本日12月16日に東京・東京コンベンションホールにて「第17回『タニタ健康大賞』贈賞式」が開催され、受賞者の水木一郎が登場した。
「タニタ健康大賞」は2004年に創設された、日本人の健康作りに貢献した個人または団体を顕彰するアワード。第17回となる今回は水木が本賞を受賞し、彼は贈賞式でトロフィーや目録を受け取るとともに、歌唱パフォーマンスを披露した。
真っ赤なジャケットを着用し登壇した水木は、受賞についてのひと言求められ「うれしいゼーット!」とおなじみの言い回しで声高らかに喜びを表す。続いてタニタの社長・谷田千里氏から賞状とトロフィー、目録が水木に贈られる。谷田氏は「長年にわたり歌い続けるためのコンディショニング管理と健康的な体作りは、世代を問わず広く支持され国民の健康意識を高める契機となっている」と今回の贈賞の理由を語り、それを受けて水木は「歌手として長年継続してきた発声練習などが50年かけて、自信につながっています。明日からもたくさんの後輩たちに『流石アニキ!』と思われるように、この仕事を続けていきたいと思います」とコメントした。
その後、谷田氏が「アニキソングベスト5」と題し、自身が好きな水木の楽曲5曲を発表。「コン・バトラーVのテーマ」を発表した際には、タイトルの"V"と“部位”をかけて、タニタの体重計の特徴でもある「左右部位別体組成計」をアピールした。水木は「デビュー当時アニソンは歌謡曲と同じ土俵に立てなかった」とかつての苦々しい日々を振り返りながら、「今はお茶の間にも広まって紅白歌合戦にも出れるようになったし、やっててよかった」と感慨深そうにアニメソングへの思いを言葉にした。さらに水木は「コン・バトラーVのテーマ」「夢を勝ちとろう」「地獄のズバット」「侍ジャイアンツ」「マジンガーZ」のメドレーをパフォーマンス。「タニタ健康大賞」の名に恥じない、健康的な歌声を響かせた。
質疑応答で水木は、今まで数々のアスリートが受賞してきたこの賞について「まさか歌手の自分が受賞できるとは。50年間歌ってきたことが無駄じゃなかった。すごく感謝しています」と語った。最後に彼は報道陣のカメラに向けて「みなさん健康第一なんだゼーット!」と、ひときわ大きな声とともに力強くポーズを決めた。