ミスiD2018ファイナリストのムンヒジュ(ex. ブラックDPG、ex. クロユリfrom夏の魔物)が店長、大内ライダー(ex. THE 夏の魔物、科楽特奏隊、太平洋不知火楽団)が副店長を務めるライブバー「黒月」の開業に向けたクラウドファンディングが明日7月11日12:00にスタートする。
現役アイドル時代にスナック開業を将来の夢として語っていたムンヒジュは「当時からの夢だったスナック開業をLiveBarへとカタチを変え、自分の人生そのものだった音楽を次の世界へ繋ぎ、仲間やファンのみんなとまた会える大切な場所をつくりたい」とライブバー開業に込めた思いをコメント。一方、“誰よりもアーティストの気持ちに寄り添ったイベントを作ることができて、そしてなによりも信頼が厚い人”として、ムンヒジュから副店長兼ブッキングマネージャーを任された大内は「今、得体の知れぬ恐怖に支配され、ちょっとだけ正気になってしまった、私を含むすべての人のために。この奇妙奇天烈摩訶不思議な空間を立ち上げるべく、お力添え頂けたら、これ幸いでございます」と語っている。
ライブバー「黒月」は神奈川・横浜の関内に年内オープン予定。クラウドファンディングの参加者にはリターンとして、イラストレーター兼グラフィッカー・Jenny kaoriとのコラボTシャツや酒蔵「喜久盛酒造」とのコラボ日本酒が用意されている。詳細はプロジェクトのオフィシャルサイトで確認しよう。
ムンヒジュ コメント
「スナック黒月」。現役アイドル時代に、出演した番組で語った将来の夢です。失ったものや壊れてしまったものは戻らないけれど、こんなときだからこそ新しい場所つくることで希望になるのではないか...?当時からの夢だったスナック開業をLiveBarへとカタチを変え、自分の人生そのものだった音楽を次の世界へ繋ぎ、仲間やファンのみんなとまた会える大切な場所をつくりたい。コロナ禍でのテナント物件探しには、本当に苦労しました。ライブハウスやライブバーという業態では、入居審査や保証会社の審査が通らず、申し込んでは落ち、申し込んでは落ちる日々でした。正直何度も心が折れかけたけど、最後の最後で理想の空間に巡り会うことができました。ここは横浜関内のベイエリアにある、歴史あるジャズバーが入っていた物件です。ライブバーの運営はもちろん働くことも初めてのこと。誰よりもアーティストの気持ちに寄り添ったイベントを作ることができて、そしてなによりも信頼が厚い人と考えたとき、真っ先に思い浮かんだのが昔の戦友でした。現役アイドル時代に、同じグループで苦楽を共にした大内さんです。副店長兼ブッキングマネージャーとして、一緒にお店を切り盛りしてくれることになりました。私ムンヒジュと大内ライダーが作るライブバーがどんな場所になるか、今からとてもワクワクしています。
大内ライダー コメント
LiveBar黒月の副店長に就任しました、大内ライダーです。多くの音楽従事者が仕事を失い、不安な日々を送る中で、現状を打破すべく始めたのが仮想空間上にライブハウスを作り、誰でも出演ができ、誰でも企画が組める「オンラインライブハウス」の試みでした。そして今、この計画のさらなる発展形として、店としてのリアル空間を作ります。ムンちゃんが盛り上げる新たなBarの顔と同時に、私はここを「#オンラインライブハウス」の基地として、新たなエンターテイメントの発信源を作っていこうとしております。それにしたって、この話を聞いたときは驚きました。このご時世にハコを作るなんて、正気の沙汰ではありません。ですが、仮にこれまでみんながずっと正気を保って生きてきたのとしたら、私はここにいませんし、貴方は今このページを見ていないでしょう。私が尊敬する団鬼六氏は、狂ってこそ人生であると語りました。「一期は夢よ、ただ狂え」として、その常軌を逸しきった人生を最後の瞬間まで全うしました。ライブハウスやBarは、非日常空間です。みんなが少しばかり正気を失い、様々な夢や愛、悦楽や快感、興奮や希望を得て、また明日から日常に帰っていくために繋がっている空間です。今すぐじゃなくてもいいです。またこういった場所でみんなと集えたら、それはどれだけ素敵なことでしょうか。今、得体の知れぬ恐怖に支配され、ちょっとだけ正気になってしまった、私を含むすべての人のために。この奇妙奇天烈摩訶不思議な空間を立ち上げるべく、お力添え頂けたら、これ幸いでございます。