EXILE HIROがプロデュースする「HiGH&LOW」シリーズの新作映画「HiGH&LOW THE WORST」。本作に登場する鳳仙学園のキャスト情報、特報映像、キャストコメントが公開された。
「HiGH&LOW THE WORST」は「HiGH&LOW」と高橋ヒロシのマンガ「クローズ」「WORST」によるコラボ作品。脚本は「HiGH&LOW」のチームと高橋が共同で手がけており、「WORST」の戸亜留市と「HiGH&LOW」のSWORD地区が交差した世界で「HiGH&LOW」の鬼邪高校と「クローズ」「WORST」の鳳仙学園が戦いを繰り広げる。
幹部以外スキンヘッドの最強軍団・鳳仙学園で過去最強と謳われる新世代のカリスマ的リーダー・上田佐智雄役には志尊淳が決定。不良のリーダー役を演じるのが夢だったという志尊は、本作で本格的なアクション映画に初挑戦する。そのほか映画「PRINCE OF LEGEND」ではメガネ王子・久遠誠一郎を演じた塩野瑛久、映画「居眠り磐音」や「ナツヨゾラ」にも出演する荒井敦史、ドラマ、映画、舞台など多方面で活躍中の小柳心、雑誌やCMでモデルとして活躍中の葵揚が、佐智雄を取り囲む鳳仙学園の“四天王”としてキャスティングされた。また映画「ちはやふる」シリーズにも出演する坂口涼太郎も鳳仙学園の幹部として登場する。
特報では、全日制の保たれていた均衡が崩れ各一派が覇権を競う“一大戦国時代”を迎えた鬼邪高校の面々と、過去最強と名高い新世代の鳳仙学園の面々が壮絶な闘いを繰り広げる本編映像の一部が解禁された。佐智雄の「鬼邪高潰すぞ」という言葉と共に鬨の声を上げる鳳仙軍団の姿や、鬼邪高校全日制の転入生・花岡楓士雄(川村壱馬 / THE RAMPAGE from EXILE TRIBE)が「いくぞてめぇら」という声を上げて鬼邪高校新世代の面々を率いていく姿を観ることができる。もちろん映像には鬼邪高校定時制の番長・村山良樹(山田裕貴)も登場する。特報映像ではTHE RAMPAGE from EXILE TRIBEが歌う劇中歌「SWAG & PRIDE」が流れるので、こちらにも注目しよう。
本作では敵対する間柄だが、公私共に仲良くしているという志尊と川村からのコメントも到着。2人は本作出演への意気込みや演じてみての感想などを語っている。
鳳仙学園 上田佐智雄役 志尊淳 コメント
作品への意気込み
「WORST」は元々高橋ヒロシ先生の原作から大ファンで、このような不良漫画の実写ものやアクションものに出演することが一つの夢でした。その夢が、近づいたということで、まずは嬉しい気持ちでいっぱいでした。それと同時に原作が好きだからこそ、その名に恥じぬよう、しっかりと演じなければならないという覚悟が芽生えました。
「HiGH&LOW」という作品も、「WORST」という作品も、すごく歴史がある作品で、その中でも鳳仙という名のある学校の新キャラクターを演じるということで、頭として、鬼邪高には負けないぞという責任感をしっかりと持ち、大きな器でみんなを支えて、僕達しか作れない鳳仙学園を作れたらなと思います。
演じてみての感想
鳳仙としての初めてのシーンが、トップとしてスキンヘッドの強そうな方々を後ろにして前を歩く、そして歩くと皆さまが道をあけるというシーンで、男としてとても憧れるシチュエーションでしたので、演じていてすごく気持ちが良かったです。鳳仙は皆が一枚岩なので、チーム力を大事に、現場の空気を大切に演じさせていただきました。
アクションや意識したこと
見たことのないアクションのVコンテが送られてきて、本当に皆でやるのかと、最初は驚きがあったのですが、これをしっかりとリアリティーを持ったアクションのお芝居にできるとすごく躍動感が出ますし、僕のキャラクターとしても、アクションでしっかり説得性を見せていくことが重要でしたので、最大限の力で演じさせていただきました。
鬼邪高校全日制 花岡楓士雄役 川村壱馬(THE RAMPAGE from EXILE TRIBE))コメント
作品への意気込み
自分の中で、本作に臨む上で「カッコ悪いところがあるから、カッコいい」ということを一番大事なテーマとして持っていました。ダサい部分だったり、ケンカのシーンとかでボロボロになったり、ドロドロになったり…、そういう面を見せるから、カッコいい部分が凄くカッコよくなって、締まりが出るんだと思います。なので、自分の中のダサいところを恥ずかしがらずに100%で出していこうと思っていました。そういう部分を観ていただけたら嬉しいなと思います。ダサい部分もあり、カッコいいところもある、そんな人間味を感じられる、愛されるキャラクターを目指しました。
志尊さんや他キャストと共演した感想
今回はアクションでもお芝居でも、一対一で対峙する場面での相手は必ず役者さんでした。相手のお芝居を受けて、自分の芝居を引き出していただくことが凄く多かったので、相手のことも引き出せるのが役者さんなのか、と感じました。また志尊さんとも公私共に仲良くさせていただき、現場では二人で演技について熱く語る場面もありましたし、志尊さんがオールアップした際に鳳仙メンバーと一緒に食事に行ったり、志尊さんが寝ている時に寝顔の写真を撮ったり(笑)、とても良い関係で、撮影期間を過ごさせて頂きました。
※高橋ヒロシの「高」ははしご高が正式表記。
(c)2019 髙橋ヒロシ(秋田書店) / 「HiGH&LOW」製作委員会