BLUE ENCOUNTが8月28日公開の映画「青くて痛くて脆い」の主題歌を担当する。
吉沢亮と杉咲花が主演を務める「青くて痛くて脆い」は「君の膵臓をたべたい」で知られる住野よる5作目の小説を実写化した映画。大切な仲間と居場所を奪われた青年の復讐劇が描かれる。
BLUE ENCOUNTのファンである原作者の住野は小説「青くて痛くて脆い」のテーマソングに彼らの楽曲「もっと光を」を選んでおり、実写映画でもBLUE ENCOUNTが主題歌を担当することを希望。このオファーを受けたBLUE ENCOUNTは新曲「ユメミグサ」を提供し、田邊駿一(Vo, G)は楽曲について「この作品を彩るためだけに作った曲ではありません。僕から登場人物たちに宛てた手紙のような存在です。住野先生、原作ファンの方々、そして映画で初めてこの世界に出会うことになるみなさんに捧げます」とコメントしている。
また主題歌の発表に加えて、岡山天音、松本穂香、清水尋也、森七菜、茅島みずき、光石研、柄本佑の出演もアナウンスされた。
田邊駿一(BLUE ENCOUNT) コメント
「『くてくて』が映画化される日がきたらすぐにブルエンさんに主題歌のオファーします!」
2年前の僕らのライブ終了後、
楽屋にご挨拶に来て頂いた住野先生がこう言ってくれました。
「くてくて」とは「青くて痛くて脆い」のこと。
僕を含め、この作品のファンの間ではこう呼ばれています。
先生はこれまで様々な形の「青」を描いてこられたと思っています。
しかし今回の「青」には今までにないほど自分を重ねてしまう部分が多く、とにかく衝撃的でした。
青春とは、扱い方一つでファンタジーにもなりサスペンスにもなるんだと。
そんな「くてくて」の虜になった僕は、
2年越しに住野先生との約束を叶えられたことが心底嬉しかったです。
僕らの新曲、「ユメミグサ」。
この作品を彩るためだけに作った曲ではありません。
僕から登場人物たちに宛てた手紙のような存在です。
住野先生、原作ファンの方々、そして映画で初めてこの世界に出会うことになるみなさんに捧げます。
(c)2020映画「青くて痛くて脆い」製作委員会