年内をもって活動を休止するsadsが、昨日11月30日にライブツアー「The reproduction 7th anniversary『FALLING』Chapter3 TOKYO 7DAYS」の最終公演を東京・ステラボールにて開催した。
彼らがステージに現れるとフロアからは絶叫に近い歓声が上がり、熱狂的な空間が場内に作り出された。ライブはsadsにとって事実上のラストアルバム「FALLING」の収録曲「freely」で幕を開け、序盤では「ID POP」「WHITE HELL」「AMARYLLIS」などが披露されオーディエンスの狂騒を煽った。K-A-Z(G)のソロを挟み中盤に入ると、清春(Vo)が妖しく艶のある声で「GOTHIC CIRCUS」を歌い上げる。さらに「HONEY」「Hate」と続き、観客は4人の激しいパフォーマンスに魅入った。そして4人は「GIRL IN RED」「MAKING MOTHER FUCKER」「NIGHTMARE」という過激なロックチューンを畳みかけフロアを存分に煽り、「Because」で本編をクライマックスに導いた。
アンコールで清春は「K-A-Zくん、GOくん、YUTAROとの関係は死ぬまで続きます。ファンのみんなにも会えたし、sadsをやってよかった。僕はあんまりバンドというものが好きじゃない。でも、僕がやったバンドの中でも、これが一番強烈だったと思います」と語る。「LIAR」を皮切りに4曲が披露されたあとも、会場の熱気は冷めやらず、ダブルアンコールへ。ここで清春は「12月21日、追加公演、川崎CLUB CITTA'!そこでsadsの最後のブザマな姿をさらします!」と発表してファンを歓喜させた。そこから「SANDY」「CRACKER'S BABY」を届けたメンバーは、大歓声と拍手を浴びながらこの日の公演を終えた。
なおステラボール公演の模様は、来春に映像化および音源化が予定されている。
sads「The reproduction 7th anniversary『FALLING』Chapter3 TOKYO 7DAYS」2018年11月30日 ステラボール セットリスト
01. freely
02. See a pink thin Cellophane
03. FREEZE
04. ID POP
05. WHITE HELL
06. AMARYLLIS
07. GOTHIC CIRCUS
08. HONEY
09. Hate
10. GIRL IN RED
11. MAKING MOTHER FUCKER
12. NIGHTMARE
13. Because
<アンコール>
14. LIAR
15. Liberation
16. Mr.『YA』
17. TRIPPER
<ダブルアンコール>
18. SANDY
19. CRACKER'S BABY
「The reproduction 7th anniversary『FALLING』」追加公演「too fast to die」
2018年12月21日(金)神奈川県 CLUB CITTA'
撮影:森好弘、柏田芳敬