まねきケチャが12月1日に東京・調布市の布多天神社にて「まねきケチャ神社で特別ステージ」と銘打ったライブを行った。
12月18日発売のニューアルバム「あるわけないの」収録の「あるわけないのその奥に」がテレビアニメ「ゲゲゲの鬼太郎」のエンディングテーマに使用されていることから、まねきケチャは調布市名誉市民の水木しげるの功績を称えるイベント「ゲゲゲ忌2019」とタイアップ。11月23日にスタートしたイベントの一環としてライブを披露することになった。
「ゲゲゲの鬼太郎」の聖地ともいえる布多天神社の拝殿でニューアルバムのヒット祈願を行ったあと、5人は拝殿前の特設ステージへ。家族連れを含む約500人の観客を前に、昨年アニメの主題歌に使用された「鏡の中から」を歌ったほか、「初めて披露しますが、『ゲゲゲの鬼太郎』オープニングテーマのまねきケチャバージョンをお送りします」という紹介を経てオープニングテーマ「ゲゲゲの鬼太郎」をカバーした。そして彼女たちは「まねきケチャは、ただいま全国ツアー中です。残り2公演、広島公演とファイナル公演の大阪に皆さんぜひ遊びに来てください」と宣伝し、「あるわけないのその奥に」を熱唱。アニメのキャラクターである鬼太郎、ねこ娘も交えてイベントを盛り上げた。
ライブ後、リーダーの中川美優は「普段小さい子とふれあう機会があまりないので、楽しかったです」と感想を述べ、宮内凛は「今日は楽しかったです。鬼太郎さんとネコ娘さんも来て一緒に踊ってくれたので、貴重な体験ができました」とコメント。松下玲緒菜は「今日はめちゃ寒い中、朝早くから集まってくれた方や、ネコ娘さんや鬼太郎さんのコスプレをしている小さいお子さんも多くいてうれしかったです」と語った。続いて深瀬美桜は「こういう神社でイベントをする機会はあまりないので、すごく新鮮でした。小さい子もたくさんいたので、これからも私たちの歌をみんなに聴いてほしいですね」と話し、篠原葵は「小さい子もたくさん来てくれて、一緒に踊ってくれたのですごくうれしかったです」と笑顔を見せた。
また中川はニューアルバムについて、「このメンバーになって初めてのアルバムになるので、既存曲も新たに収録し直しましたし、新曲も盛りだくさんで、聴き応えのあるアルバムになっています。盛り上がる曲からしっとりとしたバラード曲までバラエティーに富んでいて、アイドルの歌を普段あまり聴かない人も含めて、いろんな人に聴いてもらいたいです」とアピールした。