進化し続けるネクライトーキー、3カ月におよぶ全国ツアー無事に終幕

進化し続けるネクライトーキー、3カ月におよぶ全国ツアー無事に終幕

ネクライトーキー(撮影:橋本塁)

ネクライトーキーが9月30日に東京・チームスマイル・豊洲PITで最新アルバム「FREAK」のリリースツアー「ゴーゴートーキーズ! 2021」の最終公演を開催した。

ネクライトーキーは5月に発表した最新アルバム「FREAK」を携え、6月19日の神奈川・1000 CLUBから9月30日の東京・チームスマイル・豊洲PITまで全国23カ所を行脚。自身史上最大規模となった今回のツアーにて、初めて訪れる土地を含む各地の会場で、感染防止対策を講じ多くのファンに楽曲を届けてきた。

約3カ月におよぶツアーの締めくくりとなる豊洲PITのステージに、もっさ(Vo, G)が駆け込み、続けてカズマ・タケイ(Dr)、中村郁香(Key)、藤田(B)、朝日(G)が姿を見せた。ツアーファイナルのオープニングを飾ったのは「誰が為にCHAKAPOCOは鳴る」。もっさが「チャカポコー!」と叫び、観客が大きく腕を振り上げると、歓声を出せないオーディエンスの代わりにバンド側が用意した歓声が大きく流れた。ネクライトーキーはグルーヴィな「北上のススメ」でハンドクラップを誘い、エモーショナルなサビの3声ハーモニーで観客の気持ちを高めていく。「はよファズ踏めや」では藤田の重厚なベースラインとタケイによる爆発力のあるドラム、暴れながら奏でる朝日のギターサウンドがアグレッシブながら、中村の軽やかなシンセフレーズともっさのかわいらしい声が相まって、ラウドかつキャッチーなアンサンブルを響かせた。

真っ赤なライトが場内を照らした「きらいな人」までライブ序盤から飛ばしていったネクライトーキーは、この日最初のMCコーナーへ。MCタイムは5分間で、換気を兼ねて行われたため、観客は着席して5人のトークに耳を傾けた。そんな中、もっさはバンド史上最大キャパに集まった観客を改めて見渡し、「めっちゃびっくりした。こんなに知ってくれてたんや」と笑った。ネクライトーキーは「踊る子供、走るパトカー」「カニノダンス」「こんがらがった!」と楽曲を並べ、続けて「魔法電車とキライちゃん」を演奏。この曲は朝日のボカロP名義・石風呂の楽曲で、ネクライトーキーはバンドアレンジでレアな同曲を演奏し、ファンを喜ばせた。さらに5人は2019年に発表され、今年9月リリースの最新シングル「ふざけてないぜ」に初収録された楽曲「波のある生活」を軽やかに披露。牧歌的な雰囲気のある、春めいた楽曲の生演奏で場内に温かな雰囲気がもたらされた。

続いてもっさが朝日のギター本体に付いたボリュームを操作し、フェードインで始まったのは「許せ!服部」。この曲はバンド初期からある人気曲で、ライブではよりアグレッシブにアレンジされた即興演奏で組み上げていく、ネクライトーキーのワンマンライブにおける見せ場の1つだ。今回ももっさが「ライブ」「CD」と書かれたボードを交互に掲げ、楽器隊はスタジオ音源のまったりしたアレンジと、ライブならではのアップテンポな演奏を息を合わせてセッション。ここではメンバーがソロパートを展開するなど、オーディエンスと熱い時間を共有した。

2度目のMCおよび換気タイムには、朝日が「魔法電車とキライちゃん」についてコメント。この曲はかなり古い曲であることに加え、「いい曲だからメンバーの協力もあり、少しだけ表情を変えて新たに演奏させていただきました」と楽曲への思いを語った。もっさは「ええ曲は古くならへんな。いつやっても新鮮やわ」と素直な感想を伝え、朝日を喜ばせる。中村は「波のある生活」で違う音色を使ったことを明かし、「この日の演奏はレアです」と笑い、藤田はタケイと髪色がかぶった話をするなど自由なトークを展開した。

