藤あや子とm.c.A・Tという異色の組み合わせによる“ヒップホップ民謡”「秋田音頭 -AKITA・ONDO-」が、「藤あや子 feat. m.c.A・T」名義のコラボレーションシングルとして元日1月1日にリリースされる。
秋田出身で幼少の頃より民謡の踊り手として育ってきた藤と、北海道出身で1980年代後半にはブラックミュージックの要素をいち早く取り入れたアーティストとして久保田利伸やバブルガム・ブラザーズらと並んでシーンを活性化させてきたm.c.A・T。2人の出会いは2008年、藤が東京・NHKホールで行ったデビュー20周年リサイタルで自身の原点である民謡「秋田音頭」のヒップホップアレンジに挑戦した際、そのアイデアの発案者である映画監督・小松莊一良が盟友のm.c.A・Tを音楽監督に指名したときだった。この公演ではヒューマンビートボクサーを従えた和服姿の藤が、和服にサングラスとブーツと合わせたm.c.A・Tと共に歌い踊るという奇妙なコラボが実現。その場面は2009年1月に発売されたDVD「藤あや子20周年記念リサイタル 艶やかに咲いて…二十年」で確認できる。その後、お互いのコンサートに足を運ぶなど親交を深めてきた2人は、2017年に行われたm.c.A・T主催のライブイベント「俺フェス」で再度共演を果たした。
満を持してリリースされるコラボシングル「秋田音頭 -AKITA・ONDO-」には、新たなアレンジとミックスが施された3バージョンの「秋田音頭」を収録。2人の仲をつないだ小松監督の撮影によるミュージックビデオも制作された。MV撮影は東京・渋谷で行われ、藤は本物のストリートダンサーたちに囲まれ和服姿で歌唱している。振付はm.c.A・Tの呼びかけにより、DA PUMPのTOMOが担当。TOMOは老若男女が座ったままでも踊れる振付を考案し、“ヤクヨケダンス”と名付けた。
TOMO(DA PUMP)コメント
この度、 藤あや子さん、 そして師匠のm.c.A・Tさんとのコラボレーション曲を振り付けさせて頂き、 すごく光栄です。
振り付けのポイントは、 「キタカサッサ コイサッサ コイナー」のパワーワードに対して考えた
「ヤクヨケダンス」
ヤクを払ってフク来たる!を込めてつけさせて頂きました!
どの世代でも出来るダンスをと!
両手を外に払い、 そして内に払い、 最後に手を高く上げてガッツポーズをするイメージでやると上手くできるかと思います!
皆さん是非マネしてみてください!
藤あや子 feat. m.c.A・T「秋田音頭 -AKITA・ONDO-」収録曲
01. 秋田音頭 -AKITA・ONDO-
[補作詞:m.c.A・T、藤あや子 / 補作曲:m.c.A・T / 編曲:m.c.A・T]
02. 秋田音頭 -AKITA・ONDO- Bonjour Club Mix
[補作詞:m.c.A・T、藤あや子 / 補作曲:m.c.A・T / 編曲:m.c.A・T]
03. 秋田音頭 -AKITA・ONDO- Ayako Mix
[補作詞:藤あや子 / 編曲:m.c.A・T]