2年近く前2022年05月27日 3:05
6月22日にリリースされる山下達郎のニューアルバム「SOFTLY」のトレイラー第2弾がYouTubeで公開された。
「SOFTLY」は山下にとって約11年ぶり、通算14枚目のオリジナルアルバム。トレイラーは石橋菜津美演じる女性客が、CDショップで店員と会話をしながらアルバムを予約するという内容で、最近では機会が減ったと思われる店頭での商品予約を訴える仕上がりとなった。BGMにはアルバムに収録される新曲「LEHUA, MY LOVE」が使用されている。
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今年10月で放送開始から30周年を迎えた子供番組「ポンキッキーズ」の音楽面を振り返る本記事。前編ではスチャダラパーBoseへのインタビューを掲載したが、後編では「ポンキッキーズ」放送開始当初よりゼネラルプロデューサーアシスタント / ブレーンというポジションで制作スタッフを務め、現在もガチャピン・ムックに関するプロジェクトに携わっているフジテレビの山田洋久氏に話を聞いた。「ポンキッキーズ」の発起人でもある小畑芳和氏へのメール取材の回答も交えつつ、番組の誕生秘話や制作の裏側を掘り下げていく。
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スチャダラパーBoseが振り返る「ポンキッキーズ」
フジテレビ系列で放送されていた子供番組「ポンキッキーズ」が今年10月で放送開始から30周年を迎えた。1993年10月に、前身番組「ひらけ!ポンキッキ」をリニューアルする形でスタートした「ポンキッキーズ」は、放送枠の移動や番組名の変更を繰り返しながら、2018年3月の放送終了まで25年にわたり続いてきた。ガチャピンとムックという国民的キャラクターでも知られる「ポンキッキーズ」だが、番組を語るうえで欠かせないのがバラエティ豊かな楽曲の数々だ。番組にはBose(スチャダラパー)、ピエール瀧(電気グルーヴ)、鈴木蘭々、安室奈美恵、Folderといったアーティストが出演していたほか、オリジナルのミュージッククリップとともに楽曲がオンエアされるコーナー「P-kiesメロディ」には、斉藤和義、和田アキ子、米米CLUB、大江千里、山下達郎、スチャダラパー、電気グルーヴ、小沢健二、モダンチョキチョキズなど、多岐にわたるアーティストの楽曲が使用されていた。子供番組でありながら上質な音楽を提供し続けてきた「ポンキッキーズ」は、多くの人にとって“ポップミュージックの原体験”としての役割を果たしていたのではないだろうか。その証拠に、番組開始から30年が経った今でも、PUNPEE、STUTS、Awich、常田大希(King Gnu、millennium parade、PERIMETRON)、岡崎体育をはじめとしたさまざまなアーティストが、幼少期に観た「ポンキッキーズ」からの影響を口にしている。そんな今、改めて「ポンキッキーズ」の音楽面を掘り下げるべく、音楽ナタリーは2度にわたる取材を実施した。前編となるこの記事では、番組初期よりMCを務めていたBoseにインタビュー。「ポンキッキーズ」をきっかけにラップミュージックに目覚めたというライター・渡辺志保を聞き手に迎え、Boseに当時のことを振り返ってもらった。
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