本日2月6日に東京都内で行われた映画「ふたつの昨日と僕の未来」の製作発表記者会見に、主題歌を担当する水樹奈々が登壇した。
「ふたつの昨日と僕の未来」は「ライトノベルの楽しい書き方」「瀬戸内海賊物語」「海すずめ」などの作品で知られる愛媛県出身の映画監督・大森研一が、市政80周年を迎える地元愛媛の新居浜市を舞台に、現実世界とパラレルワールドを描いたファンタジー。長距離ランナーとしてオリンピックを目指していた市役所勤務の主人公・海斗を佐野岳が、海斗を見放す恋人の真里乃を相楽樹が演じる。映画のロケ地となった新居浜市は水樹が生まれ育った場所であり、彼女は市の観光大使も務めている。
楽曲制作のためシナリオに目を通したという水樹は「子供の頃から慣れ親しんだ場所がスーッとストーリーに溶け込んでいて、『監督すごすぎ!』って思いました。地元の方が観られたら、日常にある場所だからこそ思い出と重ねて感情移入できると思いますし、まだ新居浜市を訪れたことのない方にも魅力的に映るんじゃないかなと思います」とコメント。主題歌は先週から選曲会議を進めているとのことで「監督から具体的なアイデアをいただいて、制作を全力でがんばっています」と状況を報告した。さらに水樹は、撮影を目前に控える他県出身のキャスト2人へ「すごくタイトな撮影だとは思うんですけど、隙があればぜひ観光したり、おいしいものを食べたりしてもらいたい。個人的には、エビ天、エビちくわを食べてください。オススメです! 楽しんでください!」と地元の魅力をアピールした。
会見終盤には、石川勝行新居浜市市長と愛媛県のイメージキャラ・みきゃんもステージへ。みきゃんが登壇者たちとゆっくり握手を交わしていると、主演の佐野が「鼻のところからみかんの匂いがするんですよ」と言いながらきつく抱きしめ、笑いを起こす一幕もあった。
映画「ふたつの昨日と僕の未来」は2018年秋に公開予定。最新情報は映画オフィシャルサイトおよび本日オープンした映画公式Twitterアカウント(@futaboku_m)で随時アナウンスされる。
(c)2018 映画「ふたつの昨日と僕の未来」製作委員会