白井貴子の5thアルバム「FLOWER POWER」がアナログ化、来年1月には全曲再現ライブも

10か月前2023年07月29日 4:06

白井貴子のアルバム「FLOWER POWER」のアナログ盤が11月1日にリリースされる。

白井貴子は1981年にデビューしたシンガーソングライター。83年秋に学園祭とツアーを合わせ月に25本のライブを行い、また84年には埼玉・西武球場でワンマンライブを成功させるなど、精力的なライブ活動を展開し“ロックの女王”の異名を誇った。

85年にリリースされた「FLOWER POWER」は、彼女の5thアルバムにして自らのバンドTHE CRAZY BOYSを従えた初のアルバム。シチズンリビエールのCMソング「Chance！」をはじめ、長年力を入れてきた環境イベントでも頻繁に歌われ、彼女の生き方を象徴する楽曲「My Glory Road」「Foolish War」などを含む全10曲が収められている。本作で白井は全曲の作詞作曲を手がけ、バンドメンバーとともに楽曲のヘッドアレンジとプロデュースを行った。なお今回リリースされるアナログ盤には、白井によるセルフライナーノーツが付属する。

本作のリリースを記念して、2024年1月20日に神奈川・KT Zepp Yokohamaにて白井貴子＆THE CRAZY BOYSによる「FLOWER POWER」完全再現ライブの開催も決定。当日は、本田清巳（G）、南明朗（G）、片山敦夫（Key）、河村“カースケ”智康（Dr）といったオリジナルメンバーに加え、昨年11月に死去した春山信吾（B）に代わりTHE CRAZY BOYSに加入した岡部晴彦（B）が白井のバックを務める。

また「FLOWER POWER」の再発および全曲再現ライブの開催に合わせて、白井を中心としたプロジェクト「FLOWER POWER PROJECT」が発足した。1988年にイギリス・ロンドンに移住して以降、白井が今に至るまで取り組んできた環境問題への取り組みに共感した仲間が「FLOWER POWER」再現ライブのステージに集結。「争いの止まない、温暖化も歯止めの効かない恐ろしい現実」に直面している地球の「SOS」を伝え、ともに学び実践するオープニングプログラムを行う。