杏子が6月17日に配信限定でリリースするシングルの詳細が発表された。
タイトルは「One Flame, Two Hearts」。杏子の新境地を開くべく、作曲家・プロデューサーの多保孝一と初タッグを組んだ楽曲で、グルーヴィなサウンドに歌謡曲に通じる覚えやすいメロディが取り込まれている。
5月に東京・Billboard Live TOKYOでワンマンライブを開催する予定だったものの、新型コロナウイルスの影響によりライブが中止になった杏子。「One Flame, Two Hearts」はこのライブに向けて準備された曲で、今回のコラボレーションについて「多保ワールドの音像感が、とても大好きで『静』のなかにある『強さ』が、心に響きます。その世界を私の声で成立させてくれた多保さんに感謝です▽」とコメントしている。
明日6月5日(金)には、本作がFM COCOLO独占で先行オンエアされることも決定した。6:00~10:00放送の「FRIDAY AMUSIC MORNING」を皮切りに、各番組で流される。翌6日(土)からは全国の各ラジオ局でもオンエアがスタート。
なお「One Flame, Two Hearts」のリリースに先駆けて6月10日には、BARBEE BOYSの映像作品「PlainBee」の発売も控えている。
杏子 コメント
しばらくぶりの自分のワンマンライブで、新曲を歌いたいっ!と思って曲を探していたところ、冷たくて切ないこの曲と出会い。それが、偶然にも、以前から気になっていて、一緒にセッションしたいなぁと望んでいたプロデューサー多保さんの作品であったのには、ビックリしました。
多保ワールドの音像感が、とても大好きで「静」のなかにある「強さ」が、心に響きます。
その世界を私の声で成立させてくれた多保さんに感謝です▽
※▽はハートマークが正式表記。
多保孝一 コメント
日本のフィメール・ロックボーカルのパイオニアであり、ロックレジェンドの杏子さんと行う楽曲作りは、興奮とワクワクの連続です。
それだけでなく、今かつてないほどラップミュージックやエレクトロミュージックが世界を席巻する中、これらとクロスオーバーした「新たなロックの形」を杏子さんと一緒に作り上げていくことは、僕にとって挑戦心を掻き立てられる素晴らしい出会いです。
初めて杏子さんの歌声が楽曲に乗った時、感動のあまり唸りました。
そして、確かに「今自分は日本のロック史の数珠繋ぎの中にいるんだ」と、強く感じています。