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「御三家」西郷輝彦が死去、前立腺がんで闘病

3年近く前2022年02月21日 5:01

西郷輝彦が昨日2月20日に死去した。75歳だった。

西郷は前立腺がんとの長い闘病の末、東京都内の病院で息を引き取った。葬儀は世の中の状況を鑑みて、遺族の意向により近親者のみで執り行われる。西郷は2020年にデビュー55周年記念コンサートの開催を予定していたが、新型コロナウイルス感染拡大の影響により延期の末、中止に。2021年5月、74歳のときにYouTubeチャンネル「西郷輝彦公式チャンネル Telstar Vega」を開設し、がん治療にまつわる動画を公開していた。

西郷輝彦(本名:今川盛揮)は1947年2月5日生まれ、鹿児島県谷山市(現・鹿児島市)出身。1964年2月にシングルレコード「君だけを」でデビューした。同年発表の4作目「十七才のこの胸に」で「第6回日本レコード大賞」の新人賞を受賞し、同名の映画「十七才のこの胸に」にて銀幕デビューを果たす。1960年デビューの橋幸夫、1963年デビューの舟木一夫、そして64年デビューの西郷の3人は、日本歌謡界における「御三家」と呼ばれた。代表曲は1966年発表の「星のフラメンコ」で、同曲をモチーフとした西郷主演の映画「遙かなる慕情 星のフラメンコ」が製作されたほか、これまでににしきのあきら、あがた森魚、井上陽水、氷川きよし、五木ひろし、桑田佳祐、山内惠介らによってカバーされた。

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