現在公開中の映画「HiGH&LOW THE WORST」の新場面写真、および脚本を手がけたマンガ家・高橋ヒロシのコメントが到着した。
「HiGH&LOW THE WORST」はEXILE HIROがプロデュースする「HiGH&LOW」シリーズと、高橋のマンガ「クローズ」「WORST」のコラボ作品。公開された写真は、物語の舞台となる鬼邪高校の屋上で川村壱馬(THE RAMPAGE from EXILE TRIBE)演じる花岡楓士雄が、吉野北人(THE RAMPAGE from EXILE TRIBE)演じる高城司らを前に、「クローズ」「WORST」に登場する鳳仙学園との全面対決を宣言する場面のものだ。このほか屋上で語り合う楓士雄や司のシーンも切り取られている。
高橋のコメントによると、EXILE HIROから今回のコラボレーションのオファーを受けた彼は「もし鳳仙を出すというなら、大事な息子たちなので、鳳仙を全面的に預けることはできません。本当にこの企画をやるんだったら、鳳仙は俺に作らせてよ」と答えたことで脚本への参加が決まったとのこと。「アツい男。ちょっとおバカだけど母子家庭で、あまり裕福ではない。でも友達思いで、いつも周りには仲間がいる」という楓士雄の設定を中心に、彼の幼なじみである希望が丘団地のメンバーや、司をはじめとした鬼邪高校の生徒たちのキャラクターが作り上げられた。
撮影前に高橋は川村に対し、楓士雄のキャラクターを「THE RAMPAGEでの活動のように衣装ばっちりで、全編カッコよくでは、楓士雄は務まらない。楓士雄は朝起きたら髪はボーボーだし、ケンカで顔はボコボコになるし、うう・・おなか痛いって時もあるし、こずるい部分もあって当然、人間なんだからと。そんな日常を出せないと、いざカッコよく決めるときに決まらない」と同じく脚本を手がけた増本庄一郎とともに説明。撮影中の川村の成長を「壱馬がスポンジのごとく吸収して、どんどん成長しています。立派な主人公になっていますよ」と増本から報告されたという高橋は「何よりもすごかった、本当によくやった」と絶賛し、今後について「まだまだアイデアが溢れていますよ!」ともコメントしている。
※高橋ヒロシの高ははしご高が正式表記。
(c)2019「HiGH&LOW THE WORST」製作委員会 (c)高橋ヒロシ(秋田書店) HI-AX