スカパラ初のウエディングソングがバカリズム脚本の映画主題歌に

東京スカパラダイスオーケストラの新曲「君にサチアレ」が3月12日に公開される映画「ウェディング・ハイ」の主題歌に決定した。

「ウェディング・ハイ」は向田邦子賞やギャラクシー賞を受賞するなど、脚本家としても才能を発揮するバカリズムが手がけるコメディ映画。“絶対にNOと言わない敏腕ウェディングプランナー”中越真帆が、癖の強い参列者ばかりが集まる結婚式で新郎新婦のために知恵を絞って難題を解決する。中越を篠原涼子が演じ、篠原に加え中村倫也、関水渚、岩田剛典（EXILE、三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBE）、向井理、高橋克実もキャストとして出演する。

「ウェディング・ハイ」の制作陣は「新郎新婦だけでなく、結婚式に集うすべての人を祝福するような幸福感あふれるお祭りソングを主題歌にしたい」という思いからスカパラに主題歌の書き下ろしを依頼。スカパラがこのオファーを受け、制作した初のウエディングソング「君にサチアレ」は谷中敦（Baritone Sax）が作詞、NARGO（Trumpet）が作曲、茂木欣一（Dr）がボーカルを担当しており、サビではメンバー全員がコーラスを務めている。現在YouTubeでは「君にサチアレ」が流れる映画の予告映像を公開中。

谷中敦（Baritone Sax） コメント

結婚式一つで様々な人々にとって、こんなにも一大エンターテインメントなんだということが、自分にとって一つの新鮮な驚きでした。映画後半に向かってのスピード感に、しっかりと巻き込まれました。式にまつわる出来事が沢山詰め込まれたとっても楽しい映画でした。そんな素敵な映画に参加させて頂けることを心より嬉しく思っています。お話を頂いて、結婚式にまつわる歌詞でなくても良いという助言を頂きましたが、自分には無理でした（笑）。そして聴いて頂くと分かる通り、曲にもそれは反映されました。メンバー一同、心から楽しんでレコーディングさせて頂きました。「ウェディング・ハイ」をご覧になった君にサチアレという気持ちでいっぱいです。

大九明子監督 コメント

東京スカパラダイスオーケストラさんに主題歌を依頼してみましょうかとプロデューサーから言われたとき、えっ！そりゃ素敵、絶対決めてくださいよとお願いしました。スカパラの音楽でウキッとしない人間などいようか。今回なんて聞けばもうそこが自動的にお祭り会場！ 映画が終わっても、お祭り気分を持ち帰っていただけるのではないでしょうか。