ゆうらん船×グソクムズ、注目の若手バンド2組が初競演で見せたそれぞれの個性

ゆうらん船×グソクムズ、注目の若手バンド2組が初競演で見せたそれぞれの個性

ゆうらん船

ゆうらん船とグソクムズが11月17日に東京・WWWにてツーマンライブを行った。

本公演はWWWが主催するツーマンライブ企画「dots」シリーズの一環として行われたもの。話題の若手バンド2組の初競演ということもあり会場には多くの観客が詰めかけた。

1番手として登場したグソクムズは、12月14日リリースの2ndアルバム「陽気な休日」のオープニングを飾る新曲「風を待って」でゆったりとライブをスタート。楽曲の後半にかけてバンドの演奏が激しさを増していくにつれ、場内の熱気もにわかに上昇していった。続けて4人は、シャッフルのリズムで軽快に突き進む「夏が薫る」、たなかえいぞを(Vo, G)の温かな歌声と、堀部祐介(B)、中島雄士(Dr)のコーラスが絶妙なコントラストを描く「濡らした靴にイカす通り」といった楽曲を届けていく。MCでは堀部が、かねてから交流があった、ゆうらん船とのツーマンライブがついに実現した喜びを語った。

最新7inchシングルの表題曲「冬のささやき」でライブを再開させたグソクムズは、浮遊感が漂う「貘に願いを」、爽快なアップチューン「駈け出したら夢の中」を演奏したのち、この日の対バン相手である、ゆうらん船のバンド名をそのまま冠した「ゆうらん船」を初披露。美麗なメロディとシンプルなバンドアンサンブルからなる新曲をじっくりと丁寧に届けた。

代表曲「すべからく通り雨」が演奏されると、開放感あふれるサウンドとともに場内に晴れやかな雰囲気が広がる。センチメンタルなミディアムチューン「グッドナイト」で落ち着いたムードを作り上げるとグソクムズは「朝陽に染まる」をプレイ。終盤で加藤祐樹(G)が奔放なギターソロを披露するなど、タフで力強いバンドサウンドを堂々と響かせてライブを終えた。

ゆうらん船のステージは、ラグタイム調の「青い鳥」でジャジーに幕開け。続けて5人は幽玄かつサイケデリックな曲調が印象的な「Waiting for the sun」、ストップ&ゴーを繰り返す変則的なビートが徐々にダイナミズムを増していく「Tide」といったナンバーを演奏。2名の鍵盤奏者を擁する独特な編成から繰り出すオリジナリティ豊かなアンサンブルで観客を圧倒した。

内村イタル(Vo, G)が奏でる繊細なギターのアルペジオで幕を開ける「Flag」で場内をチルアウトさせたゆうらん船は、そのまま次曲「Parachute」の演奏へとシームレスに移行。クラウトロックを彷彿とさせる反復するビートで観客を楽曲の世界に引き込んでいく。演奏が終わると内海はギターを置いて客席に背を向け、ステージにひざまずき、伊藤里文(Key)が操るシーケンサーから鳴らされる電子音のビートに陶酔するかのように、しばし体を揺らす。観客が静かにステージを見守る中、おもむろに立ち上がった内海はマイクを手にすると「PIANO」を歌唱。高揚感あふれる展開にフロアのテンションが一気に高まった。

フォーキーな「サブマリン」を届けると、ゆうらん船は最後にドライブ感あふれるロックチューン「夢見てる」をプレイ。グルーヴィなサウンドをフロアに届けてステージをあとにした。アンコールの拍手に応えて5人は再びステージに登場。9月にリリースしたバラード「春」をしっとりと届けてイベントの幕を下ろした。

「WWW presents dots」2022年11月17日 WWW セットリスト

グソクムズ

01. 風を待って
02. 夏が薫る
03. 濡らした靴にイカす通り
04. 冬のささやき
05. 貘に願いを
06. 駈け出したら夢の中
07. ゆうらん船
08. すべからく通り雨
09. グッドナイト
10. 朝陽に染まる

ゆうらん船

01. 青い鳥
02. Waiting for the sun
03. Tide
04. Flag
05. Parachute
06. PIANO
07. サブマリン
08. 夢見てる
<アンコール>
09. 春

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