氣志團の綾小路翔が作詞作曲を手がけた、山本譲二と松居直美のデュエット曲「事実は小説よりも奇なり」が4月21日にシングルリリースされる。
このデュエット曲のリリースは、もともと面識があったという山本と松居が昨年ひさびさにステージで共演したことをきっかけに企画された。異色の顔合わせにさらなる化学反応をもたらすべく綾小路に楽曲提供のオファーが行われ、綾小路は「ホントに俺で間違いないですか…?」と困惑しつつも快諾。これまで山本も松居も歌ったことがないという予想外のサウンドに乗せて、男女の奇妙な恋愛事情を歌う楽曲を完成させた。
発売前の4月18日には、山本と松居によるネットサイン会が行われる。このサイン会の模様はYouTubeで生配信される。
綾小路翔 コメント
楽曲制作のご依頼を頂いた時、最初に発した言葉は「ホントに俺で間違いないですか……?」
でした。だってそうでしょ? 一番無さそうでしょ?
でも間違いないと……。マジかよ!って。
当然、二つ返事でお受けさせて頂きました。
こんな名誉な事ないですもん。
構想なんて何にもないままでしたが。
実際作り出したら色々焦りました。
デュエットってこんなに難しいんだって。
とは言え、あれだけの歌唱力をお持ちのお二人。
思いっきり好き勝手やらせて頂き、本当に楽しかったです。
テーマは「僕らが恋に落ちる理由」
芸事に人生を捧げ、これまで多くの偉業を成し遂げ、酸いも甘いも噛み分けたお二人が、
それでもまだ歌い続けるモチベーションとは一体何だろう?
その疑問こそが今作のテーマへと繋がりました。
幾つかの経験をしたばかりに、我々は恋をすると、必ず辿り着いてしまう先を知っている。
「これ以上人を愛せる事なんてない」
「これ以上傷つきたくない」
それなのに、それでもまた恋に落ちてしまう。
もしかしたら、お二人にとって歌とはそういうものなのかなって。
年齢を重ねると、今から何かを始めるには遅すぎると思ってしまう様になります。でも本当にそうだろうか? 逆に、諦めるには早すぎるんじゃないのか?とも思うんです。今回、お二人も今までのキャリアではあり得ない楽曲にチャレンジして下さりました。これには相当な勇気が必要だった筈ですし、何ならやらなくてもいい事だったのかも知れません。だけどいつだって冒険心や探究心を忘れずに前へ踏み出す、そんなお二人のエンターテイナー魂に自分は感動したんです。
人生って何が起こるかわからない。だけど結局は自分次第。世知辛い世の中だけど、明日が少しだけ待ち遠しくなる曲が出来ました。この曲が誰かの背中をソッと押せる作品になっていれば嬉しいです。
最後にこの場を借りて一言だけ言わせて下さい。
父さん、母さん、やったよ!
俺、あの山本譲二さんと松居直美さんに曲を書いたよ! ウェーイ!!
山本譲二&松居直美 ネットサイン会
配信日時:2021年4月18日(日)13:00~
配信URL:https://www.youtube.com/user/TeichikuEnkaKayo