DAOKOとMIYAVIのコラボレーションによる新曲「千客万来」のミュージックビデオが公開された。
「千客万来」は7月5日より全国公開される藤原竜也主演、蜷川実花監督の映画「Diner ダイナー」の主題歌。MVの監督も蜷川が務めたほか、ジャケットデザインと同じくクリエイティブディレクターとして箭内道彦も参加し、映画の製作スタッフ総動員のもと「Diner ダイナー」の世界観を彷彿とさせる華やかな映像が完成した。
このMVについて蜷川は「二人の力強さが、きっちりぶつかり合うようなミュージックビデオを目指しました」とコメント。DAOKOは「(映画の登場人物の)カナコさんが自分と年齢が近い女の子ということで共感できて、悩める子羊達の背中を押してくれる繊細さを感じました」、MIYAVIは「日本人として、観ていて心地良いです。ストーリーも含めて、自分たちができることを音でどのように昇華させていくことできるのか、そこが一番の挑戦だったかと思います」とそれぞれ感想を明かしている。明日6月27日からはMVのストリーミング先行配信もスタートする。
DAOKO コメント
蜷川実花監督の色彩の鮮やかさというのが、映画でも花が咲くような形で表れていたのですが、今回、カナコさんが自分と年齢が近い女の子ということで共感できて、悩める子羊達の背中を押してくれる繊細さを感じました。世界観的には豪快なところもあり力強い部分もありますが、その繊細さがある部分が印象的でした。
MIYAVI コメント
色彩感覚も含めすごく独特で、“今”の東京感がいつもそこにあるのが、蜷川実花ワールドだと思います。日本人として、観ていて心地良いです。ストーリーも含めて、自分たちができることを音でどのように昇華させていくことできるのか、そこが一番の挑戦だったかと思います。
蜷川実花 コメント
ミュージックビデオについて
二人の力強さが、きっちりぶつかり合うようなミュージックビデオを目指しました。元々、物凄くパワーのある二人なので、その二人が起こす化学反応をきっちりとビジュアル化できればと思っていました。二人の力がぶつかるし、上から雨も降ってくるので、そういう負荷がかかった時に、どのような化学変化が起きるのか、ビジュアル的には新しい仕掛けになったのではないかと思います。
楽曲とMVの展開について
力がぶつかり合うのがビジュアルでも出てくると良いと思っていたのでメインに考えました。映画の中で出てくる、いくつかの要素をシンボリックに使いたくて、水が降ったり、花びらが降ったり、ネオンが光り輝いたりします。物語にそこまで沿うような形ではないのですが、映画を彷彿とさせるようなビジュアルを作りました。