外出自粛を余儀なくされる状況で、アーティストたちは何をして過ごしているのか? 音楽ナタリーでは、さまざまなアーティストが家で楽しんでいるマンガや映画、趣味などを写真とテキストで紹介するアンケート企画をスタートさせる。第1回はKANA-BOONの谷口鮪(Vo, G)に登場してもらった。
オススメのエンタテインメント
同居人が家の掃除に勤しむ中、僕は好きな漫画を読んで過ごしています。今回はその中から3作品をピックアップしました。
「僕のヒーローアカデミア」はアニメのOPでも関わらせてもらいました。友情・努力・勝利、ジャンプらしい王道の少年漫画ですが、ヴィラン達(悪役)のバックグラウンドの描き方が緻密で、大人も楽しめる作品です。
「君は放課後インソムニア」はずっと好きなオジロマコトさんの新作です。同じ、不眠症という悩みを抱えた男女の恋物語です。オジロさんの描く男女の距離感にいつも胸キュンしています。
「SUPERどうぶつーズ」は「100日後に死ぬワニ」でも話題となった、きくちゆうきさんの作品。ぶっ飛んだ世界観の中で繰り広げられるほのぼの日常がなんとも愛らしいです。
読者に向けて
窮屈で殺伐とした日々の中で不安に支配されそうになりますが、大好きな音楽を聴いたり、歌ったり踊ったりしてお互いに耐え抜きましょう。
この夜が明けたら、眩しいくらいの光をステージから届けます。
その日が来るまで、楽しいことをなるべくたくさん見つけて過ごしてください。
谷口鮪
KANA-BOONのフロントマン。高校時代にバンドを結成し、地元大阪を中心に活動を始める。2012年に参加した「キューン20イヤーズオーディション」で優勝を射止め、2013年9月にシングル「盛者必衰の理、お断り」でデビュー。2018年はメジャーデビュー5周年を記念しリリースやライブを精力的に行った。2020年3月に現体制初のシングル「スターマーカー」とベストアルバム「KANA-BOON THE BEST」をリリースした。