大トリ・TESTSETが圧巻パフォーマンスでファン魅了!大盛況の「CIRCLE」最終日

大トリ・TESTSETが圧巻パフォーマンスでファン魅了!大盛況の「CIRCLE」最終日

TESTSET(撮影:日隈天明、ハラエリ、ヤマモトハンナ)

5月13~15日に福岡・マリンメッセ福岡 B館で音楽フェス「CIRCLE '22」が開催された。この記事では最終公演の模様をレポートする。

最終日のトップバッターを任されたのは、現在福岡在住のPredawn。彼女はガットギターを爪弾きながら、まだ十分に体が温まっていない観客たちの体に、ウィスパー混じりの澄んだ歌声をゆっくりと染み込ませる。自身の曲について「福岡を感じてもらえれば」と語った彼女は、4月にリリースした約5年半ぶりのアルバム「The Gaze」から「Willow Tree」「New Life」「Ocean Is Another Name for Grief」「Something Here Isn't Right」「Fictions」などを披露。シンプルで美しいギターの調べと透明感のある歌声で集まった人々を包み込み、Predawnらしく、静かに優しく「CIRCLE」3日目の幕を切った。

大きな拍手を浴びてCIRCLE STAGEに登場した羊文学は、挨拶代わりに軽やかなメロディが心地いい「あの街に風吹けば」をパフォーマンスして場内をさわやかな空気で満たした。「バンドで福岡に来るのは2回目なんですけど、すごく楽しみにしてきました。私もいろんなライブを観たいと思っているので一緒に楽しみましょう」と話した塩塚モエカ(Vo, G)は、「powers」「くだらない」「夜を越えて」といったテイストの異なる楽曲を次々に歌唱。その圧倒的なボーカリゼーションで観客を魅了した。

6年前にUAのサポートメンバーとして参加して以来、「CIRCLE」のステージに立つのが夢だったというKan Sano。去年も出演しているがオンラインイベントだったため、福岡で演奏するのはこれが初となる。そんな彼は次の出演者であるペトロールズのライブを自身も観たくて仕方ないことを明かしつつ、ジャジーな「Magic!」でライブを開始した。グルーヴ感あふれる「Ash Brown」が始まるとKOAGARI STAGEのテント内はまるでミラーボールが回っているかのようなダンスフロアへと変貌。彼は「逃飛行レコード(98bpm)」での即興のキーボード演奏でオーディエンスを魅了し、最後は「Natsume」でピースサインを決めてライブをフィニッシュに導くと、足早にステージをあとにした。

観客の喝采を受けながら登場したCIRCLE STAGEに現れたペトロールズは、1曲目に「止まれ見よ」をセレクト。技巧派の3人が生み出す緩やかなグルーヴを、オーディエンスは体を揺らしたり手を上げたりして思い思いに楽しんだ。長岡亮介(Vo, G)はライブ終盤のMCで「呼んでいただいて感謝しています。不屈の精神ですよね。絶対やってやるぜみたいな」と、コロナ禍に万全の準備を整えて開催に踏み切った「CIRCLE」の運営を讃えたのち、「Fuel」「雨」「TANOC」といった人気ナンバーをプレイしてパフォーマンスを終えた。

LEO今井(Vo, G / TESTSET)、岡村夏彦(G)、シゲクニ(B)、白根賢一(Dr / GREAT3, TESTSET)からなるLEO IMAIは、タイトなギターリフから始まるロックナンバー「Fresh Horses」でロケットスタートを切る。続く「Bite」では今井が強烈なシャウトを繰り返してプレイヤー陣をぐいぐいと引っ張り、それにつられて会場の熱気もさらに上昇。ZAZEN BOYS「ポテトサラダ」をヘビーなアレンジでカバーしたあと、今井は「去年は配信でハートだけは福岡にいる気持ちだったんですけど、今日はハートも体も両方福岡に来ることができて本当にうれしく思っています」と感想を述べ、「Tokyo Lights」を熱量たっぷりに届けた。

