2019年新春公開予定の映画「21世紀の女の子」の主題歌に、大森靖子と平賀さち枝が共作した楽曲「LOW hAPPYENDROLL --少女のままで死ぬ--」が使用される。
「21世紀の女の子」は映画監督の山戸結希が企画・プロデュースを手がける作品。1980年代後半から90年代生まれの映画監督15名が参加し、「自分自身のセクシャリティあるいはジェンダーが揺らいだ瞬間が映っていること」をテーマにした短編を集めたオムニバス作となっている。
大森と平賀は本作のために「LOW hAPPYENDROLL --少女のままで死ぬ--」を制作。このコラボは山戸監督の提案により実現したもので、作詞と歌唱は2人で行い、サウンドプロデュースと作曲は大森が担当した。今回の共作に関して、平賀は「大森さんの鮮やかな歌詞を自分の体内に染み込ませていく作業はとても幸せでした。この曲のこと、ふたりのことに向き合っていた奇跡的な時間は胸に大切にしまっておきます」とコメント。この楽曲がどのように映画を彩るのか、ファンはお楽しみに。
平賀さち枝 コメント
初めて大森さんに出会ったあの頃や、遠くから活躍を拝見させてもらっていた時も、大森さんだけが持っている大森さんだけの美しさにときには圧倒され、そして魅了され続けてきました。楽曲制作時、大森さんは頼もしく、そのふところに、私は身を委ねさせてもらいました。大森さんの鮮やかな歌詞を自分の体内に染み込ませていく作業はとても幸せでした。この曲のこと、ふたりのことに向き合っていた奇跡的な時間は胸に大切にしまっておきます。
このような機会をつくってくれた山戸監督に心からの感謝を申し上げます。山戸監督の情熱に触れている時、創作の根本に気付かされ、身の引き締まる思いでした。
この世界で、例え、どんなめにあったとしても、ほかの誰でもない自分の軸で人生を創造していけたら。そんなふうに願って暮らしている21世紀に生きる女の子たちのことを、いつまでも尊敬しています。