SKE48のロゴをデザインしたクレジットカード「イオンカード(SKE48)」が発行されることが決定。本日11月12日に東京・東京国際フォーラム ホールD7で行われた「SKE48 10周年記念 イオンカード(SKE48)デビュー発表会」に松井珠理奈、荒井優希、大場美奈、須田亜香里、惣田紗莉渚、古畑奈和が登壇した。
「イオンカード(SKE48)」はSKE48の劇場デビュー10周年を記念して発行されるクレジットカード。特典としてイオンカードの公式アプリ「イオンウォレット」でSKE48メンバーの写真を使用したカード券面を表示できるほか、カードを利用して貯まった「ときめきポイント」をオリジナルポスターや生写真と交換することができる。本日の発表会では6人が10周年を記念して制作された衣装に身を包んで登場。珠理奈は「1~3期生が下のメンバーに熱い気持ちを伝えてきているので、そういった面ではあまり変わらないんですけど、周年って1期生のためのものという気持ちがみんなにあった中、今はみんなで10周年を盛り上げようとより気持ちが1つになってるんじゃなかなと感じています」と10周年を迎えた心境を語り、須田は「ファンの方も含めていつ入ったかとか、いつ好きになったかということは関係なく、今を楽しもうという感覚が年々深まっている気がして、すごく今は幸せです」と続けた。
その後、6人はデビュー当時に抱いていた夢を1人ずつ発表。荒井が「有名人になる」、古畑が「同期とセンターに立つこと」、惣田が「クイズ番組に出る」、大場が「CDジャケットにいる」とそれぞれ発表したのち、かわいいアイドルになることを夢見ていたことを明かした須田は「これは叶わなかったかもしれないですね(笑)」と話しつつ、「モーニング娘。さんを見て育ったので、私もかわいいアイドルになりたいなと思っていつでもかわいいことを言えるようにめちゃくちゃ研究してたんですけど、その甲斐があってなのか、とっても振り幅のあるアイドルになりました」「今年『総選挙』で2位になって最初に来た仕事がパンスト被り。そのあとに着々と鼻毛を抜いたり、つい最近は寝起きドッキリをやって。ドすっぴんで口開けたままどんないたずらさせても寝続けるっていう、アイドルとしてよりも女性としてどうなんだろうという次元まで来てます」と笑顔で語った。また珠理奈は「10年前なので覚えてません!」と述べ、「最後だからオチを付けたほうがいいのかなと思ってちょっとふざけてみたんですけど、全然オチ付ける必要ないくらいあかりん(須田)がいろいろしゃべってくれたんで、もっと普通のことをちゃんと書けばよかったです」と笑いながら後悔していた。
続けて彼女たちは、「イオンウォレット」の画面を再現した巨大なフォトプロップスを使って順番にアピールポーズを披露。惣田が音を鳴らしながら投げキッスをしたり、大場がかわいらしく“あご乗せポーズ”を決めたりする中、トリを務めた須田は「普段は見せない私」というテーマでセクシーなポーズを次々に繰り出し、「テレビに出させていただくときは基本笑顔なので、いつも開けない引き出しを開けました」と自信たっぷりに説明した。
発表会後にはマスコミ向けの囲み取材が行われ、6月に開催された「AKB48 53rdシングル 世界選抜総選挙」で1位を獲得して以降、9月まで休養していた珠理奈は「体調を崩してしまってこのたびはご心配をおかけしました。少しお休みさせていただいてだいぶ元気になったので、今日も復活してこうして参加させていただけていることがすごくうれしいです」と挨拶。「先日握手会の中でトークショーとハイタッチ会をさせていただいて、そこでひさしぶりにファンの方にお会いして。『待っていたよ』という声を掛けていただけて、すごくうれしかったです」と復帰を果たした現在の心境を述べた。
また休養中に何をしていたかを聞かれた珠理奈は、「小学6年生から10年間、ほとんどお休みなくやってきたんですけど、今回休ませていただいて普段できない犬の散歩をしたりしてました」と返答。現在の体型については「ファンの方にも『今が一番いいんじゃない』って言われました。『前までガリガリで心配だった。ガリガリなのにプロレスできるんだ』って(笑)。今がプロレスやるのに一番いい体型かもしれません」と近年プロレス関連の仕事をしていることに触れながらコメントした。
さらに珠理奈は「世界選抜総選挙」を振り返り、「SKEのためにも、自分やファンの方のためにも1位にならなきゃいけないと自分を追い込みすぎていて、当日のことはほとんど覚えていないです。でも卒業したメンバーや先輩から『おめでとう』と言っていただいて、改めて『1位になったんだな』という実感が湧きました。あと地元のお店の店員さんから『1位おめでとうございます』声をかけていただりすることもあって、うれしいなと思います。休んでしまった分、ここからSKEの勢いをさらにアピールしていきたいです」と力強く宣言。休養中だったため、センターである珠理奈が不在の状態で撮影されたAKB48「センチメンタルトレイン」のミュージックビデオについては、「何回も観て泣いたんですけど、あれを観たことによって自分の帰る場所がちゃんとあるんだなって実感できたし、SKEのメンバーが私の分もがんばってくれてるんだなって頼もしく見えて。帰るのが楽しみだなと思いました」と語った。一方彼女が不在の間、SKE48のライブなどで代わりにセンターを務めていた須田は、「珠理奈さんがいないことによって『勢いがなくなった』と言われたくないという一心で後輩たちともがいてきて。それが今、こうやって合わさることで皆さんにいいパワーを伝えられることがうれしいです」と胸の内を明かした。
クレジットカードに関する話題では惣田が「カードで高いものを買ったら預金がマイナスになったんですよ! 積み重ねでマイナス48(万)くらいまでいきました」と告白してメンバーを驚かせ、古畑は「メンバーの新幹線のチケットを持っていたマネージャーさんが寝坊して遅刻したことがあって。大事なお仕事だったので、一気に新幹線代30万円下ろしました。結局マネージャーさんは間に合ったんですけど、『30万円下ろしちゃった!』って手が震えちゃって」というお金にまつわるエピソードを紹介。これを聞いた珠理奈は、「私はお母さんにお金を管理してもらっているので、まだカードを作ってきたことがなくて。今回イオンカードを作ってみようかなと思ってるんですけど、みんなの話を聞いてたら怖くなってきました(笑)」とリアクションしていた。
「世界選抜総選挙」後、テレビ番組に出演する機会が増えた須田は「私はすごい節約してて、仕事現場でも置いてあるお水をその日のギャラだと思って持って帰ってます。お金をちょっとずつ使うようにして貯金を多めにしているので、カードで買いものをするのが楽しみです」と話し、記者から今年どのくらい給料が上がったのかを問われると、「最近、後輩メンバーから『お金持ってますよね。奢ってくださいよ』ってよく言われるんですよ(笑)。ちゃんと奢るんですけど、給料は本当に増えてないんです。変わるとしたら来年1月から変化するかもしれないです」と回答。そして最後に珠理奈が「帰って来てみんなが本当に頼もしくて、成長しているのを感じるので今のSKEのメンバーでナゴヤドームでライブができたらうれしいなと思います」と今後の夢を述べて取材を締めくくった。
なおイオンの金融ポータルサイト「暮らしのマネーサイト」では明日11月13日より「イオンカード(SKE48)」の申し込みを受け付ける。