tofubeatsが2018年晩夏公開の映画「寝ても覚めても」に主題歌を書き下ろし提供。さらに劇伴も担当していることが発表された。
濱口竜介が監督を務める「寝ても覚めても」は、作家の柴崎友香による同名小説を映画化したラブストーリー作品。ミステリアスな自由人・麦と誠実なサラリーマン・亮平というそっくりな顔をした2人の男と、その間で揺れる女性・朝子の姿が描かれる。東出昌大が1人2役で麦と亮平、唐田えりかが朝子を演じる。
濱口の前作「ハッピーアワー」を観て、「自分がアートの現場で見てきたものと違い、相当喰らった」と感銘を受けたtofubeats。彼は濱口と対談などを通して交流を深め、今回初めて映画の音楽を担当することになった。tofubeatsは「とにかく自分にできることは脚本や資料を読んで取り組むことだったので、全ての要素が作品を見て皆様が感じていただくことの助けになっていれば嬉しいです」とコメント。濱口は「『寝ても覚めても』はなかなか一筋縄ではいかない恋愛映画なのですが、tofubeatsさんの楽曲は観客が映画を見る上での感情的な拠りどころになってくれています。そして、エンドクレジットに流れる主題歌。私は、震えました。観客の皆さんにも胸のど真ん中を撃ち抜かれていただきたい」と語っている。
tofubeats コメント
初の映画への主題歌・楽曲提供ということで不安もあったのですが、濱口監督の作品ということで意を決して飛び込ませていただきました。不慣れな点は多かったのですが、こうして皆様にお知らせできるところまで来られて本当に嬉しいです。とにかく自分にできることは脚本や資料を読んで取り組むことだったので、全ての要素が作品を見て皆様が感じていただくことの助けになっていれば嬉しいです。
濱口竜介監督 コメント
この度、tofubeatsさんに『寝ても覚めても』映画音楽をお願いできたことを心から嬉しく思っています。クレバーな印象の強いtofubeatsさんですが、その楽曲は実はとてもまっすぐ胸に飛び込んでくるものです。『寝ても覚めても』はなかなか一筋縄ではいかない恋愛映画なのですが、tofubeatsさんの楽曲は観客が映画を見る上での感情的な拠りどころになってくれています。そして、エンドクレジットに流れる主題歌。私は、震えました。観客の皆さんにも胸のど真ん中を撃ち抜かれていただきたい。ご期待ください。