Have a Nice Day!のワンマンライブ「ダンスウィズバビロンZ/E/R/O/」が昨日8月29日に東京・UNITで開催された。
5月に東京・Zepp DiverCity TOKYOで行われた「Dystopia Romance 3.0リリースパーティー"Have a Nice Day! ONE MAN SHOW"」以来のワンマンとなった今回の公演。当日の模様はSHOWROOMにて生配信も行われ、700人以上の視聴者が集まった。
希望のない街・ディストピアの物語を描いたVTRが上映されたのち、ライブは「Everything, Everything, Everything」でスタート。遊佐春菜(Key / 壊れかけのテープレコーダーズ)の柔らかな歌声が会場を包み、厳かな雰囲気でパーティは幕開けとなった。この楽曲が終わると、ハバナイはワンマンではおなじみとなった「ファウスト」「フォーエバーヤング」といったナンバーを休みなくプレイ。するとフロアはモッシュを行う人たちですし詰め状態となり、一気に熱気が充満した。
「フォーエバーヤング」が終わると、浅見北斗(Vo, Key)は「気合い入ってんのか?」と観客を扇動したり、「お前何えらそうにしてんの?」と最前列のファンをいじったりと挑発的なMCを展開。フロア中に罵声が飛び交い、物々しいムードが漂っていった。中盤に入ると、浅見が華麗なステップでステージを駆け巡った「ロックンロールの恋人」、チャンシマ(Dr)が重厚な8ビートでオーディエンスのテンションを高めた「NEW WORLD ORDER」など、アッパーな楽曲が次々演奏された。「60 seconds superstar」披露後、浅見は“課金タイム”と題してステージ後方にSHOWROOMの映像を投影し、番組の評価を表す「星」を使用するよう配信視聴者にアピール。現場にいた観客は「星」の代わりに、ステージに向かって小銭を投げつけていた。
そんな中ライブ初披露となった新曲「わたしを離さないで」では浅見、遊佐、中村むつお(G, Cho / tomodati)が美しいコーラスを展開。ステージ後方に歌詞が上映されるとオーディエンスと一緒にシンガロングし、一体感を高める場面もあった。そして「dance with my climax (void void)」「マーベラス」ではパーティの終盤がノスタルジックに演出され、ラストナンバー「Fallin Down」では観客たちが激しいモッシュピットを形成し、盛大にフィナーレが彩られた。
ハバナイは11月から12月にかけて全国ツアー「ダンスウィズバビロン 2/0/1/8/」を開催。また彼らは新曲「わたしを離さないで」のミュージックビデオをYouTubeで公開した。丸山健志が監督を務めたこのMVには、雑誌「Seventeen」の専属モデル横田真悠が出演している。
「Have a Nice Day!ワンマンライブ“ダンスウィズバビロンZ/E/R/O/”」
2018年8月29日 UNIT セットリスト
01. Everything, Everything, Everything
02. ファウスト
03. フォーエバーヤング
04. ロックンロールの恋人
05. Blood on the Mosh Pit
06. Riot Girl
07. F/A/C/E
08. SCUM PARK
09. NEW WORLD ORDER
10. Are you ready? (suck my dick)
11. 60 seconds superstar
12. わたしを離さないで
13. dance with my climax (void void)
14. マーベラス
15. LOVE SUPREME
16. Fallin Down
Have a Nice Day! 全国ツアー「ダンスウィズバビロン 2/0/1/8/」
2018年11月9日(金)大阪府 umeda TRAD
2018年11月22日(木)宮城県 仙台MACANA
2018年11月24日(土)福岡県 graf
2018年12月8日(土)愛知県 APOLLO BASE
2018年12月12日(水)東京都 LIQUIDROOM