岸洋佑が12月21日に東京・LIQUIDROOMにてワンマンライブ「岸洋佑メジャーデビュー記念ワンマンライブ」を開催した。
この公演は、12月5日にミニアルバム「走りたいわけじゃない」で日本コロムビアからデビューした岸の、メジャーデビュー後初めてのワンマンライブ。公演は、インディーズ時代からメジャーデビューまでの道のりを描いたオープニングムービーで幕を開ける。
ステージにバンドメンバーに続いてスーツ姿の岸が現れると、彼はまず初めに「走りたいわけじゃない」のリード曲「僕への挑戦状」を披露した。続けて「シズク」「スナイパー」「僕の大切なキミへ」の3曲をパフォーマンスすると、ファンに「本当に皆さん岸を観に来たんだよね?」と問いかけ会場を笑わせる。
「ライム」「海辺のコンパス」をアコースティックで歌ったあとにはバンドメンバーが一度退出し、ステージには岸が「師匠」と呼ぶマシコタツロウが登場した。マシコはキーボードでライブに参加し、2人は「Pairticket」「HERO」「いつかのキミへ」を披露する。2人のセッションに、会場は更なる熱気に包まれていった。
岸とマシコによるセッションパートが終わると会場が暗転。すると「走りたいわけじゃない」の1曲目を飾る「メッキのメダル」について岸が思いを語る映像が流れ、黒いパーカに着替えた岸が再びステージに姿を見せて「メッキのメダル」を歌う。そして彼は自身が演じた「宇宙戦隊キュウレンジャー」のスティンガー / サソリオレンジの“テーマソング”とも言える「見えない絆」を歌い上げた。
岸が「ここから後半戦一気に行くから、みんなも盛り上がってほしい!」とファンに呼びかけると、サンタに扮したダンサーが登場する。岸がプレゼントのボールを客席に投げ入れたり、ダンサーと共に踊った「A Time For Christmas」、そして女性客も男性客もコール&レスポンスで盛り上がる「Friends!!!」、タオルを回して会場がひとつになった「女神サマー」で場内のボルテージは最高潮に。大盛り上がりの中、岸は「こんなにたくさんの人にお越しいただけるなんて信じられないです」とファンに感謝の言葉を述べ「ちいさい月の下で」を歌い上げて本編は終了した。
鳴り止まない拍手を受けてスタートしたアンコールでは岸がスティンガー / サソリオレンジの衣装で登場して「サソリ座の歌」を披露するというスペシャルな演出も。これには会場から割れんばかりの拍手と歓声が巻き起こる。続けて「夏のシンパシー」「Door」を歌い、再びマシコタツロウを呼び込むと、岸は「最後にこの曲で盛り上がって終わりたいと思いますので、一緒に盛り上がってください!」と呼びかけて「Everybody!!!」へ。メジャデビュー後初のワンマンライブは大盛況で幕を閉じた。
岸洋佑「岸洋佑メジャーデビュー記念ワンマンライブ」2018年12月21日 LIQUIDROOM セットリスト
01. 僕への挑戦状
02. シズク
03. スナイパー
04. 僕の大切なキミへ
05. ライム
06. 海辺のコンパス
07. Pairticket
08. HERO
09. いつかの君へ
10. メッキのメダル
11. 見えない絆
12. Band Inst
13. A Time For Christmas
14. Friends!!!
15. 女神サマー
16. ちいさい月の下で
<アンコール>
17. サソリ座の歌
18. 夏のシンパシー
19. Door
20. Everybody!!!