズムに乗りながらマイクを握る手の位置を変え続ける“Pass the MICダンス”などがあります」とSUNOOが説明した。
メディアショーケースでENHYPENは「Future Perfect(Pass the MIC)」のパフォーマンスを初披露。JAKEは「タイトル曲を初めて披露するステージなので緊張しましたが、むしろこのような緊張感のおかげで一生懸命できました。“最初で最後のステージ”と思いすべてのエネルギーを使いましたが、僕たちのエネルギッシュな姿をお見せできたと思います」と胸を張る。
昨年10月に発売した1stスタジオアルバム「DIMENSION : DILLEMMA」はミリオンセラー、今年1月に発表した1stリパッケージアルバム「DIMENSION : ANSWER」ではハーフミリオンセラーと、新人らしからぬ成績を次々と打ち立てているENHYPEN。過去の成績にプレッシャーを受けているのではないかという記者からの質問にHEESEUNGは「プレッシャーというより僕たちを応援してくれる皆さんのおかげでよりいいパフォーマンスをお見せできると思います。これからもいい音楽とパフォーマンスをお見せします」と力強く答えた。
「MANIFESTO : DAY 1」のリリースとあわせて、YouTubeでは「Future Perfect(Pass the MIC)」のミュージックビデオが公開された。ENHYPENにとって初のラップを取り入れた楽曲で、シカゴドリルという新たな音楽ジャンルにも挑戦した意欲作をぜひチェックしてみよう。