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河合郁人、今後の「ABC座」には司会で参加?5人体制ラストステージに「みんなの気持ちを背負って」

A.B.C-Z
5か月前2023年12月07日 19:04

A.B.C-Zによる舞台「ABC座 星(スター)劇場2023 ~5 Stars Live Hours~」が、昨日12月7日に東京・帝国劇場で開幕。初日を前に公開ゲネプロと取材会が行われた。

2012年2月にDVDデビューを果たしたA.B.C-Zは、同月に東京・日生劇場で「ABC座 星(スター)劇場」を初上演。以降毎年、さまざまな題材のミュージカルやショーを「ABC座」の名のもとに上演してきた。2021年の初の帝国劇場公演からはメンバー自らが演出も担当している。

メンバーの河合郁人は今回開幕した最新作の千秋楽、12月21日をもってA.B.C-Zから脱退することを発表しており、本作は5人体制では最後の「ABC座」。また2025年に建て替えのため休館する現在の帝国劇場での上演も最後となる。

今回の「ABC座」の内容は、過去最多の全59曲をパフォーマンスするというライブ形式のショー。1幕では少年隊、SMAP、KinKi Kids、タッキー&翼、KAT-TUNといった先輩グループ、盟友・Kis-My-Ft2、そしてKing & Prince、Snow Man、SixTONES、なにわ男子といった後輩グループまで、さまざまな世代の楽曲をメドレーでカバーしていく。また2幕ではA.B.C-Zの代表曲の数々や、11月29日にリリースされたEP「5 STARS」収録の新曲をパフォーマンス。5人体制A.B.C-Zの集大成とも言える圧巻のステージを披露する。

公開ゲネプロ後の取材会ではマイクを握った河合が撮影の流れを流暢に仕切り、メンバーたちは「東宝の方ですか?(笑)」「さすがですね」と感心。橋本良亮は仕切り役がいなくなることに「今後が心配ですよ……(笑)」とこぼし、五関晃一は「来年から(司会で)来てくれる?」と要請して河合や報道陣を笑わせた。

5人で最後の「ABC座」を迎える心境を尋ねられ、五関は「稽古が始まってから『5人の最後のステージなんだな』とこみ上げてきて。稽古場でもデビュー曲の『Za ABC~5stars~』が流れるたびに泣いちゃって……」としみじみ語るが、隣で河合は「泣いてないです。なんなら一番稽古してない曲です、(今までに)たくさんやってるので(笑)」と即座に否定。五関は苦笑いしつつ「とにかく“変わらず”ですね。本番でも僕たちそのままを見せて、悔いなく楽しみたいです」と意気込んだ。

河合は「稽古ではいい意味で、いつも通りの楽しさが強くて。千秋楽ではどういう感情になるかわからないですけど、自分の脱退ということよりも、残り2週間A.B.C-Zとして皆様を喜ばせることに専念したいです。もしかしたら千秋楽ぐらいに来ていただくと泣いてるかもしれませんね(笑)」と話し、橋本も「河合さんがいつ泣くのか楽しみです。すぐ泣きますからね」と同意。その橋本は「今回は全幕ショータイムで、自分的にあっという間の時間で。そう感じられるのは心から楽しんでいるからかなと。まだまだ河合さんが脱退する実感はないですけど、今日の夜公演が始まったらカウントダウンされるのかなと」と今の思いを明かした。

戸塚祥太は今回の舞台でも共演するジュニアたちと同じく、子供の頃から帝国劇場のステージに立っていたことを振り返り「『僕たちの最後ってここなのか』と因縁めいたもの、物語を感じます。とはいえここはショーをする場所なので、しっかり進行してお客さんを楽しませることに邁進したいです」と宣言。今年体調不良のため一時休養していた塚田僚一は「ファンの皆さんや関係者の皆さんに心配やご迷惑をおかけしてしまったので、5人そろって『ABC座』ができるのがすごくうれしいです。いろんな曲を5人やジュニアの子たちとパフォーマンスできるのが楽しみです」と笑顔を見せた。

全編にわたって歌を披露する今回の「ABC座」の構成について尋ねられると、河合は「5人でラストのステージですし、今年はコンサートをやっていないのでファンの人にそれを楽しんでいただきたくて。あと、お世話になってきた先輩方や後輩の曲を自分たちなりに披露できれば」とその狙いを明かす。メドレーの選曲を担当したという河合は、各曲を選んだ基準を「これ言ったら怒られちゃうかもしれないけど……“好きな曲”ですね」と直球で説明。これを聞いた塚田は「河合が好きな曲やらされてるってこと?(笑)」と身も蓋もなく聞き返し、4人を爆笑させた。

これまでのA.B.C-Zの軌跡について聞かれた河合は「自分が苦しいときやチャンスがなかったときでも、グループで練習や修行ができて。帰る場所があるのは幸せだったなと思います。そして11年目になるとそれぞれのパフォーマンスの仕方も変わってきたんだ、時代が動いてきたんだなと先ほどのゲネプロでも感じました」と思いを語る。そして残り少なくなった、5人で見る景色に「これが当たり前だったので淋しいですね」と思いを馳せつつ「隣に誰もいなくなるというのは不安でもあるけど、みんなが背中を押してくれた、その気持ちを背負っていきたいです」と新たな道への決意を改めて明かした。

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