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NHK Eテレ学校放送番組の歴史詰まった特別動画に伊藤万理華が出演、tofubeatsが音楽担当

約2年前2022年03月06日 20:07

NHK Eテレの学校放送番組「NHK for School」シリーズの半世紀超にわたる歴史をまとめたスペシャルムービー「じぶん かくど かわる」が、3月9日にNHKのWebサイト内で公開されることが決定。伊藤万理華、tofubeats、日高のり子らが参加する。

NHKは半世紀以上にわたり、Eテレで学校向けの教育番組を放送し、子供たちの学びをサポートしてきた。この動画はGIGAスクール構想による1人1台端末時代、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けた休校など、教育を取り巻く状況が大きく変わる中、長年子供たちや教育現場を支えてきた「NHK for School」を改めて視聴者に楽しんでもらうための企画の一環として制作されたもの。キャッチコピーの「じぶん かくど かわる」は、番組視聴をきっかけに変わっていく子供たちの様子を「角度」で表している。本企画では、これまでに放送された学校放送番組を活用したショート動画や、子供たちの“かくどがかわる”様子を追ったドキュメンタリー動画などがテレビやWebサイトを通じて発信される。

スペシャルムービー「じぶん かくど かわる」には伊藤、1984~92年放送「たんけんぼくのまち」のチョーさん、1994年から放送されている「ストレッチマン」シリーズの宇仁菅真、音楽担当のtofubeats、歌唱担当の日高が参加。伊藤は過去から現在までの「NHK for School」を観て楽しむナビゲーターを演じ、教室で番組を観たり、懐かしのキャラクターであるチョーさん、ストレッチマン、どんくん、ポッケ、ノンタック、がんこ、がんぺーとともに歌とダンスで盛り上がる。この動画はNHK総合およびEテレで随時放送され、NHKのWebサイトでは3月9日に「じぶん かくど かわる」特設ページにて公開される。

伊藤万理華 コメント

小学校の時、授業で NHK for School を使っていて、“がんこちゃん”などを見ていました。
がんこちゃんは一番よく見ていたキャラクターだったので、今回の撮影で現場に本物がいる!ということですごく緊張しました。ほかのキャラクターたちも大集合していますし、ストレッチマンさんやチョーさんというレジェンドが揃っていて、新参者がここにいてもいいのだろうか、という不安はあります。
NHK for Schoolを見ていた側から、大人になって演じる側、子どもたちを楽しませる側になって、このテンションを保っていけるよう模索しながら、力まずに楽しみたいと思います。

チョーさん コメント

このスペシャルムービーでは、30数年前の、“チョーさん”として初代のメガネをかけています。1度、「たんけんぼくのまち」のロケで海に飛び込んだときに無くしかけたのですが、カメラマンが海に漂っているメガネを奇跡的に見つけてくれて…。いまも大切にしている思い出のメガネです。久しぶりにこの格好をして、皆さんが悲しくならないか心配で心配で(笑)でも、自分が楽しければ見ている子どもたちも楽しいだろうなっていう気持ちで、楽しくやりました。ストレッチマンとも初共演です。

「チョーさんを演じるうえで心がけていること」
「たんけんぼくのまち」を見ていた子どもたちは、チョーさんが働いているお店で、チョーさんが実際に働いていると信じています。あるとき、遠足でお店にやってきた子どもたちが、「チョーさんいますか?」とたずねてきたことがあったそうです。とても純粋に見てくれていることが分かり、大人も生半可なことでやってはいけないなと感じました。番組の設定を、子どもたちに対して、通し続けることが大切だと考えながら“チョーさん”をやっていました。

宇仁菅真 コメント

若い頃見ていたチョーさんがいて、自転車も生で、いや~本当に感動しました!

「ストレッチマンを演じるうえで心がけていること」
ストレッチマンとして27年やっていますが、「ストレッチマンシリーズ」は特別支援学校・学級向けの番組です。障害のある子どもたちとどう接したらよいのか、自分なりの答えが見つからない時代も7、8年ありました。ただ、当時のディレクターの方が、現場で子どもたちと本気で向き合う姿を見て、自分の中ですごく力が抜けて、子どもたちと関係を密にしていくことができました。自分の中での「かくど」がかわった経験です。子どもたちと一緒につくる番組は、リハーサルというのが通用しない、本気の場面をパッと撮らないと新鮮さが全部無くなってしまう、という感覚があります。ドキュメンタリーとお芝居の間のような、イベント的なライブ感も出た方がよいということを考えながらやっています。

tofubeats コメント

「じぶん かくど かわる」は、歴代の学校放送番組のタイトルが歌詞に次々登場する曲で、作りながら懐かしく感じる番組、たくさんありました! がんこちゃん、ストレッチマン、そしてなぜか「いってみよう やってみよう」がとても心に残っています。大人になってから見ている番組もたくさんあるので、アイデアがとまらなくて、泣く泣く切るのが難しかったです。シンプルに、小さい子でもわかるような言葉で、Eテレさんのメッセージがストレートに伝わることを意識しました。
“学び”って、自分の“好き”や知的好奇心を突き詰められることで、それができる人にあこがれるし、とてもすばらしいことだと思います。
いつまでも学びが好きな人って、かっこいい! それを後押しできるといいなと思って作りました。

日高のり子 コメント

一度聞くと耳に残り、また聞きたくなる曲ですね! 映像も拝見すると懐かしいタイトルがたくさん入っていて…子育て時代に見ていた「いってみよう やってみよう」のポッケ、「さわやか3組」、そして私の世代ですと「明るいなかま」。学校放送の歴史を感じながら、“角度を変えて見れば明るい未来が開ける”というテーマがダイレクトに伝わります。
学校放送番組は、小学校での道徳の時間から、子育て時代は子どもと一緒に見て、自分が関わる形でも長く、私にとって常にそばにあるチャンネルです。心が穏やかになるし、勉強にもなるし、すごく安心して見られる。楽しんでいるうちに覚えてしまうところも多いと思います。
Eテレに関わるようになってからは特に、子どもたちにもそれぞれ特徴があり、すべての子をちゃんとフォローしていることを感じています。人形劇でも、あえて個性が出てくるようにキャラクターづけをして描き、自分も周りも、人と関わることを覚えていくという導きが込められています。私が演じている「がんこちゃん」のカタツムリのツムは、恥ずかしがりやでうまく気持ちを伝えられず泣いてしまうことが多いけど、伝えたい思いがたくさんあって、言える機会を待っているところがある。単純に気が弱い子、というくくりつけではなく、演技しながらキャラクターを作っていくので、ふとした時にその子の個性がでてくるお芝居になるんです。とても繊細にキャラクターを捉えるところが、最初のころは難しく、今はおもしろいところだと思っています。

※日高のり子の「高」は、はしご高が正式表記。

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