CIRCLE STAGEの3番手を務めるのは、「CIRCLE」の常連のEGO-WRAPPIN'。森雅樹(G)の「元気でしたか? ひとつになりましょう」のひと言で「love scene」がスタートすると、中納良恵(Vo)の美しい歌声と楽器隊の有機的な演奏が場内に響き渡る。EGO-WRAPPIN'はそのまま「The Hunter」「10万年後の君へ」を情熱的にプレイして序盤から観客のテンションをヒートアップさせた。EGO-WRAPPIN'としてライブを行うのは1年半ぶりだという中納と森は、ファンとのコミュニケーションを楽しみつつ、「このあともお楽しみなバンドが待ってますのですね、B'z以上に楽しみましょう(笑)」と会場に隣接するマリンメッセ福岡 A館でライブを行っていたB'zを話題に挙げてオーディエンスの笑いを誘った。その後披露された「サイコアナルシス」「くちばしにチェリー」「GO ACTION」では、そのエネルギッシュなパフォーマンスに観客が体を激しく揺らして応えていた。

ターコイズブルーを基調としたポンチョ風シルエットの衣装で現れたCHAIは、観客に背を向けて横一列に並んでスタンバイ。フードを目深にかぶったまま「NO MORE CAKE」を歌い踊る。その後衣装を脱いで薄ピンクのキャミソール姿になると、観客をアジテートしたり、陽気なラップのマイクリレーで自己紹介したりしながら会場をどんどんヒートアップさせていった。チップチューン「PING PONG!(feat. YMCK)」ではユウキ(B, Cho)とユナ(Dr, Cho)が後方でMIDIパッドを操る中でマナ(Vo, Key)とカナ(Vo, G)がパフォーマンス。カナがファンキーなギターを炸裂させた「まるごと」からラストスパートに突入すると、「sayonara complex」「N.E.O.」を畳み掛けて、KOAGARI STAGEのテントの外まであふれた観客を踊らせ続けた。

クラムボンは「タイムライン」で静かにライブの幕を開けると、そのままライブ定番のポップナンバー「Lush Life!」「シカゴ」をパフォーマンス。抜群のコンビネーションと原田郁子(Vo, Key)の弾けるようなボーカルで場内をパッと明るいムードで包み込んだ。ライブ終盤に披露された「波よせて」では、福岡在住のダンサー・yurinasia率いるjABBKLABの面々がステージに登場。クラムボンの演奏に乗せて、yurinasiaたちが美しいダンスを披露すると会場からは大きな拍手が送られた。最後はミト(B)が「やっぱり音楽ってすごいですよ。またみんなで会いましょう! 次は声を出せたらいいね!」と観客にメッセージを送り、「KANADE Dance」を奏でてステージを降りた。

前日にNUMBER GIRLで圧巻のパフォーマンスを披露した向井秀徳アコースティック&エレクトリックは、チノパンに無地の黒Tシャツというラフな出立ちでふらっとステージに登場。静かにエレキギターのチューニングを行い、おもむろに「CITY」を歌い始めた。「福岡市博多区を経て東京都MATSURI STUDIOからやってきました」と挨拶した向井は、「CRAZY DAYS CRAZY FEELING」「Yureru」「OMOIDE IN MY HEAD」などを披露。また家の前で死んでいたカラスについて歌った「KARASU」では、力強くも儚い歌声で観る者の心を奪う。MCを最低限に抑え終始ストイックなプレイに徹した向井は、ギター1本と自身の歌だけで場を支配し、強烈なインパクトを残してKOAGARI STAGEを去っていった。

3日間にわたり行われた今年の「CIRCLE」のヘッドライナーは、METAFIVEの派生ユニット・TESTSET。開演時間になるとステージ後方の巨大な白幕にTESTSETの文字が映し出され、舞台上に設置されたLEDライトの光が灯る。大きな拍手を浴びてステージに現れた砂原良徳、LEO今井、永井聖一(相対性理論)、白根賢一(GREAT3)の4人は定位置に着くと、昨年開催の無観客ライブ「METALIVE 2021」の配信チケットに付属された2ndアルバム「METAATEM」から「Full Metallisch」を披露。映像や照明とリンクした攻撃的なパフォーマンスでオープニングからガッチリと観客の心をつかんだ。

TESTSETはその後も「The Paramedics」「Snappy」といった「METAATEM」の楽曲を演奏してオーディエンスを引き込んでいく。ライブ中盤にはMETAFIVEでは高橋幸宏とLEO今井がボーカルを担当する人気曲「Musical Chairs」をプレイ。TESTSETではLEO今井がメインボーカルを取ることで、クールな印象の原曲とはまた違うエモーショナルな仕上がりとなっていた。ここまでほぼMCなしのストイックなステージを展開したTESTSET。最後はグルーヴィなファンクチューン「Don't Move」、ドラマチックなミドルナンバー「Communicator」をスタイリッシュに披露して大盛況の「CIRCLE」を締めくくった。

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