徳井青空が本日4月17日に東京・日清食品 POWER STATION[REBOOT]にてワンマンライブ「徳井青空&徳井V青空 アニソン ONLINE LIVE 4.17」を開催した。
配信が始まり、ステージ中央で会場の照明を一身に浴びた徳井は、自身が歌唱するアニソン「スカイメイカー」でライブをスタートさせる。ライブ序盤は自身が歌唱に参加したアニソンとして「プロローグは明日色」「ラブノベルス」「僕らは今のなかで」をパフォーマンス。MCに入るとこれらの選曲について「4月からの新生活で“がんばらねばねば”なことがあるんじゃないかと思って歌いました」と、アニメのセリフを引用したMCでファンを喜ばせた。
徳井が「もう1人というか、もう“1ボディ”ある」と切り出し、変身ポーズを決めると、ステージ上に“徳井V青空”が登場。黄色いドレスに身を包んだV青空は、毛先の青いツインテールを揺らしながら「ぼなぺてぃーと▽S」を歌い、バーチャルライブを展開した。1曲歌い終えたV青空は「せっかくこの体になったので」とはしゃぎ気味。“本体”である徳井青空とは一線を画す存在であることをアピールしつつも「動きもこの声も徳井青空と同期しています」と自己紹介。V青空が生まれた経緯については「なんで作ったかというと……、なんか面白そうだから!」とあっけらかんと話し、視聴者を笑顔にした。
彼女がV青空として3曲を歌唱すると映像が切り替わり、再びステージには徳井“本体”の姿が。「帰ってきましたー!」と改めて視聴者に挨拶した彼女は、自身で作ったバーチャルの姿が歌って踊ることに感動し、「かがくのちからってすげー!」と、バーチャル技術の進化に賛辞を送った。
ライブ後半、徳井は「美少女戦士セーラームーンR」のエンディングテーマ「乙女のポリシー」、「るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-」のオープニングテーマ「そばかす」と、1990年代アニメのテーマソングを立て続けに歌唱。そして2010年代を代表するアニソン「君の知らない物語」の演奏が始まると背景の透過型LEDバックパネルと床面のフロアパネルに星空の映像が映し出され、徳井は幻想的な映像演出の中でこの曲を高らかに歌い上げた。最後に徳井は「私が好きなキャラソン」という曲紹介から、テレビアニメ「フューチャーカード バディファイト」で自身が演じた奈々菜パル子というキャラクターのキャラソン「Buddy Buddy Fight!」を熱唱。歌に合わせて拳を突き上げながら、熱い歌声を画面の向こう側に届け、ライブ本編の幕を閉じた。
ライブ終了後には徳井本人によるアフタートークが届けられ、彼女は「V青空としても緊張していた」とライブを振り返る。「徳井本人の歌声と徳井V青空の歌声で少し違うように聞こえる」と指摘されると、彼女はV青空になったときは「声優としてアフレコをしているときの感覚に近い」と話し、「声がちょっとデフォルメされているかもしれない」と自身のパフォーマンスを分析した。ライブの成功を受けて、ライブを主催する日清からチキンラーメンがプレゼントされると、徳井は「麺を食べない週はない!」と大喜び。おすすめのチキンラーメンの食べ方を問われると「袋から出したそのままをボリボリ」と、一風変わった食べ方を視聴者に紹介した。最後に「今年の抱負」として運動に挑戦したいという徳井は、ステージ上でスクワットにも挑戦。徳井青空としても徳井V青空としても飛躍する1年にすることを視聴者に伝え、ライブのアフタートークを締めた。
徳井青空「徳井青空&徳井V青空 アニソン ONLINE LIVE」2021年4月17日 日清食品 POWER STATION[REBOOT]セットリスト
01. スカイメイカー
02. プロローグは明日色
03. ラブノベルス
04. 僕らは今のなかで
05. ぼなぺてぃーと▽S ※徳井V青空
06. 恋愛サーキュレーション ※徳井V青空
07. ミルキィ tea time ※徳井V青空
08. 乙女のポリシー
09. そばかす
10. 君の知らない物語
11. キミが一番つたえたいもの
12. Buddy Buddy Fight!
※文中「▽」は白抜きハートマークが正式表記。