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うらたぬき、こたぬきたちに感謝と愛を伝えたソロライブ「Greedy World」

5年以上前2018年08月16日 10:04

うらたぬきが東京と大阪の2都市でバースデーライブ「Uratanuki Birthday Live~Greedy World~」を開催した。本稿では8月9日に行われた東京・Zepp DiverCity TOKYO公演の模様をレポートする。

定刻を迎え、バックバンドのメンバーが定位置に着くと、椅子に腰かけたうらたぬきがステージ中央に登場。足を組んで座ったまま「セクトの誅罰」を歌い始めると、フロアはうらたぬきのイメージカラーである緑色のペンライトの光で埋め尽くされる。次の曲「My Shadow」ではうらたぬきがフードを被ったダンサー2人と息を合わせたダンスを披露し、観客を魅了。さらに3曲目には「オキシトシンの奴隷たち」を歌い、うらたぬきは自身のソロアルバム「Greedy World」の楽曲を収録曲順に届けていった。

MCに入り、この日の公演がバースデーライブであることにうらたぬきが触れるとフロアからは無数の「おめでとう!」という声が上がる。「どんどんいっちゃっていいんですか?」の呼びかけに対し、こたぬき(うらたぬきのファンの呼称)が盛大な歓声で応えたところでバンドメンバーが演奏を再開。「ヒバナ」「リバーシブル・キャンペーン」とDECO*27によるボカロ曲のカバーを立て続けに披露して、会場内を大いに盛り上げた。

「ずっと言えない言葉がある」という切り出しから披露された楽曲は「愛してるが言えない」。歌唱後、うらたぬきが「曲中では言えなかったので……。愛してるぞ」とささやくと、こたぬきたちの悲鳴のような歓声が上がる。「ハイヒール・プリンセス(Ver.うらたぬき)」では彼がアドリブで「こたぬきなのにこんなこともできないんですか?」と上から目線で発言し、ファンの心をつかんでいく。

ライブ中盤には、彼のバースデーライブで定番となりつつある朗読のコーナーが展開された。用意された台本通りに読み上げながらも、時折オーディエンスに語りかけるアドリブを交えるなどファンサービスを忘れないうらたぬき。朗読が終わると投げキスをして、ステージをあとにした。うらたぬきの衣装チェンジ中には、彼が年を重ねても臆病にならないようにするための企画として脱出型のお化け屋敷に挑戦する映像がスクリーンに上映された。ステージ上では見せないうらたぬきの表情を見逃さないよう、こたぬきは食い入るように映像に注目していた。

カジュアルな衣装に着替えたうらたぬきは佐香智久の提供曲「こっちを向いて」でライブを再開。浦島坂田船のアルバム「CRUISE TICKET」に収録されていたソロ曲「シアワセは台本の外から」や、ナユタン星人作曲のダンスチューン「ダンスロボットダンス」などを畳みかけてフロアのテンションを一気に引き上げていったうらたぬきは「メチャメチャ楽しい。ヤバい」とソロライブの手応えを明かす。さらに「なかなかエロいんで気を付けてください」と注意喚起をしたうらたぬきは、腰を大きく振るダンスと共に「Pink」を歌唱。彼が腰を振るたびに、フロアからはこたぬきの黄色い歓声が上がった。

本編の最後は浦島坂田船の東京・日本武道館公演でもうらたぬきがソロで披露した楽曲「Life goes on」。彼は武道館でのライブと同じく「ひとつになりましょう」という呼びかけから伸びやかな歌声を響かせ、ライブ本編の幕を閉じた。

アンコールでうらたぬきの誕生日を祝福するバースデーケーキがステージ袖から運ばれてくると、こたぬきたちは声を合わせて「Happy Birthday to You」を大合唱。会場内が祝福ムードに包まれると、うらたぬきはケーキを何度も口に運んで喜びを表現した。ラストナンバー「ディアミライ」を歌い終えたうらたぬきは、フロアの端から端までじっくりと見渡し「ありがとう!今日はめっちゃ楽しかった!」と笑顔でコメント。「皆の者、また会おう」という言葉を残し、ステージをあとにした。

うらたぬき「Uratanuki Birthday Live~Greedy World~」2018年8月9日 Zepp DiverCity TOKYO セットリスト

01. セクトの誅罰
02. My Shadow
03. オキシトシンの奴隷たち
04. ヒバナ
05. リバーシブル・キャンペーン
06. 愛してるが言えない
07. ハイヒール・プリンセス(Ver.うらたぬき)
08. こっちを向いて
09. シアワセは台本の外から
10. お友達ではいられない
11. ダンスロボットダンス
12. Pink
13. テオ
14. Life goes on
<アンコール>
15. Reach
16. ディアミライ

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