Disney+のコンテンツブランド・スターで今夏に配信されるドラマ「拾われた男」の音楽監督を岩崎太整が務めることが決定。スペシャルバンド・Lost Band Foundが数十曲におよぶオリジナル楽曲を手がける。
「拾われた男」は松尾諭が自らの波瀾万丈の俳優道を描いた同名エッセイを原作としたドラマ。つつましくも幸せに暮らしていた売れない役者・松戸サトルは、1本の電話により、アメリカに渡ったきり音信不通であった兄のタケシがアメリカで倒れたことを知り、兄を迎えに渡米する。サトルがそこで見たものとは。サトルは仲野太賀、タケシは草なぎ剛、サトルの“運命の女性”である比嘉ユイは伊藤沙莉が演じ、監督を井上剛、脚本を足立紳が務める。
岩崎はこれまで映画「モテキ」、Netflixドラマ「全裸監督」シリーズなどの音楽を担当し、「第45回 日本アカデミー賞」では映画「竜とそばかすの姫」で最優秀音楽賞に輝いた。「拾われた男」のドラマの音楽コンセプトの背景にあるのは、コロナ禍により人と現実でつながることが難しくなってしまった現在。偶然の出会いによって引き起こされる「奇跡」にフォーカスを当て、疾走感と泥臭さの入り混じったソウルやファンクを中心としたサウンドでサトルの数奇な人生が彩られる。
Lost Band Foundのメンバーは中納良恵(Vo / EGO-WRAPPIN')、社長(Acoustic G / SOIL&"PIMP"SESSIONS)、松下マサナオ(Dr / Yasei Collective、Gentle Forest Jazz Band)、松井泉(Per / YOUR SONG IS GOOD)、TENDRE(B)、長岡亮介(G / ペトロールズ)、TAKU(G / 韻シスト)、TAIHEI(Key / Suchmos、賽)、タブゾンビ(Tr / SOIL&"PIMP"SESSIONS)、栗原健(Sax)、滝本尚史(Trombone)の11人。4月15日には公開ライブ形式での収録が実施される。収録にはDisney+のTwitter公式アカウントをフォローし、キャンペーン投稿をリツイートした人の中から抽選で50人が招待される。
岩崎太整 コメント
本ドラマのテーマの一つに<人の縁>というものがあります。
今回は音楽もその縁を大切にしたいと考え、まず年来の知己であったSOIL&"PIMP"SESSIONSの社長に相談しました。
すると、その縁の雫は彼の力によって瞬く間に素敵なバンドへと変わりました。監督の井上剛さんから託された縁のバトンが、このような特別な繋がりを作ってくれたことに感謝します。是非このチームで作る音楽も、ドラマと共に楽しんで貰えると嬉しいです。ご期待ください。
※草なぎ剛のなぎは弓へんに前の旧字体、その下に刀が正式表記。