ギュウゾウ(電撃ネットワーク)が主催するアイドルイベント「ギュウ農フェス」による映画「IDOL NEVER DiES」が5月6日に公開される。
ギュウゾウはライブアイドルたちがコロナ禍により活動制限を強いられる中、彼女らに別の表現の場を与えられないかと思い立ち、「惡の華」「片腕マシンガール」などで知られる井口昇に映画製作を依頼。オファーを受けた井口は「コロナを無視してこれからのアイドル映画を作れない、明日が見えない現在を生きる人々に元気を与える映画を作りたい」という思いから、本作の監督および脚本を担当することに。音楽監督は、「11人いる!」などのSF映画に楽曲提供してきた福田裕彦が務める。
「IDOL NEVER DiES」は、コロナ禍をどう生きるか、どう他人を思いやるかを問う青春SF映画。主人公のメグ役を桃果が演じるほか、メグが所属するアイドルグループ・イブニングローリーのメンバーとして、楓フウカ(クマリデパート)、中川美優(まねきケチャ)、工藤菫(アップアップガールズ(仮))、ブラジル(MIGMA SHELTER)が出演する。また本作は主要カットのほとんどの撮影が栃木県内で行われており、栃木出身のギュウゾウ、DOTAMA、DJ Kei(菊池元男)、八月ちゃん、大内ライダー、佐藤貴史といった面々もキャストに名を連ねている。YouTubeでは映画の予告映像を公開中。
なお「IDOL NEVER DiES」は東京のシネ・リーブル池袋で封切り後、栃木県・シネマロブレ、宇都宮ヒカリ座で上映される。
ギュウゾウ(製作総指揮) コメント
堂々たる青春ファンタジー音楽映画が完成しました。コロナ禍の中で進んだ撮影では、演者たちのフレッシュな演技と井口監督のシナリオが現実とリンクしてくる不思議な感覚が生まれ、それが映像へ見事に焼き付けられており、何度見ても新しい発見がある作品となりました。SNSや人間関係からくる心の闇に圧迫される現代の若年層、特に中高生に見て貰いたいと思い制作しました。この作品は、アイドルファンのみならず、コアな映画ファンにも胸を張っておススメできる一作です。御高覧を賜りましたら幸いです。
井口昇(脚本・監督) コメント
挑戦的で大真面目な傑作音楽映画が出来ました。栃木県の美しい風景と共に、ライブアイドルの名曲とアイドルの皆さんの懸命な演技がここまで胸を打つと世に知らしめたい。