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Chu-Z、結成9周年記念ライブ「This is Chu-Z」で見せた怒涛のステージ

「Chu-Z結成9周年記念ライブ~This is Chu-Z~」の様子。
3年以上前2021年07月27日 3:02

Chu-Zが7月21日に東京・白金高輪SELENE b2でワンマンライブ「Chu-Z結成9周年記念ライブ~This is Chu-Z~」を開催した。

この公演はタイトルの通り、Chu-Zの結成9周年を記念して開催されたもの。ライブ当日、会場には彼女たちの晴れ舞台を祝福しようと大勢のファンが駆けつけた。開演時刻になると、ホワイトをベースにブラックを差し色としてあしらった衣装を着用し、ガバを彷彿とさせるハードコアなオープニングSEに乗ってステージに現れた留奈、加奈、楓、レボリューションMAYU、双葉、萌、西萌葉の7人。彼女たちはエレクトリックタムやベースの音色を強調したサウンド、「聞き飽きたわ 弱いほど吠えるのね」と挑発する歌詞が印象的な「Bow Wow」でライブの幕を開けた。

さらに加奈、楓、萌葉によるラップのマイクリレーや、留奈の流麗なボーカルが光る和テイストのヒップホップチューン「IROHA MUSIK」、明るいサーフロック「ギミアチャンス!」を披露したあと、メンバーは一旦退場。代わりに2012年から現在までのChu-Zの歴史を振り返る映像がLEDスクリーンに投影され、最後に「10年目もよろしくね」というメッセージが表示されると、7人はめいめいお気に入りの過去の衣装に着替えて再登場した。

そしてここからライブは怒濤の展開へ。王道アイドルソングの「a.no.ne.」を皮切りに、7人は結成最初期の楽曲を中心とした10曲からなるメドレーでライブ中盤のセットリストを構成。つんく作詞作曲のファンクナンバー「Tell me why 生まれて来た意味を知りたい」や、ストリングスとピアノの旋律が美しい「花のアーチ」、留奈が圧倒的な歌唱力で魅せる「タイムカプセル」などを一気呵成にパフォーマンスした。またトランスナンバー「サマーゲイザー」ではフロアが揺れるほどの重低音の中、巧みなフォーメーションダンスが展開され、PaniCrewのYOHEYがプロデュースするグループであることを観る者に再認識させた。

その後、各々のイメージカラーに光る蛍光スティックを手にしたメンバーが、オーディエンスとともに会場を光の渦に包み込むパーティ曲「ボンバスティック!」でメドレーコーナーは終了。以前在籍していた東京CuteCute時代のコスチュームを引っ張り出してきた萌葉の「ヤバい。衣装がキツイ……」というボヤキで、この日初めてのMCタイムが始まった。留奈がライブの日は早起きして部屋を大掃除することをジンクスにしていると話すと、MAYUは「わかる」と同調。しかし「嘘だよ! 携帯型の扇風機、いっつも汚いじゃん」と切り替えされてしまうという、ダンスミュージックをスタイリッシュに歌い踊っていた姿はどこへやら、ゆるりとしたトークが繰り広げられた。

MCを終えてパフォーマンスに戻ると、ステージには再び堂々としたChu-Zの姿が。ホワイトとブラックのコスチュームに戻ったメンバーは、楓の「ここからは今のChu-Zをガッツリやっていこうかな?」「“一体感連鎖”していきたいと思います!」という声を合図に「ブンブンタオル」を投下。7人がセルフボースティングスタイルのラップを巧みにリレーしたのち、タオルを勢いよく振り回しながら「一体感連鎖」というフレーズを連呼してフロアを大いに盛り上げた。

続いて一糸乱れぬランニングマンを披露する「HIGHER」や、トラップを連想させる3連符のラップが印象的な「Hover Now」を経て、ライブはラストスパートへ。メンバーがそれぞれChu-Zが9年間存続し続けていることに感謝の意を示すと、留奈は「みんなは私たちのヒーローです」「そして10年目は私も皆さんのヒーローみたいな存在になりたいな」とポツリ。7人は未発表の新曲にして留奈が作詞作曲を担当したシンプルかつスケール感あふれるギターロックナンバー「マイヒーロー」を歌い上げた。さらにパンキッシュな「向日葵のうた」、きらびやかなシンセサイザーのサウンドが耳に残る「LOVE☆PARADE」、ドラムンベースを基調に正調アイドルポップらしいメロディを乗せた「GIRLS ON THE RUN」が披露されたところで本編は終了。メンバーはオーディエンスの拍手に手を振って応えながらステージをあとにした。

アンコールでは鳴り止まない拍手に応え、ライブTシャツ姿で再登場した7人が9年間グループを支えてきたファンやスタッフに改めて感謝の言葉を送る。しかし、涙目になっていた楓は感極まりすぎたのか、話が思いきり脱線。「いつ出会ったとか関係なしに今ここにいてくれる皆さんありがとうございます」「今ではセットリストに悩むくらいいい曲がたくさんある」と熱く語っていたが、途中からかつてマネジャーが失踪したことを愚痴り始め、ほかの6人に「それは今ここで言うこと?」と一斉にツッコまれていた。そして、この日のラストナンバーとして披露された楽曲は「Choose My Life」。メンバーは「I choose my life ほら、みんながいるから」「胸を張って 誇りだって言える」とChu-Zの結成9周年を迎えたことをエモーショナルに祝福しつつ、ジェンカのようなコミカルなダンスを繰り広げた。

その後、オーディエンスとの記念撮影を済ませたChu-Zは9月16日に東京・新宿BLAZEでワンマンライブを開催することを告知。さらに、その1週間前の9月9日に白金高輪SELENE b2でグッドチョイスエンタテインメント所属の女性グループが一堂に会する「グッドチョイス祭」を行うことをアナウンスした。当日はChu-Zのほか、東京CuteCute、BLING BLING PRINCESS、WenDee、Sun-Chu♡が出演。活動休止、解散しているグループもオリジナルメンバーで一夜限りの復活を果たす。チケットの発売日や開場、開演時間などの詳細は後日発表される。

Chu-Z「Chu-Z結成9周年記念ライブ~This is Chu-Z~」2021年7月21日 東京・白金高輪SELENE b2 セットリスト

01. Bow Wow
02. IROHA MUSIK
03. ギミアチャンス!
04. a.no.ne
05. Chu me now!!
06. You&Me
07. Tell me why 生まれて来た意味を知りたい
08. 花のアーチ
09. タイムカプセル
10. Keep Me Out of Heaven
11. サマーゲイザー
12. 1/4の胸の衝動
13. ボンバスティック!
14. ブンブンタオル
15. HIGHER
16. Hover Now
17. パリロッ!
18. マイヒーロー
19. 向日葵のうた
20. LOVE☆PARADE
21. GIRLS ON THE RUN
<アンコール>
22. Choose my life

グッドチョイス祭

2021年9月9日(木)東京都 白金高輪SELENE b2

<出演者>

Chu-Z / 東京CuteCute / BLING BLING PRINCESS / WenDee / Sun-Chu♡ / and more

Chu-Z ワンマンライプ

2021年9月16日(木) 東京都 新宿BLAZE

※記事初出時、楽曲名の一部に誤りがありました。訂正してお詫びいたします。

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