阿部顕嵐(7ORDER)と板垣瑞生が2022年公開の映画「ツーアウトフルベース」に出演することが発表された。
「ツーアウトフルベース」は内田英治がオリジナル脚本を執筆し、昨年公開のデビュー作「レディ・トゥ・レディ」で注目を浴びた気鋭の新人監督・藤澤浩和がメガホンを取る作品。新羅慎二(湘南乃風)も企画プロデュースで参加している。本作では堕落した日々を送る元高校球児のイチとハチが、ひょんなことからヤクザや半グレ、さらには警察にまで追いかけられる“人生最悪の1日”が描かれる。
阿部は主人公・イチに扮し、次から次へと訪れるピンチに翻弄されながらも立ち向かっていく様を初主演とは思えない堂々たる演技で表現。板垣はイチの相棒であるハチを演じる。このほか、野球部の元マネージャーの早紀役に工藤遥、2人を追い詰めるヤクザの組長オニヘイ役に渋川清彦、不良グループのリーダー・ヒロポン役に後藤剛範がキャスティングされている。
また映画の主題歌には7ORDERが歌う楽曲「レスポール」が使用される。この曲は新羅と大沢伸一が書き下ろした。
阿部顕嵐(7ORDER)(イチ役) コメント
僕の夢の一つでもある映画主演のお話を頂き本当に嬉しかったです。映画は公開され、皆さんに観てもらうことで完成するので、今はまだ夢の途中です。
脚本を初めて読んだ時、息をするのを忘れてしまう程怒涛の展開で、すぐに読み終えました。このお話を頂く前から、内田英治さんの脚本作品は「下衆の愛」や「ミッドナイトスワン」など他にも拝見していたので、今回、内田さんの世界で生きることができ光栄です。
現場では藤澤監督を始め、素敵な方々とご一緒でき、この上ない幸せです。ツーアウトフルベースでギリギリの状態でしたが、たくさんの方に支えてもらい楽しく自由に撮影をさせていただきました。
作品は自分自身の人生とも重なる場面がたくさんありました。僕らしい、波瀾万丈でスリリングな、一瞬一秒たりとも見逃せない作品となってますので、是非スクリーンでご覧ください。
グランドスラム叩き込みます!
板垣瑞生(ハチ役) コメント
初めて台本を読ませて頂いた時に、台本の面白さと今の自分にしかできないんじゃないかという気持ちになり、本気でこの役にぶつかって行きたいと覚悟が決まりました。
撮影は本当に素敵なスタッフの皆さんと監督の一回一回新鮮に受け止めてくれる姿になんでもやって自分を絞り出したい、どうやったらできるだろうとワンカットワンカットの挑戦が楽しみでしょうがなかったです!
それに相方の顕嵐の男としての姿と気概がとても気持ちよくタッグとして最高でした。
この映画は生きてたらぶつかったりうまく行かなかったりして逃げてしまった時、その逃げからも逃走した人達の話しだと思います。
全力で走った結果どうなるかわからない人生を一緒に楽しんでください。
工藤遥(早紀役) コメント
思い返せば、撮影中の全てが青春の1ページのようです。
ただ、やってる事や出てくる人達は、完全にアウトローです。
なのに、憎めなくてどこか応援したくなるような魅力は、お二人をはじめ、藤澤監督や出演者の皆さんの人柄だと思っています。
一筋縄ではいかない撮影期間でしたが、皆様にお届けできる事が決まり、安心しております。ぜひ、劇場でお楽しみ下さい!
後藤剛範(ヒロポン役) コメント
脚本で内田英治さんの頭の中を旅をしました
藤澤監督の尖った器を壊さないよう
新羅さんとの役を深める作業は音楽的で遊び心が刺激され、映画の撮影をしてるのか忘れるくらいとてもスリリングな撮影になりました
生き生きしまくってる若者達と酒の匂いのするおっさん達の玩具箱を是非ご覧ください
登場人物全員アホで愛らしいです
渋川清彦(オニヘイ役) コメント
苦手な関西弁やコロナなどとの闘いの中、なんとか走りきり、ヒロポン役の後藤君との対峙にしびれました。今の世はツーアウトフルベースな感じの状況だが、映画には何かしら一発逆転出来る力があると思っている。「ツーアウトフルベース」、期待してます。
藤澤浩和(監督) コメント
内田英治さんのゴキゲンな脚本に、自分がレンタルビデオバイト時代に好きだった映画を詰め込んで、最高のスタッフと共に、伸び伸びと過激に作り上げました!
俳優部にはリハーサル時から、たくさんアイデアを貰って取り入れています。それぞれが今までに見た事のない、新しい素敵な顔を見せてくれています!
お先真っ暗、アウトな奴らが踏まれても蹴られても立ち上がり、一発逆転を狙う一夜の物語。ご期待ください!!
内田英治(脚本) コメント
まだ駆け出しの頃に書いた脚本を、藤澤浩和監督に映像化していただきました。ストレートでまっすぐな、犯罪巻き込まれ型ストーリー。自分では野球をやったことないのになぜか主人公たちが元野球部員という設定で、若手俳優たちがのびのびと演じています。あっという間の疾走映画です。お楽しみください!
新羅慎二(企画プロデュース・アントニオ役)
ほとんどの現場に付き合わせてもらったんですが、面白すぎて笑いを堪えるのに大変でしたよ。
本当はオニヘイ役をやりたかったんですが、、アントニオ役もやりがいありました!
内田監督と藤沢監督とはストーリー作りの足し算引き算もキャスティングもやらせてもらいましたが、映画作りって究極のエンタメだなと思い、この先も映画作りに没頭する自分の未来を感じました! 是非、楽しみご覧ください!