miletが本日4月26日に東京・新宿ピカデリーで行われた劇場アニメ「バースデー・ワンダーランド」の初日舞台挨拶に登壇した。
「バースデー・ワンダーランド」は柏葉幸子による児童文学「地下室からのふしぎな旅」を原作としたアニメで、自分に自信がない少女・アカネが“救世主”としてワンダーランドで冒険を繰り広げるファンタジー。原恵一が監督を務め、主人公アカネの声を松岡茉優が担当している。
本日の舞台挨拶には、松岡、杏、麻生久美子、市村正親といった声優陣のほか、原監督も参加した。原は「本格的なファンタジー映画は初めてで、最初は自信がない部分もありました」と不安を明かしつつ、「やり始めてみたらストーリーと登場人物が画面の中でしっかり立っていれば、現実の世界を描く作品と何も変わらない。むしろファンタジーだからこそ自由な世界作りができる楽しさに気付けました」と続けた。また「僕、基本的に好きな人しか呼ばないんですよね。役者としても人としても好きな人としか仕事をしたくないんですよ。今回も素敵な人たちを集められて、とてもいい作品になったという自信があります」と胸を張った。
miletは舞台挨拶の後半に登場し、「この場に立つことができてとてもうれしいです」と緊張気味に挨拶。そして、映画の挿入歌兼イメージソング「Wonderland」をパフォーマンスして、登壇者と観客を魅了した。その澄んだ歌声に原監督は「空気が変わりましたね」とコメントし、松岡は「miletさんの成熟している部分とみずみずしい部分、鮮やかな部分とモノクロの部分が混ざり合った歌声がこの映画に合っているんだなと感じて、その奇跡に感動しています」と感想を述べた。さらに市村は「いつか僕もミュージカルでご一緒できたら。予約です」とmiletを感激させた。
「バースデー・ワンダーランド」は全国で上映中。また5月15日には「バースデー・ワンダーランド」の挿入歌兼イメージソング「Wonderland」とテーマソング「THE SHOW」を収録したmiletの新作「Wonderland EP」がリリースされる。
(c)柏葉幸子・講談社/2019「バースデー・ワンダーランド」製作委員会