ネクライトーキーは「八番街ピコピコ通り」でライブ後半に突入。最新曲「ふざけてないぜ」では、朝日が白いギターを奏でる。「ふざけてないぜ」のジャケット写真でもっさが描いたイラストに使われているのが、朝日の持つこのジャズマスターだ。リズムトリックを織り交ぜながらもキャッチーな雰囲気のこの曲では、もっさと朝日がメロディアスなツインリードギターを聞かせた。

最新曲に続いて、ネクライトーキーはスローテンポの「思い出すこと」「大事なことは大事にできたら」をつなげ、バラードな曲調の中にもシューゲイザーのような轟音サウンドを織り交ぜ、激情にかられる演奏を観客に届けた。朝日は「ネクライトーキーは明るく元気に見えますが、恋愛の曲とか大嫌いで。僕が曲にしたいのはどんな歌なんだと考えると、もともと陽が当たっているような人を歌うには持ち合わせがなくて、教室の隅でずっとマンガを読んでいた自分に向けて歌う曲ばかり。ずっと陰で砂を噛んでいた奴らに向けて歌う歌があると思っています」と話してから、そんな朝日の思いがにじむ「続・かえるくんの冒険」を観客に捧げた。

最後のMCでは、季節をまたぐ長期ツアーを振り返ったネクライトーキー。そんな中、朝日が「演奏がうまくなったね、23本ライブやったらうまくなります」と言い、もっさは初日でガチガチに緊張していたことを回想した。その後、バンドはラストスパートとばかりに「気になっていく」「俺にとっちゃあ全部がクソに思えるよ」「オシャレ大作戦」とアッパーチューンを畳みかけ、最後に「Mr.エレキギターマン」を熱く披露した。

アンコールでは、まず全国ツアー「オーキートーキーvol.4」の開催が発表された。このツアーは対バン形式で、12月に札幌から福岡まで全国6都市にて行われる。メンバーは対バン相手がすでに決まっていると明かし、ファンの期待を煽った。そしてネクライトーキーはミディアムチューン「夢を見ていた」を観客のハンドクラップを受けながら合唱し、エンディングへ。ラストナンバー「遠吠えのサンセット」でツアーを締めくくり、ファンとの再会を約束してステージをあとにした。

なお12月に行われる「オーキートーキーvol.4」のゲストは、夜の本気ダンス、おいしくるメロンパン、忘れらんねえよ、ニガミ17才、POLYSICS、フジファブリックとの対バンライブになることが決定している。オフィシャルサイトでの先行予約申し込みは本日10月14日23:59まで受付中。

ネクライトーキー「FREAK」リリースツアー 「ゴーゴートーキーズ! 2021」2021年9月30日 チームスマイル・豊洲PIT セットリスト

01. 誰が為にCHAKAPOCOは鳴る
02. 北上のススメ
03. はよファズ踏めや
04. きらいな人
05. 踊る子供、走るパトカー
06. カニノダンス
07. こんがらがった!
08. 魔法電車とキライちゃん
09. 波のある生活
10. 許せ!服部
11. 八番街ピコピコ通り
12. ふざけてないぜ
13. 豪徳寺ラプソディ
14. 思い出すこと
15. 大事なことは大事にできたら
16. 続・かえるくんの冒険
17. 気になっていく
18. 俺にとっちゃあ全部がクソに思えるよ
19. オシャレ大作戦
20. Mr.エレキギターマン
<アンコール>
21. 夢を見ていた
22. 遠吠えのサンセット

オーキートーキーvol.4

2021年12月3日(金)北海道 札幌PENNY LANE24
<出演者>
ネクライトーキー / 夜の本気ダンス

2021年12月5日(日)宮城県 Rensa
<出演者>
ネクライトーキー / おいしくるメロンパン

2021年12月9日(木)大阪府 なんばHatch
<出演者>
ネクライトーキー / 忘れらんねえよ

2021年12月11日(土)福岡県 DRUM LOGOS
<出演者>
ネクライトーキー / ニガミ17才

2021年12月17日(金)愛知県 DIAMOND HALL
<出演者>
ネクライトーキー / POLYSICS

2021年12月21日(火)神奈川県 KT Zepp Yokohama
<出演者>
ネクライトーキー / フジファブリック

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