Hakubiがワーナーミュージック・ジャパン内のレーベルunBORDEからメジャーデビューすることが発表された。
これはHakubiが昨日10月22日に京都・KYOTO MUSEで開催した初のワンマンライブ「Hakubi 1st ONEMAN LIVE @KYOTO MUSE」で発表されたもの。この日の公演は無料生配信も実施され、全国のファンがHakubiの新たな門出を祝った。Hakubiは2021年にメジャーデビューアルバム(タイトル未定)をリリース。11月16日には、そのアルバムから新曲「アカツキ」が先行配信される。YouTubeでは本楽曲のティザー映像を公開中。
また「アカツキ」は、10月30日(金)放送の福島中央テレビ開局50周年記念ドラマ「浜の朝日の嘘つきどもと」の主題歌に使用される。「浜の朝日の嘘つきどもと」は、福島の南相馬市に実在する映画館・朝日座を舞台にしたヒューマンドラマ。2011年の東日本大震災や2019年の東日本台風被害、そして今年の新型コロナウイルス感染拡大など、立ち上がろうとするたびに押し寄せる苦難の中、朝日座に集まった人々の“苦悩と再生”がコメディタッチで描かれる。主演を竹原ピストルと高畑充希が務め、柳家喬太郎、小柳友、六平直政、吉行和子といった面々がキャストとして参加している。
福島中央テレビ「浜の朝日の嘘つきどもと」
2020年10月30日(金)18:50~19:56
Hakubi コメント
片桐(Vo, G)
今回、福島中央テレビの開局50周年記念オリジナルドラマ、「浜の朝日の嘘つきどもと」に新曲”アカツキ”を使用していただきます。Hakubiとして初めてとなる書き下ろし楽曲となりました。リモートでの打ち合わせをし、頂いた台本・映像を何度も見返し、福島の美しい風景を、いまをいきる姿を考えながら、自分たちの音楽を通して”いま”を”これから”を表現し、歩みを止めてしまった足が、もう一度動き出す。そんな曲に仕上がりました。素晴らしい作品に参加できて本当に光栄です。
ヤスカワアル(B)
東日本大震災、当時13歳の俺はどこか人ごとの様にテレビ中継を見ていた記憶
時は経て9年、23歳
初めて福島の地に足を踏み入れて
海岸近くの未舗装の道路や不自然に整備された区画は
震災を肌で感じるには十分なほど
初の書き下ろし曲は葛藤と決断と信念を描いた映像作品の為に
新曲“アカツキ”
明けない夜は無いと信じて
マツイユウキ(Dr)
福島中央テレビ開局50周年記念ドラマ“浜の朝日の嘘つきどもと”にHakubiの新曲「アカツキ」を使用していただくことになりました。
今回はHakubi初の書き下ろし楽曲ということでたくさんチームで話し合い、監督さんや関係者さんとリモートで打ち合わせをしたりと今までにないやり方で制作しました。
何かに行き詰まって苦しいそんな時に、あなたの背中をそっと押せるような曲になってます。
どうかお楽しみにお待ちください。
藤原努(「浜の朝日の嘘つきどもと」プロデューサー) コメント
このご時勢、元気をなくしている人も多いと思いますが、Hakubiさんの「アカツキ」は、聴く人の年齢性別を越えて、このしんどい状況を乗り越えて何とか次へ踏み出そうとする背中を押してくれる、そんな歌だと思います。
今回Hakubiさんにドラマの主題歌をお願いしたのは、ボーカルの片桐さんが23歳というその年齢にも関わらず、生き難さを感じている人たちに普遍的に伝わる言葉を歌詞にして、それを突き抜けるような歌声で伝えていくことができる人だなと思ったからです。これが今回のドラマのテーマである破滅目前40男の物語と見事にリンクしており、この内容に合わせての書き下ろしをお願いしました。
かく言う私も悩みだらけの50代のおっさんですが、この歌のおかげでちょっと元気になりました。