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Sou初のワンマンツアーで宣言「一生音楽をやっていきたい」

Sou「2019 Summer Tour『深層から見た景色』」東京・ステラボール公演の様子。撮影︰清水基揮(Styler86)
6年近く前2019年08月25日 3:07

8月19日にSou初のワンマンツアー「2019 Summer Tour『深層から見た景色』」東京・ステラボール公演が開催された。

Souが最新アルバム「深層から」を携えて8月に東名阪を回ったこのツアー。ステラボール公演当日にはSouが21歳の誕生日を迎え、Souのみならずファンにとってもメモリアルな一夜となった。

Souのイメージカラーである青のサイリウムが会場を埋め尽くす中、バンドメンバーに続いてSouが登場。自身が初めて作詞作曲を手がけた「愚者のパレード」でライブをスタートさせた。ステージ上空に設置された短冊型のスクリーンには、楽曲の世界観とリンクしたアニメーションが映し出され、Souのパフォーマンスを一層盛り上げていく。間髪入れずに披露された「トーキョーゲットー」では、ループ感のあるギターフレーズに合わせて観客のハンドクラップが響き渡った。

スタンドマイクを握りしめたSouは、「波に名前をつけること、僕らの呼吸に終わりがあること。」を歌唱。憂いのあるボーカルで楽曲の儚いムードを演出した。会場が深い余韻で満たされる中、Souは集まったファンに手を振り、感謝を伝える。さらに「どこから来たの?」と観客に問いかけ、海外のファンも来場していることを知り、驚いた様子を見せた。和のテイストが盛り込まれた「ハレハレヤ」「鯰」で語感を楽しむように歌ったSouは、「Q」「アイラ」「シンソウ」と疾走感のあるアッパーチューンを畳みかけ、場内に高揚感をもたらした。「グレイの海」で切なさに満ちた歌声を届けたあと、Souはこれまでの音楽活動を振り返る。「6年間も続ければ、声質も好きな曲の傾向も変わります。でも音楽自体が好きという気持ちは変わらないので、一生音楽をやっていきたいと思っています」と揺るぎない意志を伝えると、その言葉を尊重するようにファンから拍手が送られた。そしてSouにとってターニングポイントになったという「心做し」、この曲と対になる「証として」をひと際情感を込めて歌い、ライブを感動的なムードへ導きステージをあとにした。

観客のアンコールを求める声を受け、再びステージに現れたSou。「まだまだ盛り上がってくれますか?」と声を張り上げた彼は季節感あふれる「ロケットサイダー」「サマータイムレコード」で会場に熱気を呼び込む。興奮冷めやらぬステージに突然運び込まれたのは「深層から」初回限定盤Bのジャケットが描かれた誕生日ケーキ。観客はバースデーソングを大合唱し、21歳を迎えたSouを祝福した。照れくさそうにするSouをバンドメンバーが囲み記念撮影が行われたあと、Souは真剣な顔つきで「今後は曲を作っていきたいという思いを込めて、最初と最後の曲をオリジナル曲にしました」と語り、最新アルバムのリード曲「ノイド」を熱演。曲の締めくくりにはオーディエンスと共にジャンプし、晴れやかな表情で舞台を去った。

なお終演後には、10月13日に東京・Zepp DiverCity TOKYOで「深層から見た景色」の追加公演が行われることが発表された。

Sou「2019 Summer Tour『深層から見た景色』」2019年8月19日 ステラボール セットリスト

01. 愚者のパレード
02. トーキョーゲットー
03. ハングリーニコル
04. もう生きてるだけで褒めて頂戴
05. エリカ
06. 波に名前をつけること、僕らの呼吸に終わりがあること。
07. flos
08. いかないで
09. ハレハレヤ
10. 鯰
11. Q
12. アイラ
13. シンソウ
14. グレイの海
15. 心做し
16. 証として
<アンコール>
17. ロケットサイダー
18. サマータイムレコード
19. ノイド

Sou「深層から見た景色」追加公演

2019年10月13日(日)東京都 Zepp DiverCity TOKYO

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