sumikaが9月1日公開の劇場アニメ「君の膵臓をたべたい」の主題歌、オープニングテーマ、劇中歌を書き下ろし提供する。
「君の膵臓をたべたい」は、本が好きで地味な高校生の“僕”と、膵臓の病で余命いくばくもないクラスメイト・山内桜良の姿を描く青春ストーリー。2015年6月に住野よるの原作小説が刊行され、その後2017年7月に実写映画化された。
初めて映画の楽曲を手がけた片岡健太(Vo, G)は「牛嶋(新一郎)監督とは楽曲制作前から打ち合わせをさせて頂いて、その後も1曲ずつ、お互いのイメージ共有をしながら進めました。作品と真摯に向き合っている事が、コンテの端々からも伝わってきて、この作品に音楽家として携われる幸せを噛み締めながら、楽曲制作に臨む事が出来ました」とコメント。監督の牛嶋は「ここまで作品に寄り添って楽曲を作っていただいた経験もないので、本当にありがたいことだと感じています。映画スタッフが繊細に作りこんだ映像に、sumikaさんの曲が乗ったとき、とても美しい化学変化を起こすことができたと思っています」語っている。
住野はsumikaのCDを購入しライブにも足を運ぶほどのファン。彼は「『君の膵臓をたべたい』はまぎれもなく読者さんが世に送り出し、育ててきてくれたお話です。そのアニメの曲を、読者さんを通じて知ったsumikaの皆さんが作ってくださることは、『君の膵臓をたべたい』という本へのクライマックスとして、これ以上なく素敵なことだと感じています」と喜びをあらわにしている。
この発表に合わせて、sumikaの新曲「ファンファーレ」が流れる映画の特報映像がYouTubeで公開された。
片岡健太(Vo, G)コメント
牛嶋監督とは楽曲制作前から打ち合わせをさせて頂いて、その後も1曲ずつ、お互いのイメージ共有をしながら進めました。作品と真摯に向き合っている事が、コンテの端々からも伝わってきて、この作品に音楽家として携われる幸せを噛み締めながら、楽曲制作に臨む事が出来ました。
素晴らしい原作があって、そこにリスペクトを持った制作チームと共に、化学変化を楽しみながら、作品を作り上げました。一ファンとしても完成を心から楽しみにしております。
牛嶋新一郎監督 コメント
最初にsumikaさんに各シーンのイメージや曲調を提示し、そこに歌詞と曲をつけてもらう形で楽曲制作を進めました。何度か机を囲んで話し合いをさせていただき、ここまで作品に寄り添って楽曲を作っていただいた経験もないので、本当にありがたいことだと感じています。
映画スタッフが繊細に作りこんだ映像に、sumikaさんの曲が乗ったとき、とても美しい化学変化を起こすことができたと思っています。原作ファン、sumikaファンの方々が、映画を通して、相互的に好きになってもらえたら幸いです。
住野よる コメント
まずファンとしてとても嬉しいです。数年前に読者さんから教えていただいたことがきっかけでsumikaの音楽に出逢い、ファンになりました。CDを買いライブも行きTシャツも持っています。
そして、作者としての嬉しさがあります。「君の膵臓をたべたい」はまぎれもなく読者さんが世に送り出し、育ててきてくれたお話です。そのアニメの曲を、読者さんを通じて知ったsumikaの皆さんが作ってくださることは、「君の膵臓をたべたい」という本へのクライマックスとして、これ以上なく素敵なことだと感じています。