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母の日を前に、中野裕之監督手がけた樋口了一「手紙~親愛なる子供たちへ~」リリックMV

6年以上前2018年05月11日 7:05

樋口了一のヒット曲「手紙~親愛なる子供たちへ~」のリリックビデオがYouTubeで公開された。

このビデオは5月13日の母の日を前に制作された、映画監督兼映像作家の中野裕之による作品。介護関係の施設で知ったこの楽曲に感銘を受けたという中野監督の「多くの人に届けたい」という思いから、母親への感謝を伝える日である母の日を前に公開されることとなった。中野監督はこの楽曲にまつわるコメントを発表しており、「ぜひ、多くの人に、この手紙を送って親たちに感謝し、優しくしてあげて欲しいと思っています」と思いをつづっている。

「手紙~親愛なる子供たちへ~」は“年老いた親からのメッセージ”を歌ったナンバー。テレビやラジオなどを通じて反響を生み、2009年には「第51回日本レコード大賞」の優秀作品賞に選ばれた。現在も多くの介護施設や病院、学校などで親しまれている。

中野裕之監督 コメント

母の日が近づいてきましたね。
こどもたちに母からの手紙が届きます。
樋口了一さんの「手紙~親愛なる子供たちへ~」という名曲は、母親や父親からの子供たちへのメッセージです。
介護関係の施設の紹介映像を作ることになり、施設の職員さんが好きな曲ということで聞かせてもらったのが最初なのですが、私はこの曲を聴いて涙が止まりませんでした。
母親に限定している歌詞ではないのですが、あんまり積極的に電話をしない私のような息子にとっては、心入れ替える転機になるような曲の内容でした。
高校生の頃に祖父の介護をする母を手伝ったことがあり、大変さは知っているつもりでいましたが、施設の天使のような職員さんたちの奉仕する姿は人として素晴らしく、そこでも多くを学びました。
施設にいらっしゃる年老いた親たちの中には、家でも大事にされている方も、そうでない方もいらして、老人ホームなどでは、預けられてから一度も家族が来られていないような、寂しい思いをされている方もおられました。
年老いてきた親を施設にただ預ければ良いと思っていないで、気持ちを理解してあげて、なるべく会いに行き、顔を見せてあげたらいいのになと思いました。
例えば施設に初めて来た人たちには、この曲を聴いてもらって親の気持ちを理解した上での入居や利用であれば、もっと優しく接してもらえるのではないかと思い、この曲をもっと多くのこどもたちに届けたい、、、そして映像を作って見てもらおうと思ったのです。
歌詞も目に見えるようにしました。
絵は内山ユニコさんが心をこめて書いてくださいました。樋口さんと、テイチクエンタテインメントさんのご理解あるご好意により、今回この映像を制作させていただきました。
ありがとうございました。
ぜひ、多くの人に、この手紙を送って親たちに感謝し、優しくしてあげて欲しいと思っています。